KICK-ASS 公開決定
>KICK-ASSが12月にシネセゾン渋谷で公開決定だそうです
やっとですね
http://www.ttcg.jp/cinesaison_shibuya/comingsoon#i2349
シネセゾン渋谷 キック・アス 2010年12月 正月第1弾ロードショー!
わあい!
でも、12月予定なのに正月ロードショーってどういうこと?(笑)
これはシネセゾン渋谷単館上映なんでしょうかね。全国ロードショーならもっとよかったけど、なんにしてもめでたい。これは観に行く。
キック・アスはこの前原作本を買って読んだのですが、伝え聞く映画の雰囲気とはちょっと違いました。
映画の評判やトレーラーを見ると、けっこうギャグもあり、ギーク映画っぽいつくりのようなんですが、原作はもっとヒリヒリとした緊張感があり、キックアスことデイブの描写も少し違う気がする。

デイブは確かにコミックファンだし、友人もまあいかにもそれっぽい感じなんですが、コミックオタクがこうじてなんちゃってヒーローになったというよりは、「心の空虚さをうめる何か」「何をすればいいか分からない自分が、何者かになりたい何か」という心理から、たまたま身近にあったコミックヒーローに出口を求めた、そんな印象でした。
特に前半は森恒二の『ホーリーランド』に雰囲気が凄く近い。
何かを求めて少年は夜のストリートに出て不良狩りをする・・・そんな感じ。
このへんが凄くいいんですよ・・・
ただ、途中で殺戮天使ヒットガールが登場してから、いきなり覚悟のススメかシグルイみたいになるんですが(笑)
映画はけっこう原作に近いようなんですが、コスチュームなども違っていて・・・


「キック・アス」
微妙に違うもののだいたい同じ


「ヒット・ガール」
映画ではおかっぱだけど、原作ではポニーテール。でも雰囲気はそれほど違わないかも。


「ビッグ・ダディ」
ヒットガールを殺戮マシンに育て上げた実のパパ。
コスチュームはかなり違う。映画版はどうみてもバットマンをイメージしたとしか思えない。
なんちゃってヒーローではなく、本気で闇の自警団をやろうとしているキャラなので、映画では「リアルバットマンはこういうものだ」というメッセージがあるんだろうなあ。


「レッド・ミスト」
一番違うのが、キックアスとコンビを組む事となる、このレッドミスト。
映画版ではどこかロビンぽいというかサイドキックみたいな感じでヘッポコぽくて、原作とはまるで違う。
原作はおっさんだし(いや歳はわからないんだけど・・)、そんなにヘッポコでもない。
おそらく原作と映画で一番改変されたののがこいつで、どうも性格や設定も違うっぽいんだよなあ。
ストーリーに大きく絡んでくる重要なキャラなので、こいつの設定が違ってくるとなると、ストーリーそのものが違ってくるんじゃないかと予想。特にクライマックスなどは原作とは大きく違うんじゃなかろか。
まあでも、映画の方は、当初製作し始めたら「これは不謹慎」「ここは修正しろ」などと言われて「うるさーーーい!」と監督がぶち切れて自費で作った(それって自主制作映画?)ほどの気合いの入り方のようなので、映画は映画で楽しみです。
ヒットガールが縦横無尽に暴れるさまをスクリーンで見る映画ともいえるかも。
やっとですね
http://www.ttcg.jp/cinesaison_shibuya/comingsoon#i2349
シネセゾン渋谷 キック・アス 2010年12月 正月第1弾ロードショー!
わあい!
でも、12月予定なのに正月ロードショーってどういうこと?(笑)
これはシネセゾン渋谷単館上映なんでしょうかね。全国ロードショーならもっとよかったけど、なんにしてもめでたい。これは観に行く。
キック・アスはこの前原作本を買って読んだのですが、伝え聞く映画の雰囲気とはちょっと違いました。
映画の評判やトレーラーを見ると、けっこうギャグもあり、ギーク映画っぽいつくりのようなんですが、原作はもっとヒリヒリとした緊張感があり、キックアスことデイブの描写も少し違う気がする。

