KNDキャラ人気投票
「KND ハチャメチャ大作戦」人気キャラクター投票!
CN公式の人気投票、今回はKNDです。
これは気になりますねえ。セクターVのメンバーの他にファーザーやおすまし、クリーなどもいますが、果たして人気のほどは・・・
現時点(14日22時)で確認したところ、トップはクキ、2位がナイジー、3位がアビー、4位がワラビーとこの辺が人気上位。その中でもクキの人気がとびぬけているようです。
あれ?ホーギー・・・・・
ホーギーの人気の無さに涙する。
うん、わかるよ。キミはタイタンズでいえばサイボーグポジションなんだよね。うんうん。
まだ始まったばかりなので、今後どうなっていくか注目。
CN公式の人気投票、今回はKNDです。
これは気になりますねえ。セクターVのメンバーの他にファーザーやおすまし、クリーなどもいますが、果たして人気のほどは・・・
現時点(14日22時)で確認したところ、トップはクキ、2位がナイジー、3位がアビー、4位がワラビーとこの辺が人気上位。その中でもクキの人気がとびぬけているようです。
あれ?ホーギー・・・・・
ホーギーの人気の無さに涙する。
うん、わかるよ。キミはタイタンズでいえばサイボーグポジションなんだよね。うんうん。
まだ始まったばかりなので、今後どうなっていくか注目。
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最近のアメリカCartoon状況
パワーレンジャー、ニコロデオンで放送開始
ディズニーJETIX扱いだったパワーレンジャーがニコロデオンに移籍。
最近の(海外の)Cartoon状況を象徴しているようで、とても興味深い事件である。
なので、この背景と動きをまとめてみる。
■ニコロデオン
子供向けコンテンツでは今でも圧倒的強さを誇るニコロデオンですが、ティーン向けコンテンツが弱かった。
(かつてはティーンになるとアニメからは卒業というパターンだったが、日本と同じように年齢があがっても見続けるようになる。昔はそこを補う作品そのものが少なかったが、まさにそこにスッポリはまる「日本アニメ」が入るようになってから、配給側がそれに気がついたとも思える)
そこで少しずつそういった「ティーン向け・アクション作品(男の子向け?)」を増やしていき、今はそれらはNicktoonと呼ばれる枠となる。
そこでの最大のヒットは映画化しもうじき公開される「アバター 伝説の少年アン」。
ただ、アバターも現在は完結。それを埋めるべくマーベル・アメコミヒーローのアニメを連発。
「Iron Man Armored Adventures」「Wolverine and the X-Men」「Fantastic Four」
しかし、そこでディズニーによるマーベル買収がおこる。
契約上、現在のコンテンツはそのまま放送できるが、今後マーベルアメコミヒーロー作品の新作は無理だろう。
この事件によって一番危機感をもったのはニコロデオンで、猛烈な勢いで穴をうめるべく強化しはじめる。
・ドラゴンボールZ(DB改)の放送
・潰れかけていた4Kidsからニンジャタートルズの全権利を取得(新作TVシリーズを制作予定)
・放置していたインベーダージムの復活
・そしてパワーレンジャー
このへんのニックの迷走っぷりは前に紹介したdidjのゲーム「Nicktoons Android Invasion」を見てもわかる。人気キャラクターを集めたのだろうが、スポンジボブ以外のダニーファントムやエル・ティグレ、インベーダジムなどはニコロデオン自らが「打ち切り」した番組だ。
■ディズニー
一方、ディズニーは男の子向け強化のためにFOX KidsおよびヨーロッパのSabanを買収。それがJETIXとなる。
Sabanのオリジナルアニメーション作品が「W.I.T.C.H.」。
JETIXオリジナル作品が「モンキーチーム」や「ゲット・エド」。
そしてSabanの象徴的存在だったのが「パワーレンジャー」だったのだが、今回ディズニーがこれを手放したということは、すなわちJETIXの完全崩壊を意味する。
トゥーンディズニーとJETIXの統合「ディズニーXD」は一部コンテンツを継続しているものの、別体制になったと考えていいかもしれない。
JETIXで擁していたこれらを捨て去り、「これからはこの枠はマーベルヒーローで埋めるよ」というのが今後の方針のようだ。
当初Kids WB!で放送されていた「The Spectacular Spider-Man」はディズニーXDに移ったが、これはディズニースタジオ製では無かったために余韻を残したまま制作終了。
