ブレイブ&ボールド #37

アバンはアブラカタブラとザターナのマジック対決。マジックつうか魔法ですけど。
ザターナさんて「逆さ言葉」が呪文なんですなあ。
#37 闇


少年ブルース・ウェイン!! アルフレッド!アルフレッドじゃないか!
今回はチームアップというよりバットマンそのもののお話。

ブルース・ウェインは両親を殺されたことにより悪を憎み、バットマンとなったのであった。
こ、これはアニメイテッドのバットマンじゃないか!!!
そしてついに両親殺しの真犯人を見つけ出す。の男の名はジョー・チル。

それを見守るスペクターとファントム・ストレンジャー。
両親を殺した男を前にして、バットマンがとるのは「正義」か「復讐」か。
復讐者にしてスーパーヒーローのバットマンらしいエピソード。ダークナイトの闇がいまここに。
鳥肌エピソード。
今回はすげえ・・・・
今までのブレイブ&ボールドはゴールデンエイジのオマージュだったけど、これは90年代のBatman: The Animated Seriesのオマージュですね。
いや違う。これは「ジャスティスリーグへと続かないバットマンアニメイテッドシリーズ」の最終回を、今ブレイブ&ボールドでやったと言えるかもしれない。
画面の暗さ、濃厚な脚本、この雰囲気はまさにそのままだ。

ジョー・チルの前で正体をあかして迫るブルース・バットマン。
復讐か、正義か。
このあたりは息を飲む。
そして正義をつらぬきながら復讐も敢行することとなった、ラスト。
これがダークナイトの物語。脚本 神。
って、脚本ポール・ディニかよ。くそう、なんかくやしい。
おまけ
バットパパ&ママ

こんときのパパのコスプレがバットマンのデザインのもととなったのですか、ほほう。
なんかデビルマンみたいですなw
でも、そもそもデビルマン(アニメ版)のデザインはアメコミヒーローをイメージして作られたそうなので、そういうもんなんでしょう。

