かたわ少女act1v3全クリア

かたわ少女日本語訳スタッフには大感謝だわ!
かたわ少女はテキストが長い上に、よくわからないとこが多くて英語だとつらかったんですが、おかげさまで、のんびりプレイしようかと思ってたのに、つい夢中になって「かたわ少女act1 v3」、全クリしてしまいました。
エンディングは、5人の女の子エンド+バットエンドの6つ。
前にプレイしたときはバットエンドだったのですね。別名 健二ルート。
学園祭当日に女の子といっしょになれない場合は健二と男二人のエンドとなります。
ただ、このエンディングでは健二のトラウマの理由が語られるので、それなりに見てもいいかな。
つうか、やるなら全部のルート見た方がいい。物語の深みがぐっと増す。
そして全クリすると「おまけ」のギャラリーに最後の絵が追加されます。でもここにはミーシャがいないんだよー!なんでじゃーーー!確かに攻略対象にはなっていないようなんですが・・・それはない。
さすがにこれだけやりこむと、みんな好きになります。
少女たちは設定をうまくいかしたペアになっていて、


ミーシャ&静音 パワフル生徒会コンビ
ミーシャは静音の手話通訳としているので、この二人は常にいっしょにいる。
時々ミーシャの言葉なのか静音の言葉なのか混乱する時があるが、それはプレイヤーだけでなく主人公も感じている。
ミーシャの障害は不明。ミーシャの陽気さについわすれがちだが、通訳作業はすごい大変で、この二人の絆がすごい気になる。


リリー&華子 ひかえめコンビ
容姿にコンプレックスがある華子が唯一心を開いてるのが「目の見えない」リリー。華子はリリーの目のかわりとなる。ただし、リリーは視覚障害クラスにいるため華子とはクラスが別。そのためいつもいっしょではない。
華子はひと目をさけてすごすことが多いので、トイレや図書館にこもることが多い。
リリーは(何か因縁があるみたいだが)ソリが合わないのか静音とは対立することが多い。


笑美&琳 欠損コンビ
笑美は陸上部で、琳は美術部。笑美は足が無く、琳は腕が無い。
「一緒にすると手足が揃うの」というセリフにはハッとした。(またこれが何の屈託もなく言うんだ)
障害をまったく気にしてないような琳だが、やはり不自由は大きく、琳の着替えなどは笑美がやっている。

話が全部ちゃんとわかるようになったおかげで、細かいニュアンスがわかるようになり、深く楽しめました。
障害に対してオープンに思われる欧米だけど、必ずしもそうでないんだなと思わされます。
やはり接する距離感に悩むんですよね。普通に接すればいいのか、いたわるべきなのか、いやそれは失礼にあたるのか・・・などなど主人公も距離感に思い悩む。
同時に主人公も心臓疾患によって病院では「かわいそうな患者」だったけれど、学園に来て「普通の生徒」になったときのとまどいなど。やはり「自分のハンデキャップを人には話したくない」と強く思っていたり。
あー、こう書くとなんかいかにも感動ものっぽいなあ。
確かに設定が効果的に演出されていて、普通に喋ってる時に(例えば琳ルートでは)「両手の無い少女に生理がきたら」みたいなハッとするようなことがあったりする。
ただ、基本はギャルゲーなので、それが個性となった女の子達のキャラクターを楽しんで欲しい。

