アメコミとマンガと日本人
最近は日本の漫画がアメリカのあちこちの出版社から翻訳出版されたり、アメリカ人自身がMANGAを描き始めたりしてますが、それぞれの出版社で微妙に対応が違ってるのがおもしろいところ。
英訳MANGA大手といえばTokyoPopやVizが有名どころですが、
それらとの差別化からかよりマニア向けに特化した感じなのがDel ReyやDarkHorse。
特にDel Reyは最近原典に忠実に修正など加えないとの信念から、修正するくらいなら「18禁」にする!と購入者層をせばめても信念を貫く漢っぷりだ。
(英訳「ラブロマ」では巻末にボケとツッコミの解説があったのには笑った)
他、やおい系に特化したCentral Park Mediaとかいろいろ。
アメコミ老舗大手のDCでもすでにいくつかMANGAは出版されている。
翻訳以外でもアメリカ人作家によるMANGAも続々出始めている。
(それをMANGAと呼ぶかはなんか論議が別れているらしいですが)
ここでもTokyoPopなんかが目立つとこだけど、自分が好きなのはOni PRESSのMANGA。「SHARKIFE」や「SCOTT PILGRIM」なんか好きだ。
個性的な作家の多いOniらしく日本の漫画の亜流ではなくそれぞれ独自の画風を持ってるのがなによりの魅力。
「SHARKIFE」の人は特に注目株で、ものすごい荒削りだけどとにかくカッコいい。
同じ作家さんの「PENG!」はキックボールのスポーツ熱血バトルもの。すげえぜ。
さてそんなアメコミ界で、MANGAとのつきあいがちょっと違うのがMarvel comics。
ここはMANGAそのものを翻訳したり、MANGAを描いたりするのではなく、自分とこのアメコミを日本人作家に描かせるということを積極的におこなってきた。他でもあるかもしれないけど、日本人でアメコミ作家として活躍してる人はほとんどマーブルだと思う。
古いところはほっといて、今現役バリバリ進行形アメコミ作家として活躍してる日本人といえば
グリヒル
榊原瑞紀
中塚真
Takeshi Miyazawa(カナダ在住だが一応日系ということで)
などでしょうか。
日本人作家じゃないけど、マンガスタイルの牽引者だったAdam Warren
の「LIVEWIRES」なんてそのノリに近い路線だろうか。(ニンジャ、ゴスロリ、お嬢様、そして主人公はメガネっ子)
最近は作家自身がblogなどで情報を発信しているので、いろいろ謎だったアメコミ制作事情などがよくわかるようになってきました。
その中でもおすすめなのがこちらのManga-ka@NYC
ニューヨーク在住の漫画家さんのblog
日本の漫画システムとアメコミ式システムの違いがとてもよく実感できる記事が多く、よく拝見しています。
出版社にもよると思うけど、アメコミ式分業システムでは、分業がキッチリわけられていて、完成までの「途中に関わる」といったとこが強いのが特徴みたいです。
具体的に言うと、ペンシルワークした後インカーに渡されるが、その後どうなってるのか本が発売されるまで本人にも分からないという感じでしょうか。
なので、ライターはコマワリ指定までガッチリ書くし、ペンシラーはものすごい緻密に下書きを書く。
破綻が少ない代わりに、制約多そうで大変そうだなあと自分は思うのですが、どーなんでしょうかね。あと、アメリカなだけに契約とか大変そう。
その分作家の国籍が多様ともいえるかもしれない。
日本の場合、日本の漫画はほとんどが日本人作家だけしかいない状況ですが、アメコミの場合は古くから国籍は多様だったように思えます。
アメリカにいなくともアメコミ作家家業をしている人は多いですね。
日本の場合は、そもそも外国人作家の窓口もなく編集の方もあまりやる気がない感じ。
MANGAを描きたいと思っているアーチストは今や世界中にいっぱいいるのですが、自国では自国作家による執筆需要がほとんどなく、日本にその活動場を求めても、門前払い。そこでアメリカでデビューすることが多い。
ん~~と、結局なにがいいたいのかさっぱり自分でもわからなくなってきたけど、とにかくアメコミとマンガをめぐる状況は今も常に変化していて、この先どう多様に変化してゆくかわからないというのが面白いなあ、ということです。