ディズニーでその後が作られるかもしれないという噂もあったが、結局仕切り直しで今度は新しく「Ultimate Spider-Man」が作られると言う。
他、アベンジャーズのアニメシリーズ(Avengers: Earth's Mightest Heroes)も予定
そういうこともあり、アイアンマン・ザ・アドベンチャーズ(Iron Man Armored Adventures)の2期の制作も正直不透明な段階だ。
また、ニックのドラゴンボールに対抗してかディズニーXDは「ナルト疾風伝」を取得。
ところで、今回のパワーレンジャーの件は正確には「ディズニーが買収したパワーレンジャーの権利をSabanが買い戻し、ニコロデオンに配給」ということである。
ディズニーのSaban Entertainment買収により、サバンは一線を退き、その専属アニメーション制作会社「SIP Animation」も解散(これによりW.I.T.C.H.も続編が作られることなく終了)。
そこで再びサバン氏が業界に復活というのは、また再び「JETIX的ななにか」の復活に繋がるのか、はたまたパワーレンジャーのみなのか、今後の動向が気になるところ。
■カートゥーンネットワーク
CartoonNetworkはそういう業界の動向からわりとマイペース?
ワーナーアニメーションスタジオとカートゥーンネットワークスタジオという2つ独自制作会社をもつ強みか、今でも豊富な作品群を作り続けている。
ワーナーDCヒーローのシリーズ、マニア向けのadultswim、ティーン向けもティーンタイタンズやBEN10、いわゆるカートゥーン作品もありとバランス良く充実している。
それでも「アニメ専門チャンネル」というところが逆にアダとなり、「実写系ドラマ作品」の無さが弱点として指摘され、一時実写系にも手がける動きがあったが、結局それらが主流となることは今でも無いようだ。
(ベン10の実写版スペシャルなど、スポット的には作られても、比率は圧倒的に少ない)
ここ最近のカートゥーン作品でニコロデオンで活躍していたクリエイターたちがCNに多く来ているのは、2008年のニコロデオンスタジオのアニメーター大量レイオフの影響だろうか。
そんなCNでの特徴的な変化といえば「日本アニメの撤退」かもしれない。
もともと早くから日本アニメをアメリカで放送していたのはCNで、(アメリカにおいては)それがウリになっていた。
昔あったToonamiと言う枠は「日本アニメ枠」だったが、徐々に「アクションアニメ枠」と変貌し、そして消滅。
日本でのリメイク作品「パワパフガールズZ」、日本のアニメスタジオで作られた「バットマン ゴッサムナイト」など日本とのコラボ企画が一時出たものの、現在は「日本アニメ的な作品は自社で作る」(ノリは全然違うんだけどね)という方針に代っているようだ。
それが、「北米のみPPGZが放送されていない」という状況を生み出しているのかもしれない。
■animeとmanga
21世紀になってから海外でファンが増大した日本のanimeやmanga。
現在でもアニメコンベンション参加数などは増大しており人気もあるのだが、商業的には苦しい状況となっている。
ようするにファンは増えているのにDVDや翻訳mangaが売れなくなってきているということだ。
Major Layoffs at Viz
つい先日報じられた、北米manga翻訳会社「VIZ Media」の4割レイオフが象徴的。
他にもanime ,manga翻訳関連業は撤退や縮小はしばらく前から続いている。
ADVやジェネオン(Geneon Entertainment USA)の完全撤退。それらを引き継いで最大大手となったFUNimationもまた事業縮小、とそんなんばかりが続く。
BANDAI ENTERTAINMENTもかなりヤバいと聞く。
そんななか、そういったmangaやanimeを見て育った世代がオリジナルmangaを描き始める。
その数も増えてはいるが、技術的にも発展途上というところもあり、成熟した日本のマンガ作品らに比べると、売り上げ的にもまだまだ遠く及ばないようだ。
最近はオリジナルmangaの弱点だった、未熟なストーリー性と低い知名度を補う「人気小説を原作とした北米manga」とうものが台頭しはじめている。
出版社側はこれらをキラーコンテンツ化したいようだが、はたしてどうなるか。こちらはもう少し様子を見てみたい。
とまあ、こんな感じかしらん?
