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Josie and the Pussycats

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1,2,3,4,5 準備はO.K. ?! Hurry!Hurry!

KNDやビリマン新作で慌ただしいCNですが、そんな中、なにげに毎回見ているのが「ドラドラ子猫とチャカチャカ娘」(Josie and the Pussycats)
一話見ちゃえばあとはどれも同じなんだけど、けっこう好き。(宇宙編よか好き)
毎回挿入歌が入ってるのが良いですね。
HiHiPuffyも中途半端なことしないで、必ず挿入歌入れるくらいして欲しかったなあ。
増山江威子さんの声カワイクていいなあ。峰不二子のイメージも強いけど、増山さんはこういうキュートキャラの方が凄く似合ってると思うの。(悟空の大冒険の竜子ちゃんとか)

それにしても改めて見るとみんなすごいミニスカだこと。当時はおもしろおかしく以外にドキドキして見ていたマセガキもいたんではなかろうか。(しかも猫耳レオタードだし)

これもいいけど、(古いアニメ版の)サブリナもやって欲しいなあ。無理っぽいけど。

このアニメ版は古い吹き替えってこともあって、それぞれの名前がオリジナルとは変わっています。
「子猫チャカチャカーズ」は当然ながら「the Pussycats」
チャコ(Josie James)
ミミ(Melody Jones)
メロディ(Valerie Brown)

サンディ(Alexandra Cabot)
チョロ(Alexander Cabot III)
ドラ(Sebastian)
キザトン(Alan M. Mayberry)

(※キャラクターの名字は時代変遷によって変更があったりした
(Josie Jamesは後にJosie McCoy、Melody Jonesは後にMelody Valentineに。Valerie Brownは初登場時はValerie Smithだったり)
日本語版の謎なところは、なぜかメロディの名前が入れ替わってるとこ。なぜなんだろう?
これでわかるようにサンディ(Alexandra)とチョロ(Alexander)は兄妹(しかも双子という設定ですよ!)。
チョロはアレクサンダー・カボット3世という立派な名前。通称アレックス。でも、Alexandraも愛称はAlexなはずだから・・・これはちょっとした名前ギャグだったのからん。
ドラも「セバスチャン」という立派な名前が。しかも、コミック版の設定では怪しげな出生をもち、なんと魔法が使えるのです!(サブリナのセーレムと被るからなのか、なぜかアニメ版ではその設定は無いことに)
というか、実はサンディ(Alexandra)も魔法が使えるの・・・
(魔法使いの血統だったらしいよ)
というわけで、コミック版チャカチャカ娘。

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Best of Josie and the Pussycats

より抜き版ですが、まあ入手しやすいのはコレかなと。

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Josie and the Pussycatsの第一回。
まだバンドは結成していないのでタイトルもただの「Josie」です。

Josie(チャコ)とMelody(ミミ)の女の子日常ものみたいな感じで始まったようです。

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そして Cabot兄妹登場。ドラもいますよー。
ここで魔法使いの血統であることに気がつくのです。

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そしてバンド結成の流れへ。
「グループ名は『アレクサンドラのクールタイムキャット』てのはどう?」
「そんなのイヤよ!プッシーキャッツに決めたの!」
と、いいつつメンバーが足りない。

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そこへ最後のプッシーキャッツメンバーとしてValerie(メロディ)が登場。

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Alan(キザトン)がボディーガード兼荷物持ちとしてバンドに加わり。Pussycats完成。


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はい、サンディ(Alexandra)が魔法を使うシーン。
突然ピチピチレオタードの猫耳娘が「にゃぁにゃあ」
逆にこれで、バンドは大ウケですよー(笑)
パワパフバンドはまさにこれですね。つまりバブルスがドラムなのはガチなのです。


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いろいろあって、ハンナバーベラスタジオにも来ましたよ!
もちろんこの二人はジョセフ・バーベラとウィリアム・ハンナ。
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そして当時のハンナバーベラのスタジオの様子。
当時からアメリカのスタジオの作業机が角度のきつい円形トレス台で、タップが下というのがわかります。

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アーチーとも共演。

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おまけで、アレクサンドラのプッシーキャッツ姿。

コミックスの一部はweb上でも読めます>こちら

最近の海外でのマンガブームの影響で「PussycatsのMANGA版」も出そう!なんて企画があったようですが・・・結局あれから聞かないとこみるとボツったかな。
その名残がここに・・・>
サブリナの方はMANGA版ありますが

作品としてはアーチーの方がメジャーだけど、クリエイターのDan DeCarloは、Josieのモデルが自分の奥さんだったこともあり、思い入れは深かったようですね。
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コメント

