湯浅監督アドベンチャータイムトークショー そして「Food Chain」1月3日放送決定
湯浅監督のアドネンチャータイムエピソード「Food Chain」1月3日に特別先行放送決定!
シーズン6のエピソードなだけに日本でやるのは当分先になるかと思っていたけど、CNも気がきくね。
と、いう発表があった先日のトークショー。

左から 本郷みつる、湯浅政明、ウニョン
11月16日にマルイシティ渋谷にて、湯浅監督アドベンチャータイムトークショーが開催されました。
これはニコニコ生放送で実況中継され、まあ、私も現地に行けなかったのでそれを見てたわけですがね。
本郷さんは「なぜ自分がよばれたのかわからない」って言ってましたが」

ATグッズで固めたこのファッションは、全部海外からわざわざ輸入した私物。
ガチやないですか!!!ガチのATファンかよ!!!
それだけに、トークショー最後の質問の「好きキャラ」質問がスルーされたのは痛かった・・・
それそれどのキャラが好きなのか聞きたかった!!! そこスルーするとことちゃう。

司会は「 かえる麟」さん
来年アニメ会社に就職が決まった専門学校生らしいです。
どういう経緯で司会することになったのかわからんが、大抜擢やな。
ニコのコメントではかわいいと人気。
トークショーでは「Food Chain」が上映され、それに湯浅監督が解説してゆくという構成。
「Food Chain」は原語のままで吹き替えではなかったのが残念だったけど、まあ、来年に日本語版が放送されるし、これはこれでよかったかも。
湯浅監督のコメンタリーはなんかかわいかったし。
語られた内容をざっとまとめると
・クラウドファンディングの「キックハート」のBacker(投資者)に、アドベンチャータイムのキャラクターデザイナーの人がいて、そこから「湯浅さんで一本作れないか」という話になった
(それまでも外部の変わったアーチストを起用して一本つくらせるということをしていたため、その延長上に湯浅監督起用もあったと思われる
・Backerには他にもATのスタッフがたくさん
・そのエピソードを作るために、会社(「サイエンスSARU」)を設立。
(個人としての雇われスタッフではなく、外注という形になるから「会社」という形が必要だったと思われる)
※このへんは8月の阿佐ヶ谷ロフトAでのトークショーでも語られている
>「湯浅政明と仲間たち」第88回アニメスタイルイベント(2014.8.24):レポート
・「サイエンスSARU」のスタッフはアメリカからやってきた人などで、日本人は湯浅さんだけ。
・「Food Chain」の制作ツールはFlash(アニメーション) +Aftereffects(編集・効果)
・依頼がきたのが2013年1月
そこからイメージスケッチをまとめて4月に渡米して一ヶ月くらいCNスタジオで打ち合わせ
帰国後コンテまとめ
制作に入ったのは6,7月ごろ
完パケが11月
(ほかと兼用しながらなので実時間はまた別)
・とにかく自由にやっていいと言われた
・CNスタジオはシリアル食べ放題
・様々な経歴のスタッフがいる
・あっちのスタッフはランチ先とかでもどこでも落書きばっかしてる
・湯浅さんも落書きしまくってた
・アドベンチャータイムの制作部はCNの中でもちょっと特殊っぽい
(※CNのスタジオはもともと自由な気風だが、特にATはFrederator Studiosの Fred Seibertの力が強いゆえ、自由さが強く保護されていると思っています(私見))
・イメージボードまとめたらスタッフへプレゼン
(アメリカのアニメ業界用語では「ピッチ(Pitch」と呼ばれる制作スタイル。
イメージボードなどを見せながらセリフや内容など作品の流れをスタッフにプレゼンする。
このスタイルはアメリカでもずっと廃れていて、復活したのは近年から。
「スポンジボブ」がこのスタイルで制作されていたことから広まり、今はアメリカのアニメスタジオの定番となった。
プレゼンターが熱演しながらプレゼンするため、あちらではアニメーターが声優兼任することが多いのはこういうとこからきてるんじゃないかと思う
「で、ここでこのキャラが「呪ってやるカモノハシペリー」と叫ぶ・・」「いいじゃん、そのまま声収録しよう」みたいな?
※プレスコだから可能ともいえるけど)
・「うんち」はNG
(ゲロはOKなのが謎のアメリカ基準。
ただ、思い返してみるとカートゥーン下品なネタは多くとも、うんこネタは少ないのがわかるかと
代わりにオナラやゲップネタは多い)


湯浅さんによるイメージボードの数々
最初は宇宙の話とか考えていたらしいが、最終的に食物連鎖の話になった
・ウニョンさんはもともと彫刻の人
こんな感じかな。
すごい興味深い話が多かっただけに、時間が短かったのが残念。(延長あったけど)
6時間くらい聞いていたかった。
序盤の開始遅れも、もったいなかったなー
あと、本郷監督の「テンカイナイト」も海外CNがらみでもあるので、そっちの話も聞いてみたかった。
ATと関係ないけどさー
なんにしても「Food Chain」新春早々、1月3日に日本語版が見れるのは楽しみやね。
最近の日本CNは対応が早くていいね。
シーズン6のエピソードなだけに日本でやるのは当分先になるかと思っていたけど、CNも気がきくね。
と、いう発表があった先日のトークショー。