あ、そういえば日系といえばUsagi Yojimboのスタン・サカイ先生もいたね。
英訳MANGA大手といえばTokyoPopやVizが有名どころですが、
それらとの差別化からかよりマニア向けに特化した感じなのがDel ReyやDarkHorse。
特にDel Reyは最近原典に忠実に修正など加えないとの信念から、修正するくらいなら「18禁」にする!と購入者層をせばめても信念を貫く漢っぷりだ。
(英訳「ラブロマ」では巻末にボケとツッコミの解説があったのには笑った)
他、やおい系に特化したCentral Park Mediaとかいろいろ。
アメコミ老舗大手のDCでもすでにいくつかMANGAは出版されている。
翻訳以外でもアメリカ人作家によるMANGAも続々出始めている。
(それをMANGAと呼ぶかはなんか論議が別れているらしいですが)
ここでもTokyoPopなんかが目立つとこだけど、自分が好きなのはOni PRESSのMANGA。「SHARKIFE」や「SCOTT PILGRIM」なんか好きだ。
個性的な作家の多いOniらしく日本の漫画の亜流ではなくそれぞれ独自の画風を持ってるのがなによりの魅力。
「SHARKIFE」の人は特に注目株で、ものすごい荒削りだけどとにかくカッコいい。
同じ作家さんの「PENG!」はキックボールのスポーツ熱血バトルもの。すげえぜ。
さてそんなアメコミ界で、MANGAとのつきあいがちょっと違うのがMarvel comics。
ここはMANGAそのものを翻訳したり、MANGAを描いたりするのではなく、自分とこのアメコミを日本人作家に描かせるということを積極的におこなってきた。他でもあるかもしれないけど、日本人でアメコミ作家として活躍してる人はほとんどマーブルだと思う。
古いところはほっといて、今現役バリバリ進行形アメコミ作家として活躍してる日本人といえば
グリヒル
榊原瑞紀
中塚真
Takeshi Miyazawa(カナダ在住だが一応日系ということで)
などでしょうか。
日本人作家じゃないけど、マンガスタイルの牽引者だったAdam Warren
の「LIVEWIRES」なんてそのノリに近い路線だろうか。(ニンジャ、ゴスロリ、お嬢様、そして主人公はメガネっ子)
最近は作家自身がblogなどで情報を発信しているので、いろいろ謎だったアメコミ制作事情などがよくわかるようになってきました。
その中でもおすすめなのがこちらのManga-ka@NYC
ニューヨーク在住の漫画家さんのblog
日本の漫画システムとアメコミ式システムの違いがとてもよく実感できる記事が多く、よく拝見しています。
出版社にもよると思うけど、アメコミ式分業システムでは、分業がキッチリわけられていて、完成までの「途中に関わる」といったとこが強いのが特徴みたいです。
具体的に言うと、ペンシルワークした後インカーに渡されるが、その後どうなってるのか本が発売されるまで本人にも分からないという感じでしょうか。
なので、ライターはコマワリ指定までガッチリ書くし、ペンシラーはものすごい緻密に下書きを書く。
破綻が少ない代わりに、制約多そうで大変そうだなあと自分は思うのですが、どーなんでしょうかね。あと、アメリカなだけに契約とか大変そう。
その分作家の国籍が多様ともいえるかもしれない。
日本の場合、日本の漫画はほとんどが日本人作家だけしかいない状況ですが、アメコミの場合は古くから国籍は多様だったように思えます。
アメリカにいなくともアメコミ作家家業をしている人は多いですね。
日本の場合は、そもそも外国人作家の窓口もなく編集の方もあまりやる気がない感じ。
MANGAを描きたいと思っているアーチストは今や世界中にいっぱいいるのですが、自国では自国作家による執筆需要がほとんどなく、日本にその活動場を求めても、門前払い。そこでアメリカでデビューすることが多い。
ん~~と、結局なにがいいたいのかさっぱり自分でもわからなくなってきたけど、とにかくアメコミとマンガをめぐる状況は今も常に変化していて、この先どう多様に変化してゆくかわからないというのが面白いなあ、ということです。
あ、そういえば日系といえばUsagi Yojimboのスタン・サカイ先生もいたね。
