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CallToons

Cartoon NetworkがEricssonと提携し、人気アニメキャラクターによる着信音サービスを計画している。
まあ日本じゃなくてアメリカの話。
日本では珍しくない話だけど、ケータイに関しては日本ほど伸びていなかったアメリカでも今や凄い勢いで普及してきたってことだろう。ちょっと前のカートゥーンでは携帯電話を持っているシーンはほとんどみられなかったが、最近は多いものね。
ただ、このサービスは特許申請中ということもあって、普通の着信音とは違って、もうちょっとインテリジェンスなシステムということらしい。
「それぞれの声や性格がそのまま着信音に反映される」
「当社は、携帯電話の一般的な通知や表示に人格を与えようとしている」

なんか人工知能モドキというか、デスクトップマスコットみたいなものを想定してるんかしら。
問題はこのキャラクターにブルーを使おうと考えてるということだ。

絶対3日でケータイを壊したくなるね!

むしろフランキーが出ないかなあ。チーズぶっかけて「ひどい!」とか言わせたい。

ところで「ヨコロビデオ」のブルー。あれ絶対演技だよね。

web拍手
>「赤毛さん祭り」にカーレッジのフレッドが乱入したら面白いと思います(笑)
ぜひ、あなたが!!!
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デクスターズラボ

タイタンズは初回の頃のような「日本アニメの手法をとりいれてみました」というような妙なチクハグさがすっかり無くなって、もう完全に自分たちのスタイルにしちゃってる感じだ。でもやっぱりタイタンズらしさはしっかり残ってる。
ビリマンCMも始まってワクワク。ついにPPGコス話やるね。
トゥーンディズニーではカンフー・ウィークが始まり、ドラゴンブースターも新作開始。モンキーチームもこれから毎週新作だし、新作ラッシュでぜんぜん追いつかない。

そんな中なのに、なぜかデクスターズラボをまた見始めた。
改めてちゃんと見返すのは数年ぶりかもしれないが、逆に「今」だからこそいろんな見方が出来て新鮮でおもしろい。
ゲンディにマクラッケンにレンゼッティにハートマン・・豪華だ。
といっても今だから言えることなんだが。
当時は新人も新人。なにしろアニメ学校を卒業したばかりの、ついこの間まで学生だったペーペー連中に監督させて、まるごと制作させてるんだから、よく考えたらすごい異常なことだ。
日本だったらまだ動画でひーひー言ってるレベルのはずだ。

だから話としては完成度という面ではあまり高くないうえに、学生気分が抜けてないような悪ノリだらけ。セオリーとか無視してるもんな~~
そこがまた新鮮で斬新だったわけなんだろうが、そんな大抜擢をした当時のハンナ・ベーベラ社長にして現フレドレタースタジオの社長のフレッド・セイバートが凄いといえば凄い。
ただ、地上波ではなく、まだ始まったばかりの無法地帯ケーブル専門TV局だからこそできた芸当だったのかもしれないけど。(日本で言ったら深夜帯枠みたいな感覚に近いのかな)

自分はパワーパフガールズからカートゥーンについて知るようになったから、そのあたりが標準になっていたが、他の作品もいろいろと知るようになって再び見返すと、突出してヘン。破綻しまくりで、あのオチの無さも異常。
「ディディの新作ダンス」など、それゆえに笑ってしまった。なにこれ。
今では同時代の作品の情報も見たり知る事もできるようになって分かるようになったが、カートゥーンが皆こういう作品なのではない。デクスターズラボがこういう作品なのだ。
カートゥーンにしてもアメコミにしても天才少年(boy genius)ものというジャンルはあるものの、デクスターはこれに当てはまらないなあ。なんか違う。

あとなんかキャラクター性が薄い? ギャラクター劇としてのギャグではなく、話として、演出としてのギャグのみで構成されているような気がする。逆に後期になってキャラクター性を帯びてくると、面白みが薄れてくるという不思議。
特にゲンディが監督してた話が顕著な気がする。見終わってどこが面白かったのか言葉にしようとすると言葉にならないんだよなあ。
とちがみさんの考察「「デークスターズラボ」のクリス・サヴィーノはなぜつまらなかったのか」を読んで、自分はこのキャラクター性の希薄さに要因があるのではないかと思った。(キャラクター性の薄さというとちょっと違うかな?キャラクターの底の浅さというべきか)
キャラクター性が強いPPGが、マクラッケンが抜けてもそれなりに維持できたのと対比できるのではないかと。

当時はまったく気にしていなかったが、話ごとの監督やスタッフで見てみるのも面白い。
この前やっていた「ロボットの恩返し」。これはロブ・レンゼッティ担当の回。
本人はかなり気に入っていたのかも知れない。ロボットと少女というのはティーンロボットの原案にあたるプロットだからだ。(ティーンロボットは最初はロボットと少女の物語が原案だったが、途中で少女ロボットの話に変更され今に至る)
レンゼッティ回はロボットや改造ネタが多いなあ。

今のとこButch Hartmanらしさというところまでは分からない。シュールすぎるゲンディと比べると、若干ちゃんと話を作ろうとしている傾向はあるのかな?

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