ディズニーJETIX扱いだったパワーレンジャーがニコロデオンに移籍。
最近の(海外の)Cartoon状況を象徴しているようで、とても興味深い事件である。
なので、この背景と動きをまとめてみる。
■ニコロデオン
子供向けコンテンツでは今でも圧倒的強さを誇るニコロデオンですが、ティーン向けコンテンツが弱かった。
(かつてはティーンになるとアニメからは卒業というパターンだったが、日本と同じように年齢があがっても見続けるようになる。昔はそこを補う作品そのものが少なかったが、まさにそこにスッポリはまる「日本アニメ」が入るようになってから、配給側がそれに気がついたとも思える)
そこで少しずつそういった「ティーン向け・アクション作品(男の子向け?)」を増やしていき、今はそれらはNicktoonと呼ばれる枠となる。
そこでの最大のヒットは映画化しもうじき公開される「アバター 伝説の少年アン」。
ただ、アバターも現在は完結。それを埋めるべくマーベル・アメコミヒーローのアニメを連発。
「Iron Man Armored Adventures」「Wolverine and the X-Men」「Fantastic Four」
しかし、そこでディズニーによるマーベル買収がおこる。
契約上、現在のコンテンツはそのまま放送できるが、今後マーベルアメコミヒーロー作品の新作は無理だろう。
この事件によって一番危機感をもったのはニコロデオンで、猛烈な勢いで穴をうめるべく強化しはじめる。
・ドラゴンボールZ(DB改)の放送
・潰れかけていた4Kidsからニンジャタートルズの全権利を取得(新作TVシリーズを制作予定)
・放置していたインベーダージムの復活
・そしてパワーレンジャー
このへんのニックの迷走っぷりは前に紹介したdidjのゲーム「Nicktoons Android Invasion」を見てもわかる。人気キャラクターを集めたのだろうが、スポンジボブ以外のダニーファントムやエル・ティグレ、インベーダジムなどはニコロデオン自らが「打ち切り」した番組だ。
■ディズニー
一方、ディズニーは男の子向け強化のためにFOX KidsおよびヨーロッパのSabanを買収。それがJETIXとなる。
Sabanのオリジナルアニメーション作品が「W.I.T.C.H.」。
JETIXオリジナル作品が「モンキーチーム」や「ゲット・エド」。
そしてSabanの象徴的存在だったのが「パワーレンジャー」だったのだが、今回ディズニーがこれを手放したということは、すなわちJETIXの完全崩壊を意味する。
トゥーンディズニーとJETIXの統合「ディズニーXD」は一部コンテンツを継続しているものの、別体制になったと考えていいかもしれない。
JETIXで擁していたこれらを捨て去り、「これからはこの枠はマーベルヒーローで埋めるよ」というのが今後の方針のようだ。
当初Kids WB!で放送されていた「The Spectacular Spider-Man」はディズニーXDに移ったが、これはディズニースタジオ製では無かったために余韻を残したまま制作終了。
ディズニーでその後が作られるかもしれないという噂もあったが、結局仕切り直しで今度は新しく「Ultimate Spider-Man」が作られると言う。
他、アベンジャーズのアニメシリーズ(Avengers: Earth's Mightest Heroes)も予定
そういうこともあり、アイアンマン・ザ・アドベンチャーズ(Iron Man Armored Adventures)の2期の制作も正直不透明な段階だ。
また、ニックのドラゴンボールに対抗してかディズニーXDは「ナルト疾風伝」を取得。
ところで、今回のパワーレンジャーの件は正確には「ディズニーが買収したパワーレンジャーの権利をSabanが買い戻し、ニコロデオンに配給」ということである。
ディズニーのSaban Entertainment買収により、サバンは一線を退き、その専属アニメーション制作会社「SIP Animation」も解散(これによりW.I.T.C.H.も続編が作られることなく終了)。
そこで再びサバン氏が業界に復活というのは、また再び「JETIX的ななにか」の復活に繋がるのか、はたまたパワーレンジャーのみなのか、今後の動向が気になるところ。
■カートゥーンネットワーク
CartoonNetworkはそういう業界の動向からわりとマイペース?
