実写版ビッケ見てきたよ

巨大ピングー
先日10日に青山劇場で開催された「キンダー・フィルム・フェスティバル」に行ってきました。
お目当てはドイツで作られた実写版「小さなバイキング ビッケ(Wickie und die starken Männer)」
もう、なんというかアニメからそのまま抜け出したような、そのまんま加減が最高でした。
言うまでもなく、ビッケは鼻をこすって、星をとばしてひらめきます。再現性ぱねえ。
アニメの実写化ではキャストの都合でコレジャナイ感が強いものが多いのですが、これはそのまんますぎてそれだけで感動する。
ハルバル父さんもすばらしかったけど、スノーレ&チューレが特に雰囲気そのまんまで最高でした。
感激ぃ~~~~。
ああ、でもゴルムの飛んで足たたきは無かったんですよ。それだけが残念か。
貝の双眼鏡もそのまんまなら、バイキング船もそのまんま、
いじわるスベンもちゃんとあの鉄球をもってて、そのまんま。スベンの船はちゃんと3隻。こだわりハンパない。

このアシカたちもバッチリ登場というこだわりっぷり。
そういえば、ビッケはドイツ版では「ヴィッキー(Wickie)」だけど、ちゃんとビッケと吹き替えでは呼ばれていた。ただ、チッチは違う名前だった気がする。
調べてみたらドイツ版では「Ylvi」っていうみたい。吹き替え版ではこっちを使っていた気がする。
なんかチッチは、アホの子みたいになってましたよw ドイツではそういう感じなのかしらん。かわいかったけど。
キャスト的にドイツで作られたのはよかったかも。
ただお話は映画用にオリジナル脚本。
略奪から帰って来たハルバルたち。
狼に追われて逃げたというビッケの話を聞いて、情けないと怒るハルバルと石運び競争。
そこでとんちでハルバルに勝ってバイキング兜を手にするビッケ。
しかし、略奪祝いの宴会中に謎の仮面をつけたおばけ海賊に襲われるフラーケ村。
敗北するフラーケ族だが、謎の海賊に奪われたのは「子供達」だった。
唯一の生き残りの子供としてビッケだけはたまたま助かっていて、ハルバルたちと共に子供達を取り戻すために出航する。
謎の海賊は伝説にある魔物たちかと思われたが、実はスベンの一味の変装。
中国の船を襲って、その中国のお面をかぶって偽造していたのであった。
財宝のありかを示す「伝説のホルン」は正直な子供だけが鳴らすことができるため、子供を奪って試そうというのが真相であった。
スベンに襲われたという中国人の娘なども仲間になりながら、子供たちを取り返すためにホルンのある島へと向かうビッケたちであった・・・
という感じのお話。
あと、「この物語の筆記者」という変な人物も出てましたね。神出鬼没でかつ空気読まないでメモしまくってた。
戦闘シーンはさすがにヌルかったですけど、コメディとしてはよくできていて、周りの子供達のウケもかなりよかったです。なんでちゃんとロードーショーしないかな。
ああ、でもたまに意味不明のギャグがあったりするんだよなあ。なんかあのへんはドイツ人にしかわからなそうな気がした。(ドイツの流行ギャグとかTV番組ネタとかそんな感じぽかったので)
そうそう、この上映は原語そのものを上映しつつ、その脇で声優がライブ吹き替えするというものでした。
この臨場感、凄い。映画一本分の長丁場を一発録りとか、どんだけ・・・
ビッケのライブ吹き替えは、戸田恵子さんと「KLA'S(キンダー声優)」(若手声優ユニット?)の方々。
ハルバル父さんの役の人がけっこうよかった。
さすがに、たまに入りのタイミングが遅れたり、台詞が間に合わなくて急に早口になったりとかありましたが、それもライブ吹き替えならではという感じで凄い面白かったです。
まずこんなの見れないからとても貴重な体験でした。
あと、通常ロードーショーではなく、「映画祭」なので、司会進行があり、上映前に解説やトークがあったりするのも面白かったです。なにより、上映後に拍手がおきたり、エンディングテーマの時に音楽に合わせて手拍子があったりしたのが最高。普通の映画館上映だとそんな空気じゃないじゃないですか。
こういうのいいなあ・・・
他の上映プログラムは
「まいごのペンギン」と「ジョアンニの自慢のパパ」
ビッケも含めて「海」な作品でした。
特にペンギンのほうは、かわいくてお気に入り。3DCGだと思うけど、ちょっとクレイアニメぽい雰囲気があって良かったです。
「まいごのペンギン」はセリフ無しなので、山寺宏一によるナレーションのライブ吹き替え。
「ジョアンニの自慢のパパ」は、戸田恵子、山寺宏一、佐久間レイのアンパンマンチームとジョン・カビラ+その他でのライブ吹き替え。
山寺宏一はやはり凄いですね。喋り始めると一気にキャラに掴まれるというか、ライブなだけにちょっと鳥肌たったわ。
調布会場の20日と22日にもビッケは上映されるので、気になった方はぜひどうぞ!
