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漫画で読むアメコミの歴史

アメコミくえすとで、コミックの歴史を綴ったコミック「Comic Book Comics」の翻訳が「漫画で読むアメコミの歴史」として公開されました。労作。

アメコミの歴史と言っても、初期は同時にカートゥーンの歴史でもあってなかなか面白いです。
特にウォルト・ディズニーとマックス・フライシャーの対比のあたり。
マックス・フライシャーがとった「ヘッドアニメーター・システム」というのは今の日本のアニメ制作システムと同じですよね?
作画監督をおいて、場面ごとに作業を分割し、キーアニメーターがキーとなる原画を描いて、その下でアニメーターが中割をしてゆく。
ということは、ディズニーや他ではこのシステムでは無かったということでしょうか?

一方ディズニーの方は、場面ごとにアニメーターを割り振るのではなく、キャラクターごとに専門のアニメーターをつけて割り振る制作システム。今でもこのシステムでやってんのかなあ?さすがに手間がかかりすぎてもうやってないとは思うんだけど、どうなんだろう。

ともかく、そこでアニメーターだったジャック・カーツバークがフライシャースタジオから解雇され、その後“キング オブ コミックス”ジャック・カービーとして登場するところはなかなか劇的。
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コメント

ふこをさん:
倒産じゃなくて、移転、ね。NYからフロリダに移ったので、解雇されたのね。
スカポン太:
いけね、読み違えてました。
NYからフロリダに移転>NYのアニメーターは解雇>NYにいたジャックも解雇
って流れですね。理解しました。

パラマウントからの借金で破産するのはこの後でしたっけ?
CJP:
>>今でもこのシステムでやってんのかなあ?
今でも一寸変えてやっていたりします。
昔の様に動画ではなく原画システムで担当キャラの原画は決まってます。
で、あとは動画に回される一般的なシステムに。

ただしオールドキャラに関しては昔ながらの1アニメーターに付き1キャラが割り揺られていて全部1人でこなします。

ちなみに「ドナルドダック」の公式アニメーターは日本人で普段は普通に日本のアニメやってますが依頼があればディズニー優先とか縛り多いですよ。
真空管:
こいつはすげぇ…
ジャック・カービーとボブ・ケインが同じ所でアニメーターやってたとか
DCコミックの創始者が騎兵とか
驚きの事実が…二巻以降の訳が待ち遠しいです
しかし
「ポパイの流れるような大騒動の喧嘩場面は
何百人もの低賃金労働者による
厳格で退屈な制作工程によって
作られていたのだ」
アニメーターって…アニメ産業って…
スカポン太:
>CJPさん
そ、そうなんですか!なんという時代錯誤。しかしちょっと感動しました。
うーん、本当にそのシステム残ってるんだ・・・・
しかも例のオールドキャラというのは、動画も含めて全部一人でやるってことですよね。
アニメーターからしたらえらい大変なことなんだろうけど・・・素直にスゲエと思いました。

他のカートゥーンでもアニメのキャラクターを「役者」として見ているところは多々ありますが、ディズニーはそのへん特に徹底してるんだなあ。
コメントありがとうございました!

>真空管さん
自分も2巻以降の翻訳楽しみです。この後は本当にアメコミの歴史として展開してゆくんでしょうねえ。自分も知らない事いっぱいありました。マンガだとやっぱりわかりやすいですしね。

>アニメーターって・・・
かつてはアメリカのアニメーターも低賃金労働者だったということですね。
何度となく繰り返された労働闘争によって体制が改善されて行ったんだと思います。
日本だと多分そこまで激しい賃金交渉・改善要求などが無く、それでずるずると何十年前の労働環境のまま今に至ってるんだと思います。
そもそも、日本のアニメーターは労働組合に加入して無い人がほとんどでしょうから。

まあ、日本も無かったわけじゃないようですが。
労働組合があった東映での組合闘争は有名だし、声優のストライキもかつてあったと聞きます。

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