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TokyoPOPのMANGA

TOKYOPOPのサイトは最近SNS化しました。このへんアメリカらしい。

>「ドラマコン」はどうすれば読めますか~?気になって気になって。
と聞かれたので、せっかくなのでTOKYO POPのMANGAの話でも。

かつては主に日本漫画の翻訳出版をてがけていたTOKYOPOPですが、大手が参入し人気作品の供給が独占され、かつ日本漫画ライセンスの高騰などあり、最近では日本人作家以外でのオリジナルマンガの製作に力を入れるようになってきました。
と言っても、「グローバルマンガ」の名のとおり、日本人アメリカ人そして他の国など国籍関係なくマンガはマンガであるというのがすばらしいところ。(日本人作家の作品もラインアップされている)

そんなわけで、TOKYO POPのグローバルマンガはいつのまにやら日本市場にも出回っています。ただ、日本のマンガ出版業界に食い込むには難しくかつリスクも大きいためかオンラインでの電子書籍、そしてケータイマンガが主流。
(たとえ力は弱くとも、こういう努力と先進性でニッチにもぐりこむ会社って好き)
最近はケータイのマンガサイトが山のように増えていて、そのどれかには必ずといっていいほど登録されていたりするので、それでもいいかも。

オリジナルの英語版はamazonなどで購入するしかないですが、日本語に翻訳された日本語版はeBook japanなどで電子書籍として購入できます(無料立ち読み版もアリ・Mac不可)
eBook japanのTOKYO POP作品リスト
原書の英語版は10ドルで1,000円以上しますが、電子ブックとはいえ翻訳版なのに半分以下の値段になっているので、PCで読む事が可能ならこっちのほうがオトクかもしれません。(市場に合わせてってことだろうけど、努力してんなあ)


ドラマコン スヴェトラマ・クマコヴァ(Dramacon,Svetlana Chmakova)」
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マンガとしてというより作品としてまだまだなものも多いオリジナル作品の中で、このドラマコンはなかなかおもしろいです。ストーリーにしても画力的にもレベル高い。
彼氏に誘われて、初めてのアニメコンベンションに参加したクリス。
そこでカルチャーショックに襲われながら、かつ彼氏にもなんとなく不信感が。そこで偶然出会ったミステリアスな男マット。失礼なやつと思いながらも惹かれてゆく・・
クリスがコンベンション初心者で、かつ同人作家として参加してるって設定がまた良し。性格的にも読者の共感をよぶタイプです。
あちらのコンベンション事情やら海外でのマンガを描く人たちの事情や心情などもよくわかって、そういう意味でも興味深い作品。
日本のコミケは「同人誌即売会」ですが、アメリカでは「コンベンション」なのでそのイベントのあり方が若干違います。コンベンションスタッフが苦労してるのは同じっぽいですけどねー(笑)
コン(コンベンション)は、巨大なイベントパーティみたいなもので、ダンスタイムやコスプレショー、上映会など(HENTAI animeなんかも上映されてみんなで見たりするw)行われますが、同人誌販売だって無いわけじゃない。
1巻では彼氏「絵」+クリス「ストーリー」で本を作って「アーチスト・アレイ」というコーナーでサークル参加しています。それを参加してる出版社やプロ作家に見てもらって売り込んだりも。

2巻では彼氏とも別れ、新たなパートナーと再びコンベンションに参加です。そこでは日本とは違うアメリカのプロ"マンガ"作家の苦労や苦悩なども語られる。
けっこうキャラもいいんですよ。自分はバリバリコスプレイヤーのマットの妹が好きかも。

他TOKYOPOPでオススメといったら・・・
アイ・ラヴ・ハロウィン 作:キース・ゲフィン 画:ベンジャミン・ローマン
(I Luv Halloween,Keith Giffen Benjamin Roman)」
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狂いまくってる超グロマンガ
TOKYO POPよかSLGが似合ってそう。実際作者の人はジョーネンなんかとも仲いいらしいですが。
正直、ストーリーはよくわかんない(笑)
ハロウィンの日にお菓子をもらいいくクソガキたちの話なんですが、もう死にまくりのグロまくりの狂いまくり。死んだと思ったら普通にゾンビになったりわけわかりません。
でも、「ふーん、まあいいか。お菓子もらいにいこうぜー」みたいなノリがすさまじい。
特に主人公フィンチ(ドクロ面の子)の妹がヤばすぎる。
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1巻では「歯の天使」コスなので、あちこちでブチ殺しまくって臼歯をえぐりとります。