Maki(黒イルカ):
私もこの前ドラドラ子猫見て気になったので、タイムリーなエントリで楽しませていただきました。
えっと…てことは、この作品は漫画が原作なんですね?
実はキャラの名前を全部把握しきれてなかったりします。^^;
これ参考にしてまた見てみます!
タッキー:
いつもながらの、米国コミックやアニメの歴史まで垣間見られる素晴らしいレビューをありがとうございます。
私も最近再見ましたが、キャラデザインのモダンさ、設定やファッションの先鋭性に舌を巻きました。子供の頃は絵的な文法の違いもあって、よくわかんないんですね。考えたら、昔のヴァーガスのイラストピンナップなんかにはアニマルコスプレなんかあって、フェッティシュな面でも向こうが先輩なんですよね。
犬:
愛川欽也、関敬六、肝付兼太…男性陣の声はいつもの面子だなぁ…当然か。
というか、流石にオープニングは新録なんだよなぁ…この辺残念。
KOH:
実写映画版でも、3人に加えてアレクサンダー、アレクサンドラ、アランMといったキャラクターはそのままでした。そういえばネコは出てきませんでしたね…。
劇中、バンドについて回るアレクサンドラは「何故お前がついて来るんだ」と言われると、「私もコミックに出てたから」とメタフィクション的なセリフで答えておりました。
「頭にスカンクが乗ってるぞ」とかひどいことも言われまくってますが(笑

アニメ放送当時はガールズバンドというもの自体に現実味が無くてあまりウケなかったなんて話もあるようですが、受け取られ方もどんどん変わっていったんでしょうね。
無銘:
私も、この作品、何気にちょくちょく見ています。
なんとなく、あのノリとフトモモに癒されるのでw
昔CNでやってたPVでは、金髪娘さんのドラムが気になってましたが、
作中ではサンディが好き。専ら裏目裏目のヨゴレ役ですけど。
でも、一応ドラのご主人様だし。
スカポン太:
あら、なにげに好きな人多いのかしら(笑)

>Makiさん
そうですね、マンガが原作です。ただ、アーチーがフィルメーションで放送されて大ヒットしていたので、ハンナバーベラがこのJosieをもらい受けて・・・というちょっとタイアップ的なとこもあったようです。この黄金パターンを他にも大量に量産して、そのうちの大ヒットがスクービードゥですね。
ただ、マンガ本編では変な怪人や悪党どもは特に出て来ないので、話そのものはハンナバーベラのそれです。

>タッキーさん
なんつうかもう、アメリカンキュートここにアリって感じで良いっすよね。
コミックでは毎回違うファッションだったりして、なかなか面白いです。

>犬さん
オープニングは・・・まあしょうがないですかねえ。他でも日本版の歌とかはなぜかやらないことが多いですし。

>KOHさん
そういえば実写版はまだ見てなかった!
たしか日本未放送だし、もしやったとしてもスクービーのようにオリジナルネームになるんだろうなあ。
>「私もコミックに出てたから」
いいですねそれ(笑)
ガールズバンドはちょっと早すぎたのかもしれないけど、これの影響力はかなりあったと思います。

>無銘さん
フトモモw
イジワル黒髪キャラはここでも定番ですかね。とりあえずオチ担当ということで。
orca:
おお、懐かしいですね~。子供の頃これ大好きだったんですよね。
女性グループが主役というのツボだったんでしょうかw
今PPGとか好きなのはこれが源流なのかも?
日本語OPが秀逸でよく歌ってました。
当時は子供ですからキャラの立ち位置とかよくわからないとこもありましたけど楽しんでましたね。
黒髪の子(サンディ?)がいつも痛い目に合うのはちょっと不条理だなあと思ってました。チャカチャカ娘では白髪(ブロンド?)の子が一番可愛いと思ってましたけど一番おバカでしたね。
ブロンド=天然ボケってのはアメリカでは普遍的なネタなのでしょうか。
(逆に黒髪の子は知性的に描かれる事が多いようです。)
スカポン太:
>ブロンド=天然ボケ
みたいですね(笑)

最近はいろんなキャラのパターンが増えてきたのでそうとも言えないところがありますが、でもやはりそれが定番みたい。
ハリウッド女優の中にはそれがイヤでわざわざ金髪を黒くそめている人もいるとか
SuperScooter:
昨日実写版の出来の良さに感動してたらここにたどり着きましたので・・・・
ってな感じでドラドラ子猫の実写版は日本版DVDありまっせー
まぁ「プッシーキャッツ」って名前なんですけどねー
例に漏れず固有名詞は原語でっせー
原作アニメとはあまり関係ないですし、曲もテーマソング以外は映画オリジナルですがかなり良い青春バンド映画です。
ってか3人が可愛すぎる
スカポン太
SuperScooterさんこんにちは。

映画版の方は、「原作とは全然違うけど、青春ガールズバンドもの」として見れば良し。
という評価のようですね。

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