ベカシーヌ
さあ、またまたフレンチタイムの時間だよ!
「Bécassine, le Trésor Viking」

邦題つけるとしたら「ベカシーヌとバイキングの宝」ってとこでしょうか。
2001年のフランスアニメ映画。監督はPhilippe Vidal。
エプロンつけた丸顔の娘さんが「BECASSINE(ベカシーヌ)」


まあ、自分はベカシーヌより、Charlotte(シャルロッテ)ちゃん目当てなんですけどね!
この子すげえかわいいのよ!
そうでなくても小さな女の子が喋るフランス語って、すごく可愛くないですか?(外国語補正)
ベカシーヌ自身は1904年に少女雑誌「Semaine de Suzette」に掲載された作品。作者はEmile-Joseph Pinchon。(キャラクターが引き継がれ他にも多くの作家が描いてはいるけど)
100年以上前とすごい古いキャラクターです。
なので、この2001年作品のベカシーヌでは、ベカシーヌだけがサザエさん状態(笑)
ただ、サザエさんですら1946年開始ですから、比べようがないかも・・・ 1904年に日本に少女漫画ってあったっけ?
連載は1904年からだけど、アルバム(BD単行本)としてまとまって出版されたのは1913年から。


その後もずっと発売され続けていたようで、2000年代になっても本が出ているようです。(さすがに最近のは再販だけど、90年代まで新刊が出てた)
知らなかったけど、国民的キャラクターというやつでしょうか。
Emile-Joseph Pinchonについてはこちら。
ベカシーヌのカットも見れます。
アニメ映画の方は、ベカシーヌがかつてお世話していた侯爵家の娘ルゥロッテ(Loulotte)が大きくなり結婚し、その娘シャルロッテと、バイキングの宝をめぐる事件にまきこまれていく話のようです。
(多分映画オリジナルストーリーだと思うけど、原作に元ネタがあるのかは不明)
ベカシーヌはブルターニュ出身のおてんば娘。映画だとおてんばおばさんなんでしょうかね?
原作は読んだ事は無いですが、ブルターニュ地方はフランス中央とは文化も少し異なっているそうだし、そういうフランス上流階級と地方出身おてんば娘(ドジっ娘?)のほがらかコメディなんじゃないかと想像してみる。
ちょっと関係ないけど、「Loulotte」って名前。フランスものを見てると女の子の名前にLouって子をよくみかけるけど、Loulotteの愛称なのかな。フランスではかわいらしい女の子の名前でLouはよくでてきます。
アメリカだと男の名前という印象が強かっただけに妙に気になった。ルー・テーズ(Lou Thesz)とか。
というわけで、ベカシーヌについては別のところでちょっと語っていたのですが、そもさんがさっそくDVDを購入して視聴されたようなので、その感想をのっけときます。
>肝心の内容ですが、どうか観て下さいとしかいえません。
キャラはエキストラまでしっかりデザインされているし
音楽も耳に残る良い曲がいっぱいだし(セリフ・SEなしで映像とBGMのみ再生するモードも用意されてるくらい)
なにより動きが。これアナログなのかな。
シャルロットちゃんのかわいいことかわいいこと。
ベカシーヌちゃんもときどき可愛いです。
ご指摘通り基本的に浮いてんですけどね。
それでもシャルロットちゃんのお気に入りで、
予告編の軽く倍の回数はいちゃいちゃしてました。
先日ヘルプボタンの紹介をさせて頂きましたが、
それだけでなく映像特典のナレーションもほとんどあの子がやっていました。
なので普段メイキングとかみない自分でも
余す所なくすべてみてしまいました。
それ以外にもキャラクターシートなどおまけも豊富。
隠しボタンもありましてそのなかの一個が、
ピンと来る人なら絶ーっ対ニヤッとします。
どうもDVDのメニューガイドなどシャルロッテちゃんがやってるようで、なんというカワイイ仕様!
いつか自分も観てみます!
他にも気になるフランスアニメも紹介してもらったんですが、それはまた次の機会に。
この「Bécassine, le Trésor Viking」についてはこのへんが詳しい。
http://www.commeaucinema.com/film/becassine-et-le-tresor-viking,2366
http://www.cinemovies.fr/fiche_film.php?IDfilm=257
http://fr.wikipedia.org/wiki/Bécassine,_le_trésor_viking
日本語記事では漫画展望台(蛸足配電盤)さんのここに視聴レビューなど。また、ベカシーヌについてもここやここなどの記事も詳しい。最近にもベカシーヌについて追加された。
※ところで私はシャルロッテだのルゥロッテだの読んでますが、これは英語読みかもしれないのでご注意を。カートゥーンにも同じ名前のキャラがいるもんでつい。
「Bécassine, le Trésor Viking」