左から 本郷みつる、湯浅政明、ウニョン
11月16日にマルイシティ渋谷にて、湯浅監督アドベンチャータイムトークショーが開催されました。
これはニコニコ生放送で実況中継され、まあ、私も現地に行けなかったのでそれを見てたわけですがね。
本郷さんは「なぜ自分がよばれたのかわからない」って言ってましたが」

ATグッズで固めたこのファッションは、全部海外からわざわざ輸入した私物。
ガチやないですか!!!ガチのATファンかよ!!!
それだけに、トークショー最後の質問の「好きキャラ」質問がスルーされたのは痛かった・・・
それそれどのキャラが好きなのか聞きたかった!!! そこスルーするとことちゃう。

司会は「 かえる麟」さん
来年アニメ会社に就職が決まった専門学校生らしいです。
どういう経緯で司会することになったのかわからんが、大抜擢やな。
ニコのコメントではかわいいと人気。
トークショーでは「Food Chain」が上映され、それに湯浅監督が解説してゆくという構成。
「Food Chain」は原語のままで吹き替えではなかったのが残念だったけど、まあ、来年に日本語版が放送されるし、これはこれでよかったかも。
湯浅監督のコメンタリーはなんかかわいかったし。
語られた内容をざっとまとめると
・クラウドファンディングの「キックハート」のBacker(投資者)に、アドベンチャータイムのキャラクターデザイナーの人がいて、そこから「湯浅さんで一本作れないか」という話になった
(それまでも外部の変わったアーチストを起用して一本つくらせるということをしていたため、その延長上に湯浅監督起用もあったと思われる
・Backerには他にもATのスタッフがたくさん
・そのエピソードを作るために、会社(「サイエンスSARU」)を設立。
(個人としての雇われスタッフではなく、外注という形になるから「会社」という形が必要だったと思われる)
※このへんは8月の阿佐ヶ谷ロフトAでのトークショーでも語られている
>「湯浅政明と仲間たち」第88回アニメスタイルイベント(2014.8.24):レポート
・「サイエンスSARU」のスタッフはアメリカからやってきた人などで、日本人は湯浅さんだけ。
・「Food Chain」の制作ツールはFlash(アニメーション) +Aftereffects(編集・効果)
・依頼がきたのが2013年1月
そこからイメージスケッチをまとめて4月に渡米して一ヶ月くらいCNスタジオで打ち合わせ
帰国後コンテまとめ
制作に入ったのは6,7月ごろ
完パケが11月
(ほかと兼用しながらなので実時間はまた別)
・とにかく自由にやっていいと言われた
・CNスタジオはシリアル食べ放題
・様々な経歴のスタッフがいる
・あっちのスタッフはランチ先とかでもどこでも落書きばっかしてる
・湯浅さんも落書きしまくってた
・アドベンチャータイムの制作部はCNの中でもちょっと特殊っぽい
(※CNのスタジオはもともと自由な気風だが、特にATはFrederator Studiosの Fred Seibertの力が強いゆえ、自由さが強く保護されていると思っています(私見))
・イメージボードまとめたらスタッフへプレゼン
(アメリカのアニメ業界用語では「ピッチ(Pitch」と呼ばれる制作スタイル。
イメージボードなどを見せながらセリフや内容など作品の流れをスタッフにプレゼンする。
このスタイルはアメリカでもずっと廃れていて、復活したのは近年から。
「スポンジボブ」がこのスタイルで制作されていたことから広まり、今はアメリカのアニメスタジオの定番となった。
プレゼンターが熱演しながらプレゼンするため、あちらではアニメーターが声優兼任することが多いのはこういうとこからきてるんじゃないかと思う
「で、ここでこのキャラが「呪ってやるカモノハシペリー」と叫ぶ・・」「いいじゃん、そのまま声収録しよう」みたいな?
※プレスコだから可能ともいえるけど)
・「うんち」はNG
(ゲロはOKなのが謎のアメリカ基準。
ただ、思い返してみるとカートゥーン下品なネタは多くとも、うんこネタは少ないのがわかるかと
代わりにオナラやゲップネタは多い)


湯浅さんによるイメージボードの数々
最初は宇宙の話とか考えていたらしいが、最終的に食物連鎖の話になった
・ウニョンさんはもともと彫刻の人
こんな感じかな。
すごい興味深い話が多かっただけに、時間が短かったのが残念。(延長あったけど)
6時間くらい聞いていたかった。
序盤の開始遅れも、もったいなかったなー
あと、本郷監督の「テンカイナイト」も海外CNがらみでもあるので、そっちの話も聞いてみたかった。
ATと関係ないけどさー
なんにしても「Food Chain」新春早々、1月3日に日本語版が見れるのは楽しみやね。
最近の日本CNは対応が早くていいね。
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コメント
- ニサ:
- 確かにww商業のためとはいえ、マジキチ度が恐怖のキョーちゃんに及ぶほどでないねえw七話で苦情により打ち切りだったし、1994年の時はやりたい放題だったりだが、cn だってウンコネタをこれぐらい派手にやったら今頃どうなってたか(((o(*゚▽゚*)o)))ガタガタ
- 猫夫:
- スタッフの落書き見たい!!本にならんかな
ATの新アプリのCMでフライング気味に新エピの映像が流れてるんで益々12、1月が楽しみです