スコット・ピルグリム日本語版12月10日発売

スコット・ピルグリム VS ザ・ワールド(日本語翻訳版)
Scott Pilgrimの日本語版単行本がアマゾンで予約開始されました。
発売は2010年12月10日。
出版社はヴィレッジブックス(翻訳:石川裕人、御代しおり)
映画に合せてか、コミック版のタイトルも「スコット・ピルグリム VS ザ・ワールド」
まあ、2巻のサブタイトルが「VS the World」なので間違ってはいないか・・・・
この日本語版は原書の1巻2巻を合せたもので、けっこう分厚い本になると思います。
お値段もそのためにそれなりに。1,995円。
ただ、原書は1冊12ドルなので、2巻分となればむしろ安くなってるくらい。
翻訳物としてはかなりお得な値段にはなっているものの、日本のマンガ市場でのマンガの値段を考えると「いいお値段」ですよねえ。
スコピルはアメコミというよりMANGAに近いので、改めて日本と海外のマンガ価格の格差を感じる。
原書で買うときは麻痺してるので、それほど気にはならなかったんだけど・・・・
アメコミ翻訳ものとしてみれば安いけど、マンガとしてみれば高いと感じるこの値段。なかなか難しいもんですねえ。ほんと日本のマンガはどんだけ安いんだと。
(ただ、アメリカでは本は値引きされて売られることが多く、実際は半額くらいで売られていたりもするので、単純な比較は難しいですが)
一方、海外では全巻セットのボックスエディションも発売中。

Scott Pilgrim's Precious Little Boxset
このボックスのアートが、ゲーム版スコピルのドット絵師ポールさんを使っているとこが・・・ずるい!
欲しくなるじゃないか!
これはたまらんなあ。
スコピルの絵は4巻以降のポップさが上がった絵柄が特に好きなんですが、果たして日本語翻訳版に続刊はあるのか?
映画公開での波及効果しだいかなあ。
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コメント
- VicIsono:
- >果たして日本語翻訳版に続刊はあるのか?
そもそも今回の刊行分、巻数表記がないんですが(泣)
1、2巻分の邦訳が出るだけでも僥倖なんですけどね~
- スカポン太:
- >巻数表記
刊行する方も、このまま続刊が出なくても問題ないように・・・って配慮かもしれませんなあ。
まあニッチ市場ですからねえ。
ほんと出るだけでもありがたいとこですし。
- べんてん:
- これはヴィレッジブックスGJですね。
映画版の署名は一応しましたが、いかんせん署名を行ってるサイトが
「~対セカイ」などという変な邦題を流行らせようとしているのでそこが引っ掛かる・・・
- スカポン太:
- 「~対セカイ」はなあ(笑)
まあ、あくまでも仮ですし、本はこうやって「VS ザ・ワールド」で出たので、映画の方も多分そうなるんじゃないですかね
- 天照蓮:
- スコピルの翻訳版安いですね!びっくり。
ただ、全巻分は翻訳されないのかな?
ブリスターのブログでブルース・ウェインの復活の事が書いてありました。
いつの間にかブルース復活してたのか…知らなかった。
ブライテストデイが始まってから復活ラッシュなのでイマイチ誰が復活してるのか分かりません(笑
- スカポン太:
- まあ安いといえば、従来の翻訳版に比べれば圧倒的に安いですね。
12ドルの原書が翻訳版になると2000円ちかくになることを考えれば、従来の半値くらい?
全巻出るかは売れ行き次第・・・かも
>ブルース復活
あ、ほんとだ「かえってきた」って書かれてますね。
- VicIsono:
- スコピル映画版は3月までのスケジュールにも入れられないそうですね。
キックアスが館数は少ないとはいえすんなり公開決定したのは
レンタル市場で強そうなタイトルだからなんでしょうか(配給TSUTAYA系だし)。
なぁぁんでそんなに配給会社に嫌われるかなぁ~~??
日本人若手イケメン俳優もでてるのに。
- スカポン太:
- 今、洋物はキビシイみたいですからねえ。
アクションバイオレンスのほうが強いということかも。
ていうか、配給はTSUTAYA系だったんですか。こちらは映画は宣伝でレンタルが主戦場って気がしますね。