こーいうノリがけっこうあったりする。
他に「この学校の女子はかわいい子多すぎだろ!しかも女子の方が多い」つう、おいおいギャルゲーへのつっこみですかw!みたいなのも面白い。
そういえば「メインヒロインは誰?」なんて話が前にありましたが、あえてあげるとしたらメインヒロインは静音かもしれません。
静音ルートの力の入り具合がハンパじゃないです。静音ルート別名「生徒会ルート」。
静音とミーシャは生徒会をやっていて、こちらに絡むと生徒会の仕事につきあわされるので、他とはけっこう違う展開になり、学園祭気分を特に味わいたいならこのルートかなあ。(自分も昔生徒会やってたことがあったので、特にそう感じるのかもしれませんが)
強引な静音&ミーシャに対して、ついリリー&華子側についちゃって結局最後に攻略することになったのですが、なかなか良かったです。
おもしろかったのは琳ルート。
この子は「変わった子」なので、会話が面白いんですよね。ちょっと哲学問答ぽくなるというか。
このルートだと琳が描いた完成版の絵が見る事ができます。また、このルートでしか登場しない美術の先生とか。
リリールートもけっこう好きなんだよなあ。ラストよりもコンビニの買物エピソードが好き。あと、このルートだとリリーのお姉さんが見れます。
華子ルートもよかったです。華子のいい笑顔を見たいならぜひ。
笑美ルートはなんだかほのぼの。笑美は足よりも背が低いことにコンプレックスをもってるというのがカワイイ。
笑美といえばv3では笑美はグラフイックが変更。
v1の笑美
v3の笑美
義足のデザインもよりリアリティが増した。(このカーボンファイバー製の弓ぞり型義足は実際に存在しており、慣れると通常より速く走れるという 陸上部の笑美らしい義足)
それぞれのエンディングはありますが、これはまだ全体構想のうちのact1なんですよね。
なので若干の含みが残ったままだったり。リリーの家庭環境とか、ミーシャとか。
ミーシャの障害がなんだったのか結局わからずじまい。最初は静音の手話通訳だけにこの学校にきてるのかなと思っていたんですが、静音と出会ったのはミーシャが後から転校してきてから。つまり、ミーシャもなんらかの障害をもって入学したわけです。「たまたま手話ができたから静音と仲良くなった」と言ってますが、たまたまでできるもんじゃないすよね。
だから静音ほど重度じゃないにしてもミーシャも難聴なんじゃなかろうか?と思っているんですが。
普段から「大声」というのはそのため。あの髪に隠れていて気がつかないけど補聴器つけていて、それで会話はできるとかそんな感じ。
くそう、ミーシャ攻略してえ。
せっかくの多言語対応なので、できれば英語テキストも機会があれば読んで欲しい。
日本語版もよくできているが、オリジナルの英語テキストから「日本風キャラしゃべり」っぽいものを再現しようと工夫しているのがよくわかるはずだ。
個人的に面白かったのはゲームをするとこかな。
英語版の時にピンとこなかったんだけど、「Rich Man, Poor Man」はトランプの「大富豪」のことだったんですね。
他にミーシャがアメリカのゲームで「紙フットボール(paper football)」を説明するとことか。そんなゲームあるのか!
結局ゲームすることとなったのは「リスク(Risk)」という世界征服戦略ボードゲーム。
あとは「Tea House」と「cafe」のニュアンスの違いとか。日本語版では「お茶屋」と「喫茶店」と訳されていました。ちなみに学校近くにあるお茶屋は「上海」というお店。
メニューには「はちみつ抹茶ミルク(Green tea with milk and honey)」とかあるよ!
つうわけで、完全版期待しちゃうなあ。いつになるかわからないけど。
ギャルゲーなんだから水着エピあるよね?!あ、でも華子と琳はちょっとつらいか・・・でもそこに踏み込んでこそ!
そういえば、act.2では男の娘が登場するとかいう噂が・・・


ミーシャ&静音 パワフル生徒会コンビ
ミーシャは静音の手話通訳としているので、この二人は常にいっしょにいる。
時々ミーシャの言葉なのか静音の言葉なのか混乱する時があるが、それはプレイヤーだけでなく主人公も感じている。
ミーシャの障害は不明。ミーシャの陽気さについわすれがちだが、通訳作業はすごい大変で、この二人の絆がすごい気になる。


