RISKやってみた

かたわ少女に登場する戦略ゲーム「RISK」。
かたわ少女中では会話のみでゲームそのものは現れなかったんですが、どんなゲームなのか気になっていたので探してプレイしてみました。
http://www.shockwave.com/gamelanding/risk.jsp

まさに世界征服ゲーム。
全世界を征服するか、規定ターン中に最大勢力となれば勝ち。
各地域の数字は戦力を示し、その戦力とはダイスの数です。
最初にランダムに勢力は配置され、戦力配置フェイズに任意の場所に戦力をそれぞれ割り振ります。この割り振りは交互に行われ、相手の割り振り方を見ながら戦略を考えつつ対応するのがポイント。
初回配置以降は
「戦力配置フェイズ」→「戦闘フェイズ」→「戦力輸送フェイズ」で1ターン。これをプレイヤー交互に行う。

戦闘はダイスをふり、より大きい数を出したほうが勝ち。
ダイス戦は総合計ではなく、1対1の個別戦闘。撃破すると相手のダイスが1つ減る。同じ数字なら攻撃側の敗北。
当然総戦力が多い方がダイスをふれる回数が多くなるので有利だが、ダイス運次第では大勢力でも小勢力に負ける場合も。
北米やヨーロッパなど特定地域をすべて占領するとボーナスが加算され有利に。なので、地域独占を狙うのが基本的戦略でしょうか。
とりあえずやってみたが、初回はよくわからず惨敗。
ただなんとなくコツがわかったので、2回目には勝利できた。

他のプレイヤーが北米で小競り合いしているスキにアジアを独占できたのがよかったみたいで。
調子にのってもう一回プレイしたら、今度は負けたー。
この時は南米を独占できて、よし調子いいぞと思って北米侵攻したら激戦となって、そこで消耗しているうちに他の勢力に押し負けたという感じでした。むう。

そこでやっと、「かたわ少女」での静音のセリフが実感できたわ。
北米支配するとかなり有利なんだけど、その分リスクも高い。
かといって、北米支配を他のプレイヤーに許すと、これまたつらいという。
攻めようと思えばガンガン攻め続けられるものの、広がり過ぎて戦力が薄くなると、相手のターンにまるでオセロのコマがうらがえるかのようにバタバタと領地を失っていく。
単純なシステムなだけに、相手の動向を読み、攻める場所や攻め込むタイミング、そして戦闘を終わらせる引き際などが重要になってくるけっこう奥の深いゲームでした。
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コメント
- S:
- 海外ドラマ『たどりつけばアラスカ(NORTHERN EXPOSURE)』にも「RISK」をプレイしているシーンがありましたね。
既に勝ち目のない主人公が執拗に攻撃されて文句を言うシーンでした。
(攻撃していたマギーと主人公は後にくっつく)
モノポリー同様、古くから知られているゲームなので説明不要で使える小道具として登場したのでしょうね。
- スカポン太:
- ほほう、なるほど。
モノポリーやD&Dみたいに、今まで気がつかなかっただけでけっこういろんなドラマや映画などにも登場してそうですね。
- きもっちぃ:
- 私はこのゲームのことを知らなかったのですが、
ウィキペディアをみるとどうやら原型は
1957年にフランス人が開発したものらしいですね。
日本はTRPGがあまり盛んでない(と思う)ので、日本を舞台にした
かたわ少女でこれが出てくるのは、ちょっとヘンかなーとプレイした時に思ってました。
でも「世界征服」というキーワードが、
まさに静音にぴったりだったから採用したんでしょうね。
- スカポン太:
- 文脈から「こんなゲームが好きな変わった女の子」みたいに描写されているので、まあ一応アリかなと。
そもそもヒサオがこのゲームを知らなかったことから、特に日本で一般的という感じではなかったと思います。
どうも海外製ということで色眼鏡で見てしまい、日本の描写に「普通の日本」を求めてしまうのはしょうがないと思いますが、マンガなどでも「変な名前」や「変な趣味」のキャラはいっぱいいますし。
まあ、この製作者がゲーム全般好きぽいなあとは思いますが(笑)
- S:
- 余談ですが、海外では日本のアニメ・漫画をテーマにしたTRPGも作られています。
そのタイトルが『Big Eyes, Small Mouth』!
http://en.wikipedia.org/wiki/Big_Eyes,_Small_Mouth
2007年に第三版が発売されているということは、今もプレイされているようです。
こちらはダンジョンズ&ドラゴンズを世に送り出したTSR社が1984年に発売した
『Marvel Super Heroes』
http://www.waynesbooks.com/marvelsuperheroes.html
http://en.wikipedia.org/wiki/Marvel_Super_Heroes_%28role-playing_game%29
他にもタイトルは忘れましたが、日本のロボットアニメ世界をテーマにしたゲームに
自機が撃破されたら“○○秒間自由に喋ってから爆発する”ルールがあったりしました。
日本アニメ“らしさ”ってそこかっ!w
- スカポン太:
- おお、さすがあっちはTRPGが盛んなだけありますね!
なんでもあるなあww
日本でもWARPSが「ヒーローポイント」導入でそれっぽいシステムやってましたね。
- S:
- ボードゲーム関連のエントリということで、こじつけでここにコメントを。
『Mwahahaha!』
各プレイヤーはevil geniusとなり、誰よりも早くdoomsday deviceの完成を目指します。
http://www.boardgamegeek.com/images/boardgame/33581/mwahahaha
用意された悪の天才キャラは何となくどこかで見たような顔ぶれとなっておりますw
このゲーム、日本でも和訳ルール付きで近日発売だそうです。
wikipediaに“Evil laugh”なんて項目を見つけて爆笑
http://en.wikipedia.org/wiki/Evil_laugh
- スカポン太:
- こ、これは!
悪の高笑いゲームwwww
いいですねえ。さすがボードゲームさかんなだけあって、なんでもあるなあ。
脳みそとゴリラは鉄板か(笑)