邦題つけるとしたら「ベカシーヌとバイキングの宝」ってとこでしょうか。
2001年のフランスアニメ映画。監督はPhilippe Vidal。
エプロンつけた丸顔の娘さんが「BECASSINE(ベカシーヌ)」


まあ、自分はベカシーヌより、Charlotte(シャルロッテ)ちゃん目当てなんですけどね!
この子すげえかわいいのよ!
そうでなくても小さな女の子が喋るフランス語って、すごく可愛くないですか?(外国語補正)
ベカシーヌ自身は1904年に少女雑誌「Semaine de Suzette」に掲載された作品。作者はEmile-Joseph Pinchon。(キャラクターが引き継がれ他にも多くの作家が描いてはいるけど)
100年以上前とすごい古いキャラクターです。
なので、この2001年作品のベカシーヌでは、ベカシーヌだけがサザエさん状態(笑)
ただ、サザエさんですら1946年開始ですから、比べようがないかも・・・ 1904年に日本に少女漫画ってあったっけ?
連載は1904年からだけど、アルバム(BD単行本)としてまとまって出版されたのは1913年から。


その後もずっと発売され続けていたようで、2000年代になっても本が出ているようです。(さすがに最近のは再販だけど、90年代まで新刊が出てた)
知らなかったけど、国民的キャラクターというやつでしょうか。
Emile-Joseph Pinchonについてはこちら。
ベカシーヌのカットも見れます。
アニメ映画の方は、ベカシーヌがかつてお世話していた侯爵家の娘ルゥロッテ(Loulotte)が大きくなり結婚し、その娘シャルロッテと、バイキングの宝をめぐる事件にまきこまれていく話のようです。
(多分映画オリジナルストーリーだと思うけど、原作に元ネタがあるのかは不明)
ベカシーヌはブルターニュ出身のおてんば娘。映画だとおてんばおばさんなんでしょうかね?
原作は読んだ事は無いですが、ブルターニュ地方はフランス中央とは文化も少し異なっているそうだし、そういうフランス上流階級と地方出身おてんば娘(ドジっ娘?)のほがらかコメディなんじゃないかと想像してみる。
ちょっと関係ないけど、「Loulotte」って名前。フランスものを見てると女の子の名前にLouって子をよくみかけるけど、Loulotteの愛称なのかな。フランスではかわいらしい女の子の名前でLouはよくでてきます。
アメリカだと男の名前という印象が強かっただけに妙に気になった。ルー・テーズ(Lou Thesz)とか。
というわけで、ベカシーヌについては別のところでちょっと語っていたのですが、そもさんがさっそくDVDを購入して視聴されたようなので、その感想をのっけときます。
>肝心の内容ですが、どうか観て下さいとしかいえません。
キャラはエキストラまでしっかりデザインされているし
音楽も耳に残る良い曲がいっぱいだし(セリフ・SEなしで映像とBGMのみ再生するモードも用意されてるくらい)
なにより動きが。これアナログなのかな。
シャルロットちゃんのかわいいことかわいいこと。
ベカシーヌちゃんもときどき可愛いです。
ご指摘通り基本的に浮いてんですけどね。
それでもシャルロットちゃんのお気に入りで、
予告編の軽く倍の回数はいちゃいちゃしてました。
先日ヘルプボタンの紹介をさせて頂きましたが、
それだけでなく映像特典のナレーションもほとんどあの子がやっていました。
なので普段メイキングとかみない自分でも
余す所なくすべてみてしまいました。
それ以外にもキャラクターシートなどおまけも豊富。
隠しボタンもありましてそのなかの一個が、
ピンと来る人なら絶ーっ対ニヤッとします。
どうもDVDのメニューガイドなどシャルロッテちゃんがやってるようで、なんというカワイイ仕様!
いつか自分も観てみます!
他にも気になるフランスアニメも紹介してもらったんですが、それはまた次の機会に。
この「Bécassine, le Trésor Viking」についてはこのへんが詳しい。
