fc2ブログ

エンディング小話

ここ最近のカートゥーンで目につく変化といえば、エンディングに小話がつくようになったこと。
これはカートゥーンネットワークのみならずディズニーチャンネル(トゥーンディズニー)などでもみられる現象だ。
ビリー&マンディに始まり、フォスターズホームでもそうだ。
アメリカンドラゴンの新シーズンでも小話がつくようになり、新しい作品のラマだった王様やリプレイスでははじめから当たり前のようについてくる。最近海外でも放送が始まったキム・ポッシブルの新シーズンでもエンディング小話が付くようになったという。

なぜか?

もともと海外アニメは日本のようにエンディング主題歌というものが付く事はめったになく(例外はオーバン・スターレーサーズ それだけ日本アニメを意識して作ったということでもあるんだろう)、たいていテーマミュージックにのせてスタッフロールが流れる構成。
なので、そこに遊びを入れる余地はあったので、どこかが始めたら面白かったので制作側の間で流行したのかもしれない。

また、スタッフロールになった瞬間チャンネルを変えられることもなく、最後まで見てもらえるという効果を期待しての事かもしれない。

しかし私はもう一つの理由を考える。
これは制作側が放送局に作品をぶちこわしにされて放送されないようにする防衛手段の一つではなかろうか、と。

日本での放送ではあまりないが、海外の放送局ではエンドロールの時に、エンドロールにかぶせて(半分以上場所を占拠して)CMを流したりすることが多い。ひどく多い。頻繁におこなう。
珍しく日本でこれをやっているのが最近のニコロデオンで、特にクリスマススペシャルでのティーンロボットのエンディングには怒りを覚えたファンも多数いたことであろう。つまりアレだ。

スタッフロールは見にくくなり、毎回ネタを考える手間がかかるこのエンディング小話。しかしそれを行うと、放送局がエンドロールを勝手に編集できなくなるという効果が絶大だったのではないだろうか。
放送されても順番を勝手に変えて放送する、納品してもいつ放送するのかわからない(放送しない場合だってある)、そして勝手に編集して流す。制作の放送局への信頼度というものがどの程度なのかいろいろ気になるところです。
関連記事

この記事のトラックバックURL

http://ppgcom.blog12.fc2.com/tb.php/1125-d16818e2

コメント

エイジア州知事:
そうなんですよ~たまに送ってもらう
ビデオのエンドクレジットにニュースがかぶさってくるとか
平気でするんですよ
パワーレンジャーのエンディングにNGが
入って結構楽しかった気がします
スカポン太:
ですよね~~~。平気でやるんですよね、アチラの局って。
真空管:
拝金主義なんて嫌いだ!
作品を粗末にする奴なんか大っ嫌いだ!
黒イルカ:
たしかにニコロデオンなんか入ってますよね
ジムを見た時に驚愕しました。
チョーク・ゾーンでそれやられたらキレてたと思います。
チョーク・ゾーンはエンドロールを一番楽しみにして毎回見ていたので!(笑)

アメリカではCNのようにケーブルになる前は、地方によって放送形態が変わってしまって統一できないから、続き物の話は出来ないと聞いたことがあります。だから次回予告もないしエンディングも改編されるものとして扱われたのではないでしょうか。
日本でも地方局(特に再放送)だとエンディングが途中で切られたり次回予告がなくなっていたりしますし…。
スカポン太:
やっぱりちゃんとした形で放送して欲しいですよね。

>地方によって放送形態が
アメリカは広いですからね。日本以上に地域差が大きいし。
そう考えると、ケーブルになってもそういった慣習が残っているのかも。

コメントする

管理者にだけ表示を許可する

Template Designed by DW99