Green Lantern: First Flight

ワンダーウーマンのOVAがいよいよ3月9日には発売ですが、噂されていた次回作グリーンランタンも公式サイトとともに発表されました。
Green Lantern: First Flight公式サイト
もちろんバットマン、JLの流れから続くブルース・ティム組です。
TVシリーズから離れ、最近はもっぱらハイクオリティなOVAでの製作活動が続きますね。(劇場公開されないけど本人たちは映画を作ってる感覚なんだろうなあ)
ここまできたら次は「フラッシュ」でしょう。
主人公はハル・ジョーダン。
アニメJLではジョン・スチュワートでしたが、グリーンランタンといえばハル。というくらい人気あるキャラです。
First Flightって副題なだけに、ハルがグリーンランタンになる最初のエピソードなんじゃないかなと予想してますが、まさかエメラルド・トワイライト事件とかまでいったりはしませんよね(汗
グリーンランタンはWikipediaに書かれていることくらいしか知らないんですが、アメコミに詳しい人にその流れを聞いた時はけっこう衝撃的でしたね。
特に上に書いたエメラルド・トワイライト事件のことですが。まさしくグリーンランタンの神々の黄昏。その破滅的物語。
まずは「スーパーマンの死亡」というのがありまして・・・
ドゥームズディと相討ちとなってスーパーマンが死んだ後に、スーパーマンの後継者たらんとする4人のスーパーヒーローが現れる。
このうちのサイボーグ・スーパーマンが実は悪人で、スーパーマンの敵だったモンガルと組み、彼らはコーストシティに核を落とす。(コーストシティはグリーンランタンのハル・ジョーダンの故郷)
結局スーパーマンは生き返って、ハル・ジョーダンとともにモンガルをやっつけて解決ってことになるんですが、ここからグリーンランタンの黄昏の物語が始まる。
核攻撃で故郷を失ったハル。
悲しみの果てに、グリーンランタン・リングのパワーでコーストシティを蘇らそうと思ったものの、「私用につかうんじゃない」とガーディアンズ(グリーンランタン・コーズの上部組織)に逆に処罰されそうになる。
そこでハル 逆ギレ。
こんなことになったのも、そもそもグリーンランタンの仕事のせいじゃないか!!
といって、グリーンランタンのパワーの源「セントラル・パワーバッテリー」を奪おうと、惑星オアに向かうハル。
当然同僚だった他のグリーンランタン隊員たちは、暴走するハルを止めようとするが、ことごとくハルにぶち殺される。
緊急事態と言う事でグリーンランタンの宿敵だったシネストロすら出撃するが、そのシネストロも首をへし折られて死亡。
そしてハルはセントラル・パワーバッテリーと一体化し、魔神パララクスとなる。
これによりガーディアンズ、グリーンランタン隊は全滅。
唯一の生き残りはガンセット(ハルの元師匠)で、ハルのもっていたリングを再生して地球のカイル・ライナーに渡し、カイルが最後にして唯一のグリーンランタンとなる。
とまあこれが「エメラルド・トワイライト事件」らしいです。
これが描かれた80年代は、アメコミではアンチヒーローや鬱展開が大流行で、グリーンランタンもその流れにあったんじゃないかと思います。
主役交代として新たにグリーンランタンとなったカイルも、恋人を殺され、そのバラバラにされた死体を冷蔵庫で発見するというショッキングなこともあったり。
他のコミックでもばんばん人は死ぬわ、薬物中毒になるは、不倫するは、レイプされるは、と悲惨な状況。アメリカンコミックスが高度に青年化していった時期でもあるけど、「グリム&グリッティ」と呼ばれる鬱展開だらけで、読者の方もウンザリしていた時期でもあったみたいです。
こりゃあアメコミの子供離れも進むわなあ。(販売ルートの問題もあるけど)
その後ハルはいろいろあって、グリーンランタンとして復帰したっぽいのですが、よく知りません。
このアニメイテッド版グリーンランタンはどういう物語として描かれるのか、楽しみです。
しかし、ブルーレイでも出ると、「どうせ買うなら、ブルーレイプレイヤーを買うまで待とうか」とか思っちゃって、なかなか買えなかったりするんだよな・・・
特に上に書いたエメラルド・トワイライト事件のことですが。まさしくグリーンランタンの神々の黄昏。その破滅的物語。
まずは「スーパーマンの死亡」というのがありまして・・・
ドゥームズディと相討ちとなってスーパーマンが死んだ後に、スーパーマンの後継者たらんとする4人のスーパーヒーローが現れる。
このうちのサイボーグ・スーパーマンが実は悪人で、スーパーマンの敵だったモンガルと組み、彼らはコーストシティに核を落とす。(コーストシティはグリーンランタンのハル・ジョーダンの故郷)
結局スーパーマンは生き返って、ハル・ジョーダンとともにモンガルをやっつけて解決ってことになるんですが、ここからグリーンランタンの黄昏の物語が始まる。
核攻撃で故郷を失ったハル。
悲しみの果てに、グリーンランタン・リングのパワーでコーストシティを蘇らそうと思ったものの、「私用につかうんじゃない」とガーディアンズ(グリーンランタン・コーズの上部組織)に逆に処罰されそうになる。
そこでハル 逆ギレ。
こんなことになったのも、そもそもグリーンランタンの仕事のせいじゃないか!!