http://www.commeaucinema.com/film/becassine-et-le-tresor-viking,2366
http://www.cinemovies.fr/fiche_film.php?IDfilm=257
http://fr.wikipedia.org/wiki/Bécassine,_le_trésor_viking
日本語記事では漫画展望台(蛸足配電盤)さんのここに視聴レビューなど。また、ベカシーヌについてもここやここなどの記事も詳しい。最近にもベカシーヌについて追加された。
※ところで私はシャルロッテだのルゥロッテだの読んでますが、これは英語読みかもしれないのでご注意を。カートゥーンにも同じ名前のキャラがいるもんでつい。
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コメント
- きもっちぃ:
- いいですね、コレ。
確かにシャルロットかわいい!
>そうでなくても小さな女の子が喋るフランス語って、すごく可愛くないですか?(外国語補正)
外国語補正はありますよ。でなきゃ外国語なんて勉強しません(断言)。
ところでこのアニメは初耳でしたが、ベカシーヌ自体は見たことあります。
パリに旅行した時に人形博物館という小ぎれいなミュージアムに
行ったことがあるんですが、確かその時に
ベカシーヌの企画展みたいなのをやってたと思います。
調べたら人形博物館の日本語ページもありました。
ttp://www.museesdefrance.org/museum/serialize/mont-back/0902/montalembert.html
今はベカシーヌの人形があるかどうか分かりませんが、
なかなか面白い博物館でしたよ。
- そも:
- 取り上げていただきありがとうございます!感想(とファンアート)楽しみにしております。
自分がシャルロットちゃんて呼ぶのもゲームのキャラとか、らんま1/2でPちゃんがそう呼ばれてたりで、そういうところからの影響はありますね。
今またスカポン太さんの情報を元に探し物しているので、
いいニュースが入りましたらまたお知らせいたします。
きもっちぃさんこんにちは。
人形博物館いいですね!
海外オークションでもベカシーヌの人形が
いくつか売られてまして、
サファリな格好で
山猫的なニャンコ抱いてるやつが可愛くて
ちょっと欲しくなってしまいました。
- スカポン太:
- >きもっちぃさん
さすがベカシーヌ自身はあちらではかなり有名なキャラのようですね。
フランスのサブカウチャーはまだまだ知らない事が多いです。
>そもさん
こちらこそどうもです!
外国語の日本語表記って難しいですよね。
まあスポーツ選手の名前とか時期や雑誌によって表記がかわってたりするので、このくらいはゆらぎということで・・・
いつか見れたら感想書きたいですね。(今は「そのうち見る予定リスト」を作ってる気分)
- きもっちぃ:
- そもさん、こんにちは。
サファリって豹柄の服を着てるものですか?
なんか見たことあるような気がします。うろ覚えですが。
ベカシーヌはいろんなバージョンがあって、
奥が深いですね。
>スカポン太さん
私も固有名詞の表記が難しいので、カタカナにしないで
アルファベットのままにすることはよくあります。
アニメとかは日本で放送されれば、
迷うことなくその呼び方で統一できるのですが。
そういえばW.I.T.C.H.が日本で始まる前は、
イルマが「アーマ」って呼ばれることもありましたね。
英語読みなので当然間違いではありませんが。
逆にヘイ・リンは英語読みが採用されました。
飯田晴子のマンガ版ではイタリア語読みの「アイ・リン」でしたけど。
- スカポン太:
- >固有名詞の表記
そうそう、マンガ版では「アイ・リン」でした!
確かによくわからないものはアルファベットのオリジナル表記にしたほうが無難ですよね。
でもカタカナ表記にしたほうが覚えやすいので、日本で紹介する場合はできればカタカナ表記にしたいという思いはあります。
読みがわからない単語って覚えにくいし・・・