そういえば、もっと子供だらけかと思ったらそうでもなくて、ご年配の方から若いカップルまで映画好きぽい人たちも多く、会場の年齢層の幅は広かったですね。
そして、当日は土地神さん、冷雨さん、きもっちいさんらにお会いできました。
その後、軽くクアアイナでハンバーガーを食べながら談笑。(土地神さんはテコンVを見に行くというので途中で渋谷の闇の中に消えましたが)
なんか「ケルズの秘密」を観に行った時を思い出しましたよ。
やっぱりヨーロッパ系の作品てこういう映画祭でないとまともに見れないのかしらん。
いじわるスベンもちゃんとあの鉄球をもってて、そのまんま。スベンの船はちゃんと3隻。こだわりハンパない。

このアシカたちもバッチリ登場というこだわりっぷり。
そういえば、ビッケはドイツ版では「ヴィッキー(Wickie)」だけど、ちゃんとビッケと吹き替えでは呼ばれていた。ただ、チッチは違う名前だった気がする。
調べてみたらドイツ版では「Ylvi」っていうみたい。吹き替え版ではこっちを使っていた気がする。
なんかチッチは、アホの子みたいになってましたよw ドイツではそういう感じなのかしらん。かわいかったけど。
キャスト的にドイツで作られたのはよかったかも。
ただお話は映画用にオリジナル脚本。
略奪から帰って来たハルバルたち。
狼に追われて逃げたというビッケの話を聞いて、情けないと怒るハルバルと石運び競争。
そこでとんちでハルバルに勝ってバイキング兜を手にするビッケ。
しかし、略奪祝いの宴会中に謎の仮面をつけたおばけ海賊に襲われるフラーケ村。
敗北するフラーケ族だが、謎の海賊に奪われたのは「子供達」だった。
唯一の生き残りの子供としてビッケだけはたまたま助かっていて、ハルバルたちと共に子供達を取り戻すために出航する。
謎の海賊は伝説にある魔物たちかと思われたが、実はスベンの一味の変装。
中国の船を襲って、その中国のお面をかぶって偽造していたのであった。
財宝のありかを示す「伝説のホルン」は正直な子供だけが鳴らすことができるため、子供を奪って試そうというのが真相であった。
スベンに襲われたという中国人の娘なども仲間になりながら、子供たちを取り返すためにホルンのある島へと向かうビッケたちであった・・・
という感じのお話。
あと、「この物語の筆記者」という変な人物も出てましたね。神出鬼没でかつ空気読まないでメモしまくってた。
戦闘シーンはさすがにヌルかったですけど、コメディとしてはよくできていて、周りの子供達のウケもかなりよかったです。なんでちゃんとロードーショーしないかな。
ああ、でもたまに意味不明のギャグがあったりするんだよなあ。なんかあのへんはドイツ人にしかわからなそうな気がした。(ドイツの流行ギャグとかTV番組ネタとかそんな感じぽかったので)
そうそう、この上映は原語そのものを上映しつつ、その脇で声優がライブ吹き替えするというものでした。
この臨場感、凄い。映画一本分の長丁場を一発録りとか、どんだけ・・・
ビッケのライブ吹き替えは、戸田恵子さんと「KLA'S(キンダー声優)」(若手声優ユニット?)の方々。
ハルバル父さんの役の人がけっこうよかった。
さすがに、たまに入りのタイミングが遅れたり、台詞が間に合わなくて急に早口になったりとかありましたが、それもライブ吹き替えならではという感じで凄い面白かったです。
まずこんなの見れないからとても貴重な体験でした。
あと、通常ロードーショーではなく、「映画祭」なので、司会進行があり、上映前に解説やトークがあったりするのも面白かったです。なにより、上映後に拍手がおきたり、エンディングテーマの時に音楽に合わせて手拍子があったりしたのが最高。普通の映画館上映だとそんな空気じゃないじゃないですか。
こういうのいいなあ・・・
他の上映プログラムは
「まいごのペンギン」と「ジョアンニの自慢のパパ」
ビッケも含めて「海」な作品でした。
特にペンギンのほうは、かわいくてお気に入り。3DCGだと思うけど、ちょっとクレイアニメぽい雰囲気があって良かったです。
「まいごのペンギン」はセリフ無しなので、山寺宏一によるナレーションのライブ吹き替え。
「ジョアンニの自慢のパパ」は、戸田恵子、山寺宏一、佐久間レイのアンパンマンチームとジョン・カビラ+その他でのライブ吹き替え。
山寺宏一はやはり凄いですね。喋り始めると一気にキャラに掴まれるというか、ライブなだけにちょっと鳥肌たったわ。
調布会場の20日と22日にもビッケは上映されるので、気になった方はぜひどうぞ!