リリー&華子 ひかえめコンビ
容姿にコンプレックスがある華子が唯一心を開いてるのが「目の見えない」リリー。華子はリリーの目のかわりとなる。ただし、リリーは視覚障害クラスにいるため華子とはクラスが別。そのためいつもいっしょではない。
華子はひと目をさけてすごすことが多いので、トイレや図書館にこもることが多い。
リリーは(何か因縁があるみたいだが)ソリが合わないのか静音とは対立することが多い。


笑美&琳 欠損コンビ
笑美は陸上部で、琳は美術部。笑美は足が無く、琳は腕が無い。
「一緒にすると手足が揃うの」というセリフにはハッとした。(またこれが何の屈託もなく言うんだ)
障害をまったく気にしてないような琳だが、やはり不自由は大きく、琳の着替えなどは笑美がやっている。

話が全部ちゃんとわかるようになったおかげで、細かいニュアンスがわかるようになり、深く楽しめました。
障害に対してオープンに思われる欧米だけど、必ずしもそうでないんだなと思わされます。
やはり接する距離感に悩むんですよね。普通に接すればいいのか、いたわるべきなのか、いやそれは失礼にあたるのか・・・などなど主人公も距離感に思い悩む。
同時に主人公も心臓疾患によって病院では「かわいそうな患者」だったけれど、学園に来て「普通の生徒」になったときのとまどいなど。やはり「自分のハンデキャップを人には話したくない」と強く思っていたり。
あー、こう書くとなんかいかにも感動ものっぽいなあ。
確かに設定が効果的に演出されていて、普通に喋ってる時に(例えば琳ルートでは)「両手の無い少女に生理がきたら」みたいなハッとするようなことがあったりする。
ただ、基本はギャルゲーなので、それが個性となった女の子達のキャラクターを楽しんで欲しい。

こーいうノリがけっこうあったりする。
他に「この学校の女子はかわいい子多すぎだろ!しかも女子の方が多い」つう、おいおいギャルゲーへのつっこみですかw!みたいなのも面白い。
そういえば「メインヒロインは誰?」なんて話が前にありましたが、あえてあげるとしたらメインヒロインは静音かもしれません。
静音ルートの力の入り具合がハンパじゃないです。静音ルート別名「生徒会ルート」。
静音とミーシャは生徒会をやっていて、こちらに絡むと生徒会の仕事につきあわされるので、他とはけっこう違う展開になり、学園祭気分を特に味わいたいならこのルートかなあ。(自分も昔生徒会やってたことがあったので、特にそう感じるのかもしれませんが)
強引な静音&ミーシャに対して、ついリリー&華子側についちゃって結局最後に攻略することになったのですが、なかなか良かったです。
おもしろかったのは琳ルート。
この子は「変わった子」なので、会話が面白いんですよね。ちょっと哲学問答ぽくなるというか。
このルートだと琳が描いた完成版の絵が見る事ができます。また、このルートでしか登場しない美術の先生とか。
リリールートもけっこう好きなんだよなあ。ラストよりもコンビニの買物エピソードが好き。あと、このルートだとリリーのお姉さんが見れます。
華子ルートもよかったです。華子のいい笑顔を見たいならぜひ。
笑美ルートはなんだかほのぼの。笑美は足よりも背が低いことにコンプレックスをもってるというのがカワイイ。
笑美といえばv3では笑美はグラフイックが変更。