といって、グリーンランタンのパワーの源「セントラル・パワーバッテリー」を奪おうと、惑星オアに向かうハル。
当然同僚だった他のグリーンランタン隊員たちは、暴走するハルを止めようとするが、ことごとくハルにぶち殺される。
緊急事態と言う事でグリーンランタンの宿敵だったシネストロすら出撃するが、そのシネストロも首をへし折られて死亡。
そしてハルはセントラル・パワーバッテリーと一体化し、魔神パララクスとなる。
これによりガーディアンズ、グリーンランタン隊は全滅。
唯一の生き残りはガンセット(ハルの元師匠)で、ハルのもっていたリングを再生して地球のカイル・ライナーに渡し、カイルが最後にして唯一のグリーンランタンとなる。
とまあこれが「エメラルド・トワイライト事件」らしいです。
これが描かれた80年代は、アメコミではアンチヒーローや鬱展開が大流行で、グリーンランタンもその流れにあったんじゃないかと思います。
主役交代として新たにグリーンランタンとなったカイルも、恋人を殺され、そのバラバラにされた死体を冷蔵庫で発見するというショッキングなこともあったり。
他のコミックでもばんばん人は死ぬわ、薬物中毒になるは、不倫するは、レイプされるは、と悲惨な状況。アメリカンコミックスが高度に青年化していった時期でもあるけど、「グリム&グリッティ」と呼ばれる鬱展開だらけで、読者の方もウンザリしていた時期でもあったみたいです。
こりゃあアメコミの子供離れも進むわなあ。(販売ルートの問題もあるけど)
その後ハルはいろいろあって、グリーンランタンとして復帰したっぽいのですが、よく知りません。
このアニメイテッド版グリーンランタンはどういう物語として描かれるのか、楽しみです。
しかし、ブルーレイでも出ると、「どうせ買うなら、ブルーレイプレイヤーを買うまで待とうか」とか思っちゃって、なかなか買えなかったりするんだよな・・・
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コメント
- 真空管:
- うええ…こんな展開読者も望まないでしょうに
制作サイドの迷走っぷりがエヴァ後のアニメ界を思い起こさせます
ところで「ユーロマンガ」第二号を購入しました
創刊号で消えなくて一安心です
- スカポン太:
- まさにエヴァ後のアニメの感じが近いのかなあ。
ユーロマンガ忘れてました~~~!!!
季刊でしたっけ。
私も買いに行ってきます
- 帰まん:
- 数年前に、ハルはパララックス化したあと更正して、スペクター(悪人に裁きを下す精霊のヒーロー)
になったって聞いたんですが…今はどうなってるんでしょうか?
アニメのJLのランタンが、ランタンとしてはマイナーなジョンなのは、パワーレンジャーみたいに
いろんな人種を盛りこむための配慮なんでしょうね。
(でもJLにアジア系はいないな。)
- スカポン太:
- 私もよく知らないんですが、
パララックス、スペクター、ハル、にそれぞれ分離して、ハルはランタン隊に復帰したとかなんとか。
アニメのJLはやっぱり人種配慮のためでしょうね。