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Yoko Tsuno 1: Le Trio de l'étrange

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Yoko Tsuno 1: Le Trio de l'étrange (1972)

以前書いた「Yoko Tsuno 1: On the Edge of Life」は英語版(イギリス版)の第一巻で、Yokoさんのシリーズでは実は途中の巻だったんですが、こちらは正真正銘フランス語のYoko Tsuno BD第一巻。
フランス語はわからないものの、どうしても最初期のYokoさんを見てみたかった。
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SFだっ!!
いやあ、まいったまいった。
さすがYoko Tsunoだけあって、ストーリーが濃いこと濃いこと。
スピルー系のマンガタッチが残るこの最初期の話であっても、とにかくみっちり詰め込まれていて、わからないフランス語ではハードル高すぎました。これはせめて英語版じゃないとわからんわ。大苦戦。

タイトルの「Le Trio de l'étrange」は「奇妙な3人組」とでも訳すんでしょうかね?
YokoとVicとPolの冒険トリオ誕生ということだと思うんだけど・・・むむむ
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ビルに侵入する怪しげな人影を発見したVicとPolはつきとめてみれば、それがYokoさんで、実は機械のテストのためだったことがわかる。電気技師にして活動的なYokoさんと出会ったVicとPolは、自分たちのドキュメンタリーの手伝いをYokoに依頼する(VicとPolはTVクルー)。
そこで謎の地底湖探索中に、水流にまきこまれて流されたどりついた所は、異星人達の秘密住居であった。
急展開すぎるわ!ここまででわずか数ページ。

その異星人の設定はというと
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Vineaと呼ばれる異星人達(Vinean)は2,500,000光年先のM33星雲から来た種族で、いろいろあって地球に漂着。人類に知られず地下で活動し・・・ごめん挫折しました。これは読みきれん・・・ガクリ
ガッツリSF。
70年代の作品なだけに少々古くさいところはあるものの、緻密なメカ描写はなかなかです。

そうして異星人達の集落でいろいろ冒険するんですが、最終的には暴走するセントラルコンピューターと対決。
昭和SF!わあい。
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ここまでの経緯は複雑すぎてさっぱりわからんですよ。

そんなわけで、
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横暴なおっさん登場。そこでさっそうとYokoさん。
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巴投げ~~
Yokoさんカッコいい!! というとこだけ堪能してました。

ちなみに頭についてるのワッカは「翻訳機」です。
そこで助けた異星人の女性Khanyと仲良くなるり、彼女はこの後のシリーズでも出てくるみたいですね。

せっかくなので、初期Yokoさんとその後のYokoさん絵柄比較
YokoTsuno_t1_07.jpgYokoTsuno_t1_07b.jpg

最初のYokoさんはけっこうキツめだ(笑)
もっさりボリュームある頭は、おかっぱというより70年代的なヘアスタイル。
その後、オリエンタルで端正なクールビューティに変化していったみたいです。
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