自分はドエロクソガキのミスターキティが好きですが。
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ちょっと残念だったのが
ゴシック・スポーツ ~結成! ゴスロリ・サッカー部(アニケ・ハーゲ)」かな
設定は悪くないんだけど、マンガ力がもう一つ足りなくて、いまひとつ引き込む力が無かったかなと。
転校生のアニヤは最初バスケ部に入ろうとしたけど、身長が足りなくて断られ、サッカー部に入ろうとしたら女子はバカにされ出番がなさそう。そこで、新たにサッカー部を作る事に!そして設立をかけたサッカー試合が!とか燃えそうな展開ではあるんですがねぇ。
ちなみにゴスロリというのは、新部設立してもメンバーが集まらず、個性を出して目立つためにゴス風ユニフォームにしたってくらいです。あんまゴスと関係ない・・・
キャラももうすこし個性的でもよかったと思うんだけどねえ。
ただ、アメリカの部活事情とかわかるのが興味深いかも。
でも、作者のアニケ・ハーゲはドイツ人のようなので、もしかしたらヨーロッパの学校&部活事情かもしれない。


シャッター・ボックス (タヴィシャ&リッキー・サイモンズ)」
気になってちょっとだけ読んだけど、自分には合わなかったかなあ(笑)
何が気になったかっていえば作者の方。
この「リッキー・サイモンズ」の名でピンときた方もいるかと思いますが、リッキー・サイモンズはインベーダージムのカラーアーチストにしてGIRの声の人。
タヴィシャはリッキーの奥さんで二人で描いています。まあほとんど奥さんの作品でリッキーはそのアシスタントって感じだと思いますが。
タヴィシャさんはここで出て来た新人というわけでなく、かなり古くからマンガスタイルの作家として活動していた人で、このジャンルではもうベテラン位置にある人かも。

後はそうだなぁ
MBQ フェリペ・スミス」
マンガ家をめざす男が主人公(見た目はヒップホップ)。でも日常はめちゃくちゃ。カオスなノリは悪くないんだけど、絵柄が影響うけすぎ。江川達也ぽいんだよな・・・
そのへんがちょっと合わなくて読むのやめちゃったけど、2巻3巻になったら少しはかわったかな?
ナードっぽいけどやたらに強い警察官のキャラがちょっとおもしろい。

SOS! 女子高生カナはグラマー妖精ヴェイラ!? メリッサ・デヘスース セガム」
邦題がすごいことになってますが、W.I.C.T.Hのドタバタコメディ版みたいな感じですかね。クッキリした絵柄が悪くないと思ったけど、面白くなるかはまだわからないかなあという感じ。異世界に引き込まれた女の子が、いろいろあって人間界に戻って来たらムチムチボディの妖精のボディに変わっていてどうしよう・・ってなお話。
サービスシーン多め(笑)

むしろ他に面白いマンガがあったら教えてください!
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コメント

VicIsono:
TokyoPopがOEL manga部門縮小、現行タイトルの多くが打ち切り
orオンラインコミックのみでの展開、編集者も大量リストラ・・・だそうで。

輸送費と印刷代の高騰に加え、提携先の大型書店ボーダーズの業績悪化が
止めをさしたようです。現実は厳しいですねぇ。
スカポン太:
あら~~~~~~~

そういえばTOKYOPOP事業縮小のニュースどっかで聞いたかも。
難しいもんですねえ。ベンチャー気質が強く革新的なTOKYO POPは好きなんですが、大手と比べると体力不足がいなめませんなあ。
がんばって欲しいんですがねえ。
VicIsono:
キブイシ先生のアンソロに収録予定の
クマコヴァ先生の新作がめっさ萌える件について。
http://www.newsarama.com/php/multimedia/album.php?gid=530

この人は・・・この人は日本市場でも十分戦えますよ!
TOKYOPOPは力を入れるとこ間違ってるよ~!!
スカポン太:
やっぱクマコヴァさんは上手いっすね。
いいとこで終わってる!!続きが読みたいなあ。
VicIsono:
アンソロは今月22日発売予定です。
他の収録作もレベル高そう。これは買いでしょうか。

ドラマコンは秋にハードカバーの合本がでるとかで、
くま子先生、順調でいいっすね。

私の御贔屓クイック先生なんて、業務縮小の煽りを
喰らって完結巻刊行延期・・・しくしくしく。
スカポン太:
くま子先生って言い方いいな!

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