そういえば、もっと子供だらけかと思ったらそうでもなくて、ご年配の方から若いカップルまで映画好きぽい人たちも多く、会場の年齢層の幅は広かったですね。
そして、当日は土地神さん、冷雨さん、きもっちいさんらにお会いできました。
その後、軽くクアアイナでハンバーガーを食べながら談笑。(土地神さんはテコンVを見に行くというので途中で渋谷の闇の中に消えましたが)
なんか「ケルズの秘密」を観に行った時を思い出しましたよ。
やっぱりヨーロッパ系の作品てこういう映画祭でないとまともに見れないのかしらん。
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コメント
- S:
- 予告だけでも楽しさがあふれ出てる映画なのに、全国公開しないなんてホントもったいない!
こっちは家族で楽しむ映画じゃないですが『KICK-ASS』も今のところイベントでの上映のみです Sigh...
http://www.shitacome.jp/2010/program/program_treasure.shtml
- 天照蓮:はじめまして
- はじめまして、天照蓮と申します。
カートゥーンが好きでずっと前から毎日ブログ拝見させていただいております。
キンダーの話題が出ていたので恐縮ながらコメントを書き込ませていただきました^^;
というのも、私の姉がキンダー若手声優陣の一人なんです。
調布の公演からは姉がビッケ役を努めるので毎日家で叫んでますw
私も戸田さんのビッケや山寺さんの演技聞きたかったです…!!
青山で公演した時もリハでは山寺さんが若手に熱心に優しく演技指導をしてくださったらしいです(神…!!
私自身、調布の公演は行けるか分からないですが、この日記でビッケに興味が沸いて来ました^^!
これからも応援しています。頑張ってください
- スカポン太:
- >Sさん
そうそう、キックアスも見たいんですよ。
これも正式公開はまだ未定のままなんですよねえ。こっちには観に行けるかなあ?
>天照蓮さん
こんにちは。
お姉さんがあの若手声優陣の一人なんですって!しかも今度は主役ですか。すごい。
ライブ吹き替えは少し演劇のような感じもあって、とてもすばらしかったです。
演劇と違って演技はスクリーンの中の役者で、それに合わせるとなるとすごい集中力がいると思いますが、調布会場では成功するといいですね。
めったにない公演なので、ぜひ観に行きましょう!
- 真空管:
- バイキングつながりで
「ヒックとドラゴン」を観てきました
おススメです
- スカポン太:
- >真空管さん
ヒックとドラゴンも評判よいようなので、そのうち観に行きたいですね!
- きもっちぃ:
- 遅くなりましたが、火曜日はありがとうございました。
ビッケ面白かったですねー。
私は全くと言っていいほど、原作を知らなかったんですが
問題なく楽しめました。
周りの子どもたちも楽しんでたようですし、
これがイベント限定でしか上映されないのは正直もったいないです。
ただ全編がコテコテのギャグだらけだったので、精神的にちょっと疲れました。
対照的に短編作品の二つは「星の王子さま」みたいな
大人が楽しむ童話って感じでした。
来年も面白いプログラムがあればぜひ観に行きたいです。
- スカポン太:
- >きもっちぃさん
先日はありがとうございました。お話面白かったです。
ビッケは原作知らなかったのですか(笑)
まあ確かに日本じゃ古いアニメになっちゃいますものねえ。
ギャグがコテコテなのは、監督かプロデューサーがコメディアンの方だったからかもしれません。
また何かでお会いできたら。