デイブは確かにコミックファンだし、友人もまあいかにもそれっぽい感じなんですが、コミックオタクがこうじてなんちゃってヒーローになったというよりは、「心の空虚さをうめる何か」「何をすればいいか分からない自分が、何者かになりたい何か」という心理から、たまたま身近にあったコミックヒーローに出口を求めた、そんな印象でした。
特に前半は森恒二の『ホーリーランド』に雰囲気が凄く近い。
何かを求めて少年は夜のストリートに出て不良狩りをする・・・そんな感じ。
このへんが凄くいいんですよ・・・
ただ、途中で殺戮天使ヒットガールが登場してから、いきなり覚悟のススメかシグルイみたいになるんですが(笑)
映画はけっこう原作に近いようなんですが、コスチュームなども違っていて・・・


「キック・アス」
微妙に違うもののだいたい同じ


「ヒット・ガール」
映画ではおかっぱだけど、原作ではポニーテール。でも雰囲気はそれほど違わないかも。


「ビッグ・ダディ」
ヒットガールを殺戮マシンに育て上げた実のパパ。
コスチュームはかなり違う。映画版はどうみてもバットマンをイメージしたとしか思えない。
なんちゃってヒーローではなく、本気で闇の自警団をやろうとしているキャラなので、映画では「リアルバットマンはこういうものだ」というメッセージがあるんだろうなあ。


