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未来と執事とお嬢様

P1120442.jpg
各地ではファイアボールDVDが続々とどいていらっしゃるようで。
イボログでもDVDのまとめ紹介など載ってますが、映像も撮り直したカットもあるとか。

私はDVDは予約できなかったんですが、かわりにアニメージュオリジナル4号に掲載されている「『ファイアボール』荒川航監督ロングインタビュー」を読みました。(インタビュアーは水玉蛍之丞)

こ れ は い い

普通に読んでも興味深い内容になっていますが、カートゥーンファンにはたまらない内容に!!

そもそも荒川航は前にも書いたように、本業はアニメ監督ではなく映像ディレクターで、カートゥーンネットワークでお仕事していた方なんですよね。(パワパフのPV作ったり)

そんなわけで、回答が他のアニメ監督とはひと味違うのですよ!

具体的にあげると
「そうした短編アニメーションを作る際、私は常にハンナ・バーベラの短編作品を念頭に置きます。つまり、キャラクター主導であり、物語構造が極限までにシンプルに切り詰められた、いわば構造が剥き出しになったような作劇法に倣うのです。」

ハンナ・バーベラを出すのはまだ普通であるかもしれません。しかし、

「すでに私の中で大川透さんの起用は決定していました。(中略)
例えば『A.I.』のジゴロ・ジョーや海外アニメ『ホーム・ムービーズ』のマグワイヤーコーチなどには、私がゲデヒトニスの声で表現して頂きたい全ての要素が存在していたからです」

大川透さんを語るうえで、マグワイヤーコーチをあげる人がどこにいるかと。
この雑誌の読者の大半がホムビなにそれ?ですよ!だがそんなの知ったこっちゃ無いという荒川さんに痺れる!惚れる!

さらに。
ドロッセルの原型は「ツインテールと腰に球体関節をもつロボット」ということで、これはそのまま今のデザインに受け継がれているが、その際のデザインの指示が
「それは、クリス・カニンガムによるビョーク『All is full of love』PVと、トランフォーマーのアーシー、ロボガレージのFT、そして『ジェニーはティーン☆ロボット』だったのですが、私が彼に強く伝えたかったのは、これらには決して似せないでくれ、というお願いでした。つまり、私が提案させて頂いたコンセプトが、それだけこれらに酷似していたためです。」
まさか日本のアニメ誌でジェニーさんの名を見る事があるとは!
「似せないでくれ」とわざわざ言うように、荒川監督の頭にはジェニーさんが浮かんでいたわけですよ。それだけでもうたまらん。

まだあります。
「ゲデヒトニスの性格付けには関しては『バットマン』の執事、アルフレッドを意識しました。とりわけポール・ディニとブルース・ティムによるアニメイテッド版のアルフレッドです」
バットマンのアルフレッドだけならまだ普通ですが「ポール・ディニとブルース・ティムによる」と指定するところが最高すぎます。

あとカートゥーンネタではないけど
「なお、コメディと呼ばれる映像作品群では、バスター・キートンとウィル・フェレル作品を愛しております」
の発言にも感動した。

もともとファイアボールはJETIX用のフィラー(スキマ用の短編作品)として企画されたものだったそうです。
ですよね!これはやっぱりJETIX向きだと思う。結局ディズニーチャンネルになったわけだけど、なんでだろ。

ちなみに監督によればファイアボールのコンセプトとは「Princess Story for Boys」とのこと。



荒川航の経歴をざっとまとめてみると
・学生時代に自主制作映画制作や漫画家アシスタント
・ドキュメンタリー系のTV番組制作会社に就職
・(多分1997年頃)日本CN開局時にカートゥーンネットワークに転職
・(多分2003年頃)ディズニーチャンネル開局時にディズニー(ウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナル ジャパン)に転職
今に至る

現在の肩書きは「ウォルト・ディズニー・テレビジョン・インターナショナル ジャパン マーケティング部 オン エア プロモーション クリエイティブディレクター」
長げえよ!!!
ドロッセルお嬢様の本名に匹敵する長さ。はっ!もしかしてこれは笑うところ?

ちなみに、2003年というのは日本でディズニーチャンネルが開局した年であり、CNではなぜか突然パワーパフガールズアンダークラウンドが放送された年でもあったことを記しておく。


ニュータイプに掲載されたという「横内なおき」によるファイアボール4コマもみました。
こんな感じ。
honoonoDorochan02.jpg
(Newtype 2009年9月号より)

って、広告かよ!!
ああ、それで夏と冬のDVD用広告でマンガが2本ということだったのですね。
隔週でいいからイボログで連載して欲しい。
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コメント

さかえ:
>スキマ用の短編作品

まさしく「カートゥーン」じゃないですか
スカポン太:
うまいこと言った!
というか、まさにそうですね。
もきち:
アニメージュオリジナル買ってこなきゃ!

コメデイで好きな作品に「バスターキートン」を挙げてるあたりですでにキュンキュンです。
スカポン太:
>バスターキートン
ですよねーーーーー!!
インタビューはけっこう長くて、いろいろと読み応えがあるのでオススメです。
帰まん:
横内なをきはブラックなギャグ以外もかけるんですね。
(そんなイメージしかないのです…)
スカポン太:
>帰まんさん
そうなんですか。横内なをきはそんなに読んだ事無いのでよく知らないんですけどね。
C.ボロディン:ニコニコのファイアボールでゲデヒトニスがでたときに、思わず”マグワイヤーww”とコメントした自分が通りますよ
この抜粋部分だけで、荒川監督のカートゥーンへの愛がひしひしと伝わってきますよ!
本編でカートゥーン系のパロディネタはあまりなかったので、ちょっと意外でしたけど。そうかあ、CNでPVつくってた人だったのか~。

ニコ動にある「ジェニーさんのゲームつくってみた」でドロッセルとジェニーさんの一緒の絵を見たときは、喜んでいたりしたんだろうかw
スカポン太:
>C.ボロディンさん
ホームムービーズのような「会話がかみ合ってるようなかみ合ってないような」みたいな感じが出したくて大川さんにお願いしたのかもしれませんね。

「ジェニーさんのゲームつくってみた」は、監督見たりしたのかなあ?ちょっと気になります。

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