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あれこれ
夜のスポーツニュースを見ていたら、ゴルフの宮里藍のニュースが。
スーパー女子高生って紹介されていて、キム・ポッシブルかよ、ははははと笑っていたら
BGMにTeenTitansテーマが流れてビックリした!!もちろん英語版の方が(笑)
宮里藍のとこでずっと流れていたのでほぼフルコーラス?おかげで全然ニュースの内容は頭に入らなかったです。まさか地上波で「ティーンタイタンズ!!」の叫びが聞けるとは思わなかった。
ディズニーファンを読んでいたら、巻末の読者コーナーでキムの格好をした写真が投稿されていた。ドライヤーガンとルーファスのぬいぐるみは手作りだそうです。すげえ!!(雑誌本編にはキムの話はまったくないんだけどね)
そーいや、去年の夏くらいに少女向けファッション雑誌「ラブベリー」にもキムの格好のお姉さんが出ていてキムも紹介されていたとかなんとか。
web拍手
>あ、私もCOMIXの店員ムカつきます。
わかるわかる。アメコミ知識はともかく本屋の店員としてどうかと思うこと多々。
でも、この前の店員さんはアメコミ知識もあったうえに接客態度もよかった。1人くらいはまともなのがいるみたいです。というか「普通」で感動するってのもどうかと思うけど(笑)
>先生、ぢぇにぃさんが見たいです(つД`)(1コインDVDにならんものか…)
ニコロデオンも出せばいいのに・・・1コインならリスクは低いんじゃないでしょうかねえ。
そーいえば、スポンジボブは今BSで放送してるんだっけ?
cookさんもがしパコミック描くんですね、パワパフ一筋だと思ってたのに・・・
生きてゆくためですから~。でも、ブロックパーティーに組み込まれる予定のパワパフコミックでも継続して描くみたいですし。
海外のコミックアーチストは大変なんですよ。単行本化されても印税とか入らないから、連載契約が切れるともうたいへん。コミックだけでは喰ってゆくの難しいので、原画を売ったり、コンベンションでイラスト描いて売ったりするのも重要な収入源だったりするらしいです。がんばれ~(もちろん売れてる人は売れてるけど)
あっ!マルさん復活してた!>ジーザス!ジーザス!
スーパー女子高生って紹介されていて、キム・ポッシブルかよ、ははははと笑っていたら
BGMにTeenTitansテーマが流れてビックリした!!もちろん英語版の方が(笑)
宮里藍のとこでずっと流れていたのでほぼフルコーラス?おかげで全然ニュースの内容は頭に入らなかったです。まさか地上波で「ティーンタイタンズ!!」の叫びが聞けるとは思わなかった。
ディズニーファンを読んでいたら、巻末の読者コーナーでキムの格好をした写真が投稿されていた。ドライヤーガンとルーファスのぬいぐるみは手作りだそうです。すげえ!!(雑誌本編にはキムの話はまったくないんだけどね)
そーいや、去年の夏くらいに少女向けファッション雑誌「ラブベリー」にもキムの格好のお姉さんが出ていてキムも紹介されていたとかなんとか。
web拍手
>あ、私もCOMIXの店員ムカつきます。
わかるわかる。アメコミ知識はともかく本屋の店員としてどうかと思うこと多々。
でも、この前の店員さんはアメコミ知識もあったうえに接客態度もよかった。1人くらいはまともなのがいるみたいです。というか「普通」で感動するってのもどうかと思うけど(笑)
>先生、ぢぇにぃさんが見たいです(つД`)(1コインDVDにならんものか…)
ニコロデオンも出せばいいのに・・・1コインならリスクは低いんじゃないでしょうかねえ。
そーいえば、スポンジボブは今BSで放送してるんだっけ?
cookさんもがしパコミック描くんですね、パワパフ一筋だと思ってたのに・・・
生きてゆくためですから~。でも、ブロックパーティーに組み込まれる予定のパワパフコミックでも継続して描くみたいですし。
海外のコミックアーチストは大変なんですよ。単行本化されても印税とか入らないから、連載契約が切れるともうたいへん。コミックだけでは喰ってゆくの難しいので、原画を売ったり、コンベンションでイラスト描いて売ったりするのも重要な収入源だったりするらしいです。がんばれ~(もちろん売れてる人は売れてるけど)
あっ!マルさん復活してた!>ジーザス!ジーザス!