「レッド・ミスト」
一番違うのが、キックアスとコンビを組む事となる、このレッドミスト。
映画版ではどこかロビンぽいというかサイドキックみたいな感じでヘッポコぽくて、原作とはまるで違う。
原作はおっさんだし(いや歳はわからないんだけど・・)、そんなにヘッポコでもない。
おそらく原作と映画で一番改変されたののがこいつで、どうも性格や設定も違うっぽいんだよなあ。
ストーリーに大きく絡んでくる重要なキャラなので、こいつの設定が違ってくるとなると、ストーリーそのものが違ってくるんじゃないかと予想。特にクライマックスなどは原作とは大きく違うんじゃなかろか。
まあでも、映画の方は、当初製作し始めたら「これは不謹慎」「ここは修正しろ」などと言われて「うるさーーーい!」と監督がぶち切れて自費で作った(それって自主制作映画?)ほどの気合いの入り方のようなので、映画は映画で楽しみです。
ヒットガールが縦横無尽に暴れるさまをスクリーンで見る映画ともいえるかも。
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コメント
- notyou:どうも!
- この間ア●ゾンで買いました。よんでみたら見るからにR18になりかねない作品
スプラッターな作品でした。ラストはなんとなくマークミラーらしいラストでした。
やっぱりジョン・ロミータJRはバンドデシネに近いタイプの絵師でした。
映画公開かー、R18指定かも?
- notyou:またアクセス
- 他にもいろいろ漫画本、買いました。「ウルトラマン超闘士」をご存知でしょうか?
- a person:
- Well, the film Kick-ass was already shown in 韓国。
- VicIsono:
- やっぱり単館上映か…下手するとスコピルも(泣)
ところで、こんなミもフタもないものを見つけてしましました。
Why Hollywood doesn't give 'geeks' what they want
http://cdn-www.cracked.com/articleimages/ob/geekfilms2.jpg
アメリカのギークって、声がデカイだけで実際に映画館に金落とさないのね…
- スカポン太:
- >notyouさん
おや、お買いになられましたか。確かにエグイ描写多いですねえ。
セリフがすごい汚いってのもあるんだろうけど。
ジョン・ロミータJrの絵はカッコよくていいですね。
バンドデシネぽいかはよくわかりませんが、構成力とかすばらしいです。
で、「ウルトラマン超闘士」はまったく知りません。そんなのもあったんですね。
>a person
韓国ではすでに上映済みだと・・・・
いつも日本だけ、こういうパターンが多いんだよなあ。
Thanks !
>VicIsonoさん
単館!単館!ww
スコピルも上映されてもこのパターンになりそうですね。
ギークが支持する映画興行収入リスト見ました。
あーーーーー、数字で見るとわかりやすいなあ。
DVD売り上げの数字も知りたいところですねえ。
前から思っていたけど、アメリカって「映画はカップルか家族で観に行くもの」っていうイメージが強いんじゃないですかねえ。
ファミリーもの興行が異常に強い気がするので。レーティングを少し下げるだけで興行収入が大幅に違うと聞きますし。
だからギークどもは映画館には行かない・・・ってことにはならないかなあ?
- notyou:どうも!
- ジョン・ロミータJrの絵は昔、父親の真似をしていたため古臭いといわれて
同世代らの絵を参考にして今のように。最近の絵はバンドデシネを思わせる絵です。
たとえば後期の手塚治虫(「グリンゴ」「アドルフに告ぐ」など)もバンドデシネを参考にした絵なのでそんな感じです。
- VicIsono:
- あ~~カップル文化のせいっていうのはありそうですね。
一人でor男友達だけで映画館に行くのは負け犬宣言なんじゃろか。
私が初めて一人で観た映画はガンダム哀戦士でしたが
自分は映画館で切符買って観ることでガンダムへの支持表明をしてるんだぞ~
という高揚感とか誇らしさを子供ながらに感じていたもんですがねぇ。
アメリカンギークにはそういう心意気って、ないのかな。
ギークの威勢がいいのはネットとコンベンションだけか…
- スカポン太:
- >notyouさん
ふむ、なるほど。
あまりそういうタイプのバンドデシネを自分が読んだ事なかったのでピンときませんでしたが、なんとなく言わんとするイメージはつかめました。
>VicIsonoさん
「威勢がいいのはネットとコンベンションだけ」ってのが大半なんじゃないですかねえ、やっぱり・・・
心意気あるわずかな層が観に行って、あの数字という気が。
- ts:コミックよりずっと良いですよ
- 仕事で韓国によく行くので、四月に行った時に観ました。
あまりに面白かったのでその後2回も観てしまいました。
ヒーロー映画の最高傑作と言っても良いです。嫌いな人も多少いるようですが。
コミックより遥かに面白いですよ。前半はコメディーっぽくて、最後はとても興奮かつ爽快です。
いくつか重要な変更点があって、映画ではビッグダディの復讐話は真実です。
- ts:売り上げ
- すみません、もう一つ。
キック・アスは R18 指定のため興行成績は今一つだったのですが、面白さが口コミで広まったため、DVD・ブルーレイが爆発的に売れ(すでに200万枚以上)、続編作成が決定したとのことです。
- スカポン太:
- >tsさん
情報ありがとうございます。
リンク先のNYtimesの記事も見ました。
やはりレーティング規制されるとどうしても興行には限界があるみたいですね。(特にアメリカ)
これはむしろDVDなどで売れるんじゃないかなと思っていただけに、やはりそうでしたか!
続編は原作の方も進行中らしいです。ヒットガールに訓練を受けるキックアスの話らしいけど。
映画版はやはり内容が原作とは変えてあるところもあるんですね。
映画版も凄く楽しみです。というか、韓国では公開されてたのか・・・ 日本どうなってんの
- ts:
- 返答ありがとうございます。映画鎖国は日本だけのようです。
http://www.imdb.com/title/tt1250777/releaseinfo
日本ではイギリスと同じく R15 になったようですから、そこは良いですが。
ちょうど今日は「したまちコメディ映画祭」前夜祭でプレミア上映ですね。
Kick-Ass 2 のコミック紹介が以下のページにあります。
http://nerdynothings.com/comic-nothings/kick-ass-2-balls-to-the-wall/
http://nerdreactor.com/2010/09/01/first-look-at-kick-ass-2/
ヒットガール、全然引退していませんね!
- スカポン太:
- うわ、本当に「日本だけ」ですね・・・
日本の映画市場は特殊ということなのか。
そういえば、映画祭公開ながらも今日が一応の初公開ですね。
さすがに平日なので観に行けませんでしたが。
Kick-Ass 2 のコミック紹介ありがとうございます!
話には聞いていたけど、2の絵を見たのは初めてでした。
ああ、やっぱりキックアスくん特訓するんだ・・・
- ts:コミック発売日
- コミックの翻訳が11月19日に出るそうです。
ツイッターだけなので情報源としては弱いですが…。
http://twitter.com/comictakaoka/status/25766658827
年内には確実に出るでしょう。
- スカポン太:
- tsさんありがとうございます。
出版社などからの公式情報は無いけど、書店筋からの確実そうな情報ってことですかね。
11月発売ならもう情報でてもよさそうなんだけどなあ。