義足のデザインもよりリアリティが増した。(このカーボンファイバー製の弓ぞり型義足は実際に存在しており、慣れると通常より速く走れるという 陸上部の笑美らしい義足)
それぞれのエンディングはありますが、これはまだ全体構想のうちのact1なんですよね。
なので若干の含みが残ったままだったり。リリーの家庭環境とか、ミーシャとか。
ミーシャの障害がなんだったのか結局わからずじまい。最初は静音の手話通訳だけにこの学校にきてるのかなと思っていたんですが、静音と出会ったのはミーシャが後から転校してきてから。つまり、ミーシャもなんらかの障害をもって入学したわけです。「たまたま手話ができたから静音と仲良くなった」と言ってますが、たまたまでできるもんじゃないすよね。
だから静音ほど重度じゃないにしてもミーシャも難聴なんじゃなかろうか?と思っているんですが。
普段から「大声」というのはそのため。あの髪に隠れていて気がつかないけど補聴器つけていて、それで会話はできるとかそんな感じ。
くそう、ミーシャ攻略してえ。
せっかくの多言語対応なので、できれば英語テキストも機会があれば読んで欲しい。
日本語版もよくできているが、オリジナルの英語テキストから「日本風キャラしゃべり」っぽいものを再現しようと工夫しているのがよくわかるはずだ。
個人的に面白かったのはゲームをするとこかな。
英語版の時にピンとこなかったんだけど、「Rich Man, Poor Man」はトランプの「大富豪」のことだったんですね。
他にミーシャがアメリカのゲームで「紙フットボール(paper football)」を説明するとことか。そんなゲームあるのか!
結局ゲームすることとなったのは「リスク(Risk)」という世界征服戦略ボードゲーム。
あとは「Tea House」と「cafe」のニュアンスの違いとか。日本語版では「お茶屋」と「喫茶店」と訳されていました。ちなみに学校近くにあるお茶屋は「上海」というお店。
メニューには「はちみつ抹茶ミルク(Green tea with milk and honey)」とかあるよ!
つうわけで、完全版期待しちゃうなあ。いつになるかわからないけど。
ギャルゲーなんだから水着エピあるよね?!あ、でも華子と琳はちょっとつらいか・・・でもそこに踏み込んでこそ!
そういえば、act.2では男の娘が登場するとかいう噂が・・・
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- 日本語版の公開から1週間が過ぎ、そろそろネット上で感想も集まってきたのでリンク集を作ってみました。今のところ俺が日本語圏のインターネットで見つけることが出来た「かたわ少女」の感想はこれが全部です。 (以下見つけた順 掲示板の書き込み・Twitterへの投稿などは
コメント
- たいき:
- ミーシャ攻略ですか?
- 鳳雛:
- ちょっと気になったんですけど、これは背景は全部CG?
何か一部写真を加工したようにも見えますねー。
あんまり関係なくてすみません。
- たいき:パワーパフとコラボしたいアニメキャラと言えば俺だけ
- 良いって事ですね。
- スカポン太:
- ミーシャは攻略できないんですよー
>鳳雛さん
背景は写真です。
前に、日本の景色や建物を撮影してくれる人募集とかしてましたね。
- たっきー:
- おもしろそうですね!
同人でしかできないというか、同人の意義を見た気がします。
- スカポン太:
- たしかに、ならではの作品ですね。
地の文が長過ぎなのも、そういう同人作品のあふれですぎた情熱のように感じます
- 通りすがり:
- 遅まきながらプレイしている者です。
う~んテキスト長い?俺は最近のギャルゲをあまりやってないけど、全盛期のテキストに力の入った作品なら、これくらいかもう少し多い(テキスト量)と思います(『痕』とか『月姫』のようなタイプの作品群)。
これは情熱もそうなんでしょうけど、むしろ進行の鍵を握っているのがテキストだからだと思います。つまり本体は小説の作りになっていて「テキストからシーンを構成し、メディアを載せていく」構造になっているんじゃないかと。実際地の文を見ても、翻訳らしく平易な表現ながらきっちり描写されているのがわかる。俺も「一応ですが」テキスト屋なんで「ああ、いい文だな」と思って見てました。
- スカポン太:
- なるほど。
こういうゲームって「会話主体で進むもの」という印象があったためにそう感じました。
小説のようなノベルゲームも別に悪くはないです。ただ、英語版のままだとすごい長文になるのでそれを読むのがすごくつらいんですよね・・・(語学スキル的に)
そういう意味じゃ日本語翻訳版はすごくありがたいです。