ワーナーアニメーションスタジオとカートゥーンネットワークスタジオという2つ独自制作会社をもつ強みか、今でも豊富な作品群を作り続けている。
ワーナーDCヒーローのシリーズ、マニア向けのadultswim、ティーン向けもティーンタイタンズやBEN10、いわゆるカートゥーン作品もありとバランス良く充実している。
それでも「アニメ専門チャンネル」というところが逆にアダとなり、「実写系ドラマ作品」の無さが弱点として指摘され、一時実写系にも手がける動きがあったが、結局それらが主流となることは今でも無いようだ。
(ベン10の実写版スペシャルなど、スポット的には作られても、比率は圧倒的に少ない)
ここ最近のカートゥーン作品でニコロデオンで活躍していたクリエイターたちがCNに多く来ているのは、2008年のニコロデオンスタジオのアニメーター大量レイオフの影響だろうか。
そんなCNでの特徴的な変化といえば「日本アニメの撤退」かもしれない。
もともと早くから日本アニメをアメリカで放送していたのはCNで、(アメリカにおいては)それがウリになっていた。
昔あったToonamiと言う枠は「日本アニメ枠」だったが、徐々に「アクションアニメ枠」と変貌し、そして消滅。
日本でのリメイク作品「パワパフガールズZ」、日本のアニメスタジオで作られた「バットマン ゴッサムナイト」など日本とのコラボ企画が一時出たものの、現在は「日本アニメ的な作品は自社で作る」(ノリは全然違うんだけどね)という方針に代っているようだ。
それが、「北米のみPPGZが放送されていない」という状況を生み出しているのかもしれない。
■animeとmanga
21世紀になってから海外でファンが増大した日本のanimeやmanga。
現在でもアニメコンベンション参加数などは増大しており人気もあるのだが、商業的には苦しい状況となっている。
ようするにファンは増えているのにDVDや翻訳mangaが売れなくなってきているということだ。
Major Layoffs at Viz
つい先日報じられた、北米manga翻訳会社「VIZ Media」の4割レイオフが象徴的。
他にもanime ,manga翻訳関連業は撤退や縮小はしばらく前から続いている。
ADVやジェネオン(Geneon Entertainment USA)の完全撤退。それらを引き継いで最大大手となったFUNimationもまた事業縮小、とそんなんばかりが続く。
BANDAI ENTERTAINMENTもかなりヤバいと聞く。
そんななか、そういったmangaやanimeを見て育った世代がオリジナルmangaを描き始める。
その数も増えてはいるが、技術的にも発展途上というところもあり、成熟した日本のマンガ作品らに比べると、売り上げ的にもまだまだ遠く及ばないようだ。
最近はオリジナルmangaの弱点だった、未熟なストーリー性と低い知名度を補う「人気小説を原作とした北米manga」とうものが台頭しはじめている。
出版社側はこれらをキラーコンテンツ化したいようだが、はたしてどうなるか。こちらはもう少し様子を見てみたい。
とまあ、こんな感じかしらん?