EUROMANGA 9月9日発売

「EUROMANGA(ユーロマンガ)」出ますよ!

飛鳥新社
9月9日(火)発売
フルカラー120ページ、定価1,500円(予定)
掲載作品のラインナップは
■Barbara Canepa(バーバラ・カネパ)& Alessandro Barbucci(アレサンドロ・バルブッチ)『Sky・Doll(スカイ・ドール)』
■Jean Dufaux(ジャン・デュフォー)& Enrico Marini(エンリコ・マリーニ)『Rapaces(ラパス)』
■Juan Diaz Canales(フアン・ディアス・カナレス)& Juanjo Guarnido(フアーノ・ガルニド)『Blacksad(ブラックサッド)』第3巻「Âme Rouge(赤い魂)」
■Nicolas de Crécy(ニコラ・ド・クレシー)『Le Bibendum Céleste(天空のビバンドム)』
この中じゃブラックサッドが有名かしらん。
収録作品については、それぞれ単行本1巻の約半分が収められているそうな。
元々BDは高くてページ数も少ないだけに手が出しにくかったけど、これは嬉しい。あとフランス語というのも敷居高かったしねえ。(スカイドールは最近英語版が出たけど)
ん?でもsky Dollって一巻152pあるんじゃなかったか?どういうこと?
ま、もうじき出る事だし、そのへんは買って確認すればいいかな。
他に「ユーロマンガの世界へようこそ!(原正人)」(BDについての概説)
「ニコラ・ド・クレシー―グラフィックの愉しみ」(ド・クレシーが日仏学院に来た時のトークの抄録)
「Euromangaの友だち」(フリップ・ブシェ、寺田克也、藤沢とおるの
レユニオン島のコミック・フェスティヴァル訪問記)
なども収録。
そういや、コミコンでこのスカイドールの特別限定版が売っていたんですよ。
専用の立体メガネをつけて見る立体BD版(笑)
すんごいお高いお値段だったのでさすがに買わなかったけど。あと、でかすぎた。
プレリリース文から紹介記事引用
もう情報出してもよくなったようなので、昔の記事も復活させた>「Sky Doll」
『EUROMANGA(ユーロマンガ)』は丸々一冊をヨーロッパのマンガの紹介に費やした日本最初の雑誌です。ここ数年の内に刊行されたヨーロッパの優れたマンガを、当面は半年に一回のペースで日本の読者にお届けします。作品の翻訳はもちろんのこと、記事や作家のインタビューを通じて、まだ日本ではあまり知られていな いヨーロッパのマンガ事情をお伝えしたいと考えています。
世の中には非常に多様な表現があり、マンガもその例外ではありません。日本のマンガ一つを取ってみても、その多様性は決して一言で説明できるものではありません。しかしながら、世界のマンガ表現に目を向けたとき、市場の規模やスタイルの影響力からひとまず三つの区分を考えることができるでしょう。すなわち、日本のマ ンガとアメリカン・コミックス、そしてヨーロッパのマンガであるバンド・デシネ(Bande Dessinée)です。
アメリカン・コミックスが多くのハリウッド映画の原作となることによって日本でもよく知られているのに対し、バンド・デシネの世界は、多くの日本人にとってほとんど未踏の地であると言っていいでしょう。しかし、バンド・デシネは日本のマンガ同様に長く豊かな歴史を持っており、そこにはオリジナルで創造性に満ちた質の 高い作品が無数に存在しているのです。また、『EUROMANGA』に掲載された作品を見れば一目瞭然ですが、バンド・デシネは日本マンガなどの外的な影響を巧みに取り入れつつ、躍動感あふれる、多様で豊かな表現を生み出そうとしています。
今回、紹介する四作品「スカイ・ドール」、「ラパス」、「ブラックサッド」、「天空のビバンドム」はそれぞれ、セクサロイドを主人公にしたSF、吸血鬼もののゴシック譚、邦訳が二冊出版されている探偵ものの最新第三巻、日本にもファンが多いアート系マンガ家の長編初翻訳で、バンド・デシネの多様性を示す格好のライン ナップです。四作品の作者はいずれも何らかの形でアニメーションの仕事にも従事しており、その意味でも興味深い選択であると言えるでしょう。
日本の美食家たちはフランス料理やイタリア料理、中華料理など世界中の料理に舌鼓を打ちます。しかし、だからと言って、日本料理をないがしろにすることはないでしょう。同様に、ヨーロッパのマンガ読者たちも、自らのマンガであるバンド・デシネを愉しみ、それと同時にアメリカン・コミックスや日本のマンガもじっくりと 味わっています。
私たちはその愉しみを日本の読者にも共有していただきたいと願っています。日本のマンガが世界で通用する素晴らしい内容を有していることは改めて言う必要もないでしょう。ただ、世界には日本のマンガにない魅力を持ったマンガも当然ながら存在しています。それらを知ることでさらにマンガが面白くなるのではないか… 『 EUROMANGA』が、ヨーロッパのマンガの芳醇な香りと豊かな風味を発見するきっかけになることを願ってやみません。ぜひじっくりと味わってください。
もう情報出してもよくなったようなので、昔の記事も復活させた>「Sky Doll」
- 関連記事
-
- ヴァンパイアスクール もとねた
- ヴァンパイアスクール
- EUROMANGA
- EUROMANGA 9月9日発売
- SkyDoll
- Galactik Football
- Arthur de Pins
この記事のトラックバックURL
http://ppgcom.blog12.fc2.com/tb.php/2264-4bcc46ce
コメント
- 戸帆:
- ブラックサッドは弟が持っています。
ちょっとアダルトな雰囲気の作品ですね。
- スカポン太:
- なかなかセンスのいい弟さんですなあ。
ちょうどこれに収録されるのは、その続きからになるようですよ