コラライン観たよ!

さっそくコラライン観てきました!
おもしろかった~~~。これ最高。
OPからしていいのですが、本編始まって動きだしたコララインで、もう鳥肌。
いきなりダウジングとか始めて、ちょっとふらふらしてるとことか・・・速攻でハートわしづかみされました。
カートゥーンは動くと魅力的といいますが、コララインも動くとめちゃめちゃキュートなのよ!
予告編とかで動くとこは観てましたが、映画館で観ると全然違うわ。なんでやろ。映画館効果?3Dだから?
大画面でディティールがはっきり見えるってとこかも。
ストップモーションとしては、「コープスブライド」より断然いい。コープスブライドはなめらかすぎてそれほどグッとこなかったんだけど、コララインはいいです。動きだけでずっと感動してられる。
コララインも撮影後デジタル処理してるんだけど、ストップモーションのいいとこがそのまま残ってる感じ。「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」の動きはこれだよなあ。
あと、服がね、服がね、いいの。
カールじいさんとか観ると、こういうのは今では3DCGでも出来そうとは思うんだけど、違うんだよ。何が違うのかはわからないけど。
しかも、洋服がまたよく変わるんですよ。(どんだけめんどくさいことしてんのかと)
コララインやママの服がどれもステキ。
どれもよかったけど、映画最後に着てる服がなかなか可愛かったです。
手縫いで作られたコララインのお洋服。カワイイ~~~~~
こういう感じ・・・つうか、部屋も含めて、ドールハウスぽい感じが。
ドールハウスとか好きな人にはたまらんのではないでしょうか。
プロップデザインというか、登場するガジェットがいちいちツボです。
メカカマキリやらメカゴキブリやらもよかったけど、もっと細かいところで、カメラがライカだったりとか!
それと老婦人たちが住んでる部屋の「絵」が、すごくいいの!あれ最高。
あと、食べ物がめちゃめちゃおいしそうなのには感動したわー!それだけで自分の中では評価ワンランクアップです。
食い物といえばタフィーも出てきます(笑)
あえて残念なとこをあげれば、3人のゴーストかなあ。
ゴーストだけあって半透明にCG処理されてるんですが、そこがなあ・・・なんか浮いてるんだよなあ。
あんなエフェクトなんかしないで、あれもストップモーションで処理してほしかった。見立ての世界なんだから、演出次第でなんとかなるはずなのに。惜しい。
水とか固形なのに液体ぽく動く表現とか、すごくストップモーション的ですばらしいじゃないですか。ああいう感じでさ・・・
暖炉の煙とはすごく良かったのに。
「神は細部に宿る」命なきものに命が宿るアニメーションの神髄がここに。
お気に入りのシーンは、あっちの世界の「庭」のとこ。あれはよかった・・・
あっちの世界に抜け出たとこの部屋の、温度が3度くらい下がる感じも好きですが。
そういえば、コララインの人形は顔を二分割して上下別パーツになってるようですね。観て納得したわ。
口の動きに合わせてアゴもばっかんばっかん動くもの。口の演技のこだわりはさすが。
吹き替え版を観たのですが、英語版だとリップシンクしてんだろうなあ。