ポイズンアイビー、なにげに初登場かしら。
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コメント
- そも:
- すごい昔にでてた日本語版コミックにも収録されてた名エピソードを
うまくミックスして作ってあるみたいですね。
これはみてみたい!
- パリア・プリア:
- 今回は神エピというやつでした。深夜のバットマンも平行してみてるせいか、感慨深いものがあります。ところでコスチュームの元ネタはドラキュラらしいですよ。
- スカポン太:
- >そもさん
こちらも原作にあるエピソードが元ネタでありましたか。
>パリア・プリアさん
なるほどパパのコスは「ドラキュラ」なのですね。
それがああしてこうなって、バットマンに。
それにつけても、凄い回でした
- ガドウ:
- 初めまして、ポイズンだけでなくフリーズもじゃないでしょうか。
37話は良作回でした。
- らいち:
- パパコスチューム&”空を飛ぶ生き物仮装舞踏会”も原作通りでしたね。
それより、ザターナさんがちょっとおばちゃんぽくて残念。
やっぱり日本人が見ておばちゃんぽいくらいがセクシーなんでしょうかね。
- ビニールマン:
- スゴい話でした
ストーリーも見せ方も、下手な日本アニメ越えてました
(危うし、コンテンツ輸出戦略!)
でも、いいんでしょうか?
「バッツの正体は、ジョー・チルが昔殺した男の息子」
…正体ヒントがヴィラン業界に公開されたら、後悔することになるのでは?
- 奈茄死:
- 今回音楽も少なくて、本当に最近の「バットマン」らしいシリアスでハードな話でしたね。
コミカルでもハードでも通用するバットマンってやっぱり完成されたキャラクターなんだぁとしみじみ思いました。
あと、私が思うにヴィランたちにとってはもう誰がバットマンなんてどうでもいいと思っているんじゃないでしょうか?
正体がわかろうがそうでなかろうがバットマンはこれからも自分達の邪魔をするだろうし、(ストライクス・アゲインみたいに)今更意味が無い。とでも考えているのでは?
特にジョーカーは「バットマンは正体不明の方がからかいがいがあって面白いwww」とか考えてそう。
ヴィランは普通の犯罪者と違ってポリシーがある奴や遊び感覚でやってる奴が多いからヒーローとの間で一種のルールや暗黙の了解があるんじゃないかと思います。
長文失礼しました。
- 帰まん:
- ブレイブ&ボールドは全部あの明るいノリでいくのかと思ったら今回はイヤーワンっぽくてというか、旧アイメイテッドシリーズみたいなノリで驚きました。…パパが強すぎたのにはちょっと笑いましたwあんなに強いのにジョーチルみたいな小悪党にやられるのか…
- がちお:
- ちょろっと映るTAS風バットマンは最初期のコスチューム意識してるとおもいますよ。
相変わらずポール・ディニの脚本はうまいですねぇ。
- C.ボロディン:ついに、ザターナ登場か!
- いや~本当にBTASを彷彿させるエピソードでしたね。
でも、復讐と正義の狭間に揺れるバットマンという重いテーマを、
スペクターとファントムストレンジャーを出すことによってわかりやすくするのは、B&Bならではでしょう。
自分はよく知りませんが、20年以上昔に原作では「過去にトーマスもヒーローをやっていた」という設定があったそうですし、
それを活かしたことも考えると、本当にB&Bじゃなきゃできないエピだったんだと思います。
- any0ne:
- アブラ・カダブラはああ見えて、じつは未来人なんです。
全身の皮膚の内側にプリントした未来の回路を駆使して、現代人には魔法に見えることができるという、藤子F不二雄先生の「チンプイ」のカホウ使いみたいな人です。
ザターナさんは、ホモ・マギという、生まれつき強大な魔力を持つ特殊な人間の一員で、普通なら儀式やアイテムが必要な魔法でも、逆さ言葉だけで使える便利な体質。おかげで父親のザターラも、ゴールデンエイジでヒーローやってました。
と、アニメを見ないで書いてるけど、アニメでは全然違ってたらどうしよう。
ザターナは今年からポール・ディニがライターで、新しいコミックがはじまりました。
- ビニールマン:
- 復讐もいろいろです
世のため人のため、悪に正義の報いを受けさせるのは「AVENGE」
あくまでも己の私怨を晴らすのは、「REVENGE」
そして、スペクターの管轄の「VENGEANCE」は…
「他人の悪事に報復する」方だそうです
だだし、「WITH A VENGEANCE」という成語には、「徹底的に、酷く」という意味もあるとか
…確かに、スペクターはちょっとやりすぎだよな…
- 真空管:
- 》ザターナは今年からポール・ディニがライターで、新しいコミックがはじまりました
重要な情報ありがとうございます
こういう情報が入ってくるからこのサイトはやめられねぇ
- notyou:失礼します
- スパイダーマンも伯父の仇を前に正体を明かしたそうです。(小学館マーベルクロス、または映画スパイダーマン3・参照)
ジョーチルですか、日本語版「バットマン イヤー1&イヤー2」にはジョーの息子や孫がでてましたよ。トッドマクファーレンが絵をかいてたな。
- スカポン太:
- おお、コメントいっぱい・・・
さすがの神回。
>ガドウさん
そういやフリーズもですね。
バットマン話だけに、ゴッサムのヴィランも大集合ってとこですね
>らいちさん
ああ、あれは「空を飛ぶ生き物仮装舞踏会」だったのか!なるほど。
ザターナさん・・・・ 確かにおばちゃんぽかった
>ビニールマンさん、奈茄死さん
バットマンの正体がばれる話は、BTASやザ・バットマンにもあったけど、やはりそこでジョーカーがからんできて、むしろうやむやにしちゃうんですよね。
面白そうだからついてきたものの、きっとジョーカーは「バットマンの正体は分からない方が面白い」と思っているように思えます。
それにジョーチルの犯行は名探偵バットマンが長い事調査しても、ついにこの時までわからなかったくらいだから、その線からたどっていくのは難しいかも。
>帰まんさん
力道山みたいなものかと・・・
>がちおさん
ですね。あれが今回はTASやるよ!ってサインだったのかも
>C.ボロディンさん
「過去にトーマスもヒーローをやっていた」
そんな設定もあったのですか(笑)
どうりでパパも強いわけだ
>any0neさん
解説ありがとうございます。
アブラ・カダブラさんはそういう設定だったのですか。
アニメでは特にそんなそぶりは見せませんでしたが、いずれ本編に登場することになったら、そういう話も出てくるかも。
>ビニールマンさん
なるほど!
ひとくにち復讐といっても、英語では使い分けてるんですね。
- 朱夏伯:
- バットマンの過去がアニメで語られているのは今まで見た事が無いので以外でした。ちょっと見てみたいなあ。それにしてもアルフレッドの髪・・・(笑)
ところで、学校の図書館の司書の方と親しいので彼女にティーン・タイタンズを薦めたら何と「ガジェッツ警部以来だ!」とすっかりハマってニコ動で50数話見たそうです。この間動画が消されている事を嘆いていました。
- スカポン太:
- >朱夏伯さん
ああ、タイタンズ!
アメコミ入口としては最適かもしれません。
やっぱりタイタンズはすっげー面白いですからねえ。
地上波で放送されるチャンスさえあれば、きっともっと・・・