第33回 アニー賞結果発表
アニー賞結果出ました>公式サイト
以前ノミネートの時に書いたエントリはこちら
さて予想は当たったかな?
最優秀映画部門ではでは大方の予想通り
「ウォレスとグルミッド」
まあそうだろうなあ・・・・他でも賞とりまくりで、ぶっちぎりの強さ。
この勢いならおそらくアカデミー賞でも受賞確実でしょう。
工場焼けたけどこれからも頑張ってくださいアードマンスタジオ。
ホームビデオ部門(OVA)では
「リロ&スティッチ2」
まあ、他がどーしようもなさそうなものだしなあ。
コマーシャルとかショートとかはよくわからないので割愛して、もっとも気になるのは
Best Animated Television Production
(最優秀テレビ部門)
「SW クローン大戦2」
うぇぇぇぇぇん、ジェニーさん落選!!ゲンディ強すぎ!!
以下その他の賞を細かくみてゆこう
以前ノミネートの時に書いたエントリはこちら
さて予想は当たったかな?
最優秀映画部門ではでは大方の予想通り
「ウォレスとグルミッド」
まあそうだろうなあ・・・・他でも賞とりまくりで、ぶっちぎりの強さ。
この勢いならおそらくアカデミー賞でも受賞確実でしょう。
工場焼けたけどこれからも頑張ってくださいアードマンスタジオ。
ホームビデオ部門(OVA)では
「リロ&スティッチ2」
まあ、他がどーしようもなさそうなものだしなあ。
コマーシャルとかショートとかはよくわからないので割愛して、もっとも気になるのは
Best Animated Television Production
(最優秀テレビ部門)
「SW クローン大戦2」
うぇぇぇぇぇん、ジェニーさん落選!!ゲンディ強すぎ!!
以下その他の賞を細かくみてゆこう
ハイハイブンブンアトミック
日曜のキュート系カートゥーン
・アトミックベティ
うーーーーん。一言で言うと「たあいない」
なんだろうこのどっかで感じたような感触は・・・・
あ、ティーモ・シュプリーモ! あれだ!
魚の司令官がなんだかケビン知事に見えてきた。
ベティちゃんの「足」はいいんだが・・・さて、どうしよう。
主題歌は英語のままでしたね。ま、別にいいんだけどもさ。
・ハイハイパフィー
カズばっかり。おはスタ放送チョイスはよくわからんな。神になったカズもやってたし、そんなにカズが好きなのか?
猫たちがようやっとまともに紹介された回でしょうか。
黒いほうがYumiの猫でジャンケン。白い方がAmiの猫でテキライ。さてそこでCNJのキャラクター一覧を確認です。そのうち修正してね。
・ブンブンマギー
録画失敗してたみたいなので夜中の分を録って明日見よう。
どれも(多分)フラッシュ制作で似たようなタイプだからつい比較しちゃうけど、映像のクオリティとしてはブンブンマギーが一番かな?ただハイハイは、ああいうチープな感じを狙ってるという気がするので、それはそれで良しという気がします。
ベティはなんだか中途半端。
・アトミックベティ
うーーーーん。一言で言うと「たあいない」
なんだろうこのどっかで感じたような感触は・・・・
あ、ティーモ・シュプリーモ! あれだ!
魚の司令官がなんだかケビン知事に見えてきた。
ベティちゃんの「足」はいいんだが・・・さて、どうしよう。
主題歌は英語のままでしたね。ま、別にいいんだけどもさ。
・ハイハイパフィー
カズばっかり。おはスタ放送チョイスはよくわからんな。神になったカズもやってたし、そんなにカズが好きなのか?
猫たちがようやっとまともに紹介された回でしょうか。
黒いほうがYumiの猫でジャンケン。白い方がAmiの猫でテキライ。さてそこでCNJのキャラクター一覧を確認です。そのうち修正してね。
・ブンブンマギー
録画失敗してたみたいなので夜中の分を録って明日見よう。
どれも(多分)フラッシュ制作で似たようなタイプだからつい比較しちゃうけど、映像のクオリティとしてはブンブンマギーが一番かな?ただハイハイは、ああいうチープな感じを狙ってるという気がするので、それはそれで良しという気がします。
ベティはなんだか中途半端。