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ユーロマンガ4号

euromanga-43.jpg
そういえばユーロマンガ 4号買ったですよ。
いやー、4号まで続くとはねえ(毎回言ってるな)

スカイドールも話が進み、ラパスもそろそろクライマックスかしらん。
コマを読み進めるペースが日本のマンガと大きく違うので、そんなにページ数ないのにけっこう時間がかかります。
コマへの滞空時間が長いといいますか。アメコミとも少し違う。(まあ似た感じはありますが)

荒木飛呂彦のインタビュー記事とかもおもしろかったですね。
日仏制作面の違いの話とか。
BDだとフルカラーになるので、いつものカラーリングで全部読むと疲れるので、エンキ・ビラルなどのおちついた色彩を参考にしたとか。
主人公が岸辺露伴なのは既存キャラのほうがキャラをつかみやすいからだとか。
ゼロからだとキャラクターをつかむために何百ページもついやさなければならないけど、既存キャラならそれが省けるという理由かららしいです。「読者に」ではなく「自分が」。

そういうインタビュー記事を読みながら、実際にBDなどを読むと、日本の漫画が「漫画」というスタイルを得たのは白黒で発展していったことが大きいのだなと実感します。

フルカラーだとどうしてもどうしても写実的になる。
というより白黒の方が抽象度が高いというか。

写実的といっても「リアルに描かれた」という意味ではなくて、デフォルメされた絵柄であってもカラーだと「そこにあるもの」として存在感がでてしまいがち、ということ。
白黒だと抽象度が高いために、「そこに無いもの」も同じレベルで存在することに違和感が少ない。

「そこに無いもの」というのはいわゆる流線や効果線、漫符、背景のイメージの薔薇とか、そういう「漫画的演出」のことで、こういうものは白黒だったからこそ、「演出と絵が混在する表現」が発展していったのかなと。

カラーだと色が意味をもってしまい「絵の連続」から抜け出すことが難しいように思えました。
よってBDは「絵」の深度を深め、漫画は「演出」の技法を増やしていったのかと。



そんなヨタ話はこのへんで、
今回のイチオシはなんといっても表紙にもなってるアルチュール・ド・パンスですね。
8pって短いなあ。もうちょっと載せても・・・
(「特集」ってあるので、本格掲載というより紹介みたいな感じでしょうか)
これも確か2巻あたりのほうがもっと面白かったと思うので、今後も掲載されるといいなあ。

EUROMANGA_v4_02.jpg
アルチュール・ド・パンスはやっぱりいいですね。
このあと、アルチュール・ド・パンスによるカワイイうさちゃんが!
※以下大人向け?


EUROMANGA_v4_01.jpg
エロカワイイとはこのことだよ!


他にもこの絵柄でギシアンしてて、いろいろエロすぎて、紹介しにくいなこれ。
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コメント

たっきー:
ウチにも着きました4号。
白黒vsカラー考察おもしろかったです。
白黒抽象論、演出中心論とか同意ですね。
マンガを彩色しても、それはBDにはならないんですよねぇ、当たり前ですが。
「黄色い本」インタビューで高野文子が、
「描き込みすぎると読者の読むスピードが落ちるからわざと簡略化した」みたいなこと言ってたことを思い出しました。

>アルチュール・ド・パンス
は口元がいいです。中身は…実はどうでもいいですw
スカポン太:
>マンガを彩色しても、それはBDにはならないんですよねぇ
ならないでしょうねえ。

その反面、カートゥーンなど動きを重視するために「キャラクターデザインの簡素化」とかだったりしてますね。
日本だとコミックは安いけど、DVDは高く、海外ではその逆とか、不思議なくらい対照的なのも面白いとこです。
notyou:
おフランス版気まぐれコンセプトざんす。
スカポン太:
なるほど(笑)

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