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ニューヨークコミコン2010

NYCC(ニューヨークコミコン)が10月8日~10日に開催されるということで、アメリカギーク界は少し盛り上がってきてますね。

ロサンゼルスなどカートゥーンスタジオの多い西海岸と違い、ニューヨークはコミック出版社が多いアメコミの街。
ハリウッドメジャーが進出して総合メディア祭りとなっていったSDCCと違い、NYCCは当初のコミコン、アメコミ中心をコンセプトにしていますが、規模が大きくなっていくとやっぱり変わっていくんでしょうかねえ。

それにしてもSDCCと違い、NYCCのサイトは見やすくていいなあ。

今年のNYCCは日本人作家の参加が多く目立ちます。
NYCCのアーチストアレイ リスト(これわかりやすくていい!!)

ちょっとチェックしてみるとこんな感じでしょうか
Gurihiru.jpgKubo-Maiko.jpgMoto-Ryu_Ryusuke_Hamamoto.jpgOkawa-Bkub.jpgTakeda-Sana.jpg

左から「Gurihiru(グリヒル)」「Maiko Kubo(久保麻衣子)」「Ryu Ryusuke Hamamoto Moto(濱元隆輔)」「Bkub Okawa(大川ぶくぶ)」「Sana Takeda(タケダサナ)」

そしてこれらの出展日本人アーチストら+αの作家で合同本を出すようで、それがKATANA STUDIO「本」Vol.1
NYCC後にはコミティア24(11月14日)でも発売予定。

そういえばNYCCの10日目にはパフィーのコンサートもあるようです。

そんなわけで、アニメ・映画の映像は西海岸(ロス・ハリウッド)、出版の東海岸(ニューヨーク)てな感じで、アメコミ出版社もNY本社が多いわけですが・・・
最近になってDCが西海岸にお引っ越し!?なんて話が出ているようで。

完全にワーナー統治下となったDCコミックスが「DC Entertainment」として再編成(リストラ)。
ワーナーブラザーズのバーバンクにお引っ越し。
まあ、引っ越しというより分割。映画やアニメとの素早く強い連動をめざして西海岸のDC社の強化。ということだと思いますが。

追記)
ちゃんとよく読んでみたら、コミックス部門はNYに残して、マルチメディア部門がロスに移転。ということのようでした。分割による両海岸体制。
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コメント

ドラゴン坊主Z:
最近じゃ韓国の漫画家もアメコミ進出する作家が増えてるみたいですよ、それに似た感覚でアメコミに影響を受けた日本の漫画家も韓国のマンガ作品をトリビュートして欲しい、まずは韓国のマンガ作品として先陣を切る形で一番乗りヒットを記録した新暗行御史なんかをるろ剣の作者にトライガンの内藤泰弘に希望してみたかったものっすねえ。
スカポン太:
最近どころか、むしろ昔から韓国のアーチストのほうがアメリカで活躍してますね。
最近といえば韓国のマンガ「プリースト」がハリウッドで映画化されたとか。
VicIsono:
ジム・リーもジェイ・リーもコリア系ですしね。
そのせいかGEN13の悪役は日系?でkaizen、本拠地も日本近海の島だったり。
90年代アメコミバブルは東アジア系アメリカ人アーティストが活躍
2000年代は東南アジア系スタジオが躍進って感じです。

最近、mangaスタイルの在韓コリアンアーティストは
マキシマムライドやトワイライトのようなアメリカ小説のコミカライズに
ガンガン起用されてますね。

manga形式に習熟している上に英語が通じて原稿料も安いから
便利に使われてる感じ…部数は出ても原作者名ばかりが前に出て
アーティスト個人のファンがついたりはしていないような。
(将来的にはわかりませんが)
スカポン太:
>VicIsonoさん
韓国作家多いっすよねえ。
ここ最近はMANGA系での活躍がやたらと目立ちますが、「MANGA絵が描ける作家」的な使われ方なのは確かですね。
ただ、日本ではまったく紹介されてないけど、ヨーロッパやアメリカでは韓国MANGAもかなりの数でているので、何かヒット作があればもうちょっと認知されそうだけど。
アニメと連動性が無いから、まだ難しいかも。

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