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パンスト第10回

ゴリラズ!!
ちょっと遅くなったけどパンスト10回感想ですよ。
いやあああ、今回は良かったわああ。今までで一番カートゥーンぽかったんじゃね。
だって、体内ものに、ショート、そして音楽なんてどれもカートゥーンの定番。
どうせやるならこういうのやってほしかったというのが全部詰め込まれていて歓喜の極み。
この回のためのパンストではないだろうけど、この回をやるためのパンストのフォーマットだった気がします。
#18 インナーブリーフ

おや、いつもと違うパンストの絵。
これはいい!!ビーチバレー回でもちょっと絵柄が違ったけど、あの時はイマイチのれなかった自分ですが、今回はビンビン。
パンスト絵は元々デフォルメがきいたタッチだけど、特にこの回はそれとはまた違った方向でのデフォルメさ。
中心からズレた鼻。フラットでゆがんだ腕輪。位置やパース無視のイヤリング。すばらしい。
しかもこれで動かすとか、今回の作画の人天才じゃないの?

こういうデフォルメとか全編にあって、とくにかく最高。

極限までシンプルにしたシルエット絵の表現とか。これがまたかわいい。

このパンティさんの顔大好き。素足の表現も良いです。
パース入れつつ、崩しつつ、なおかつ削って削って引き算のデザイン。いいねえ。
パンスト姉妹もよかったけど、ガーターの表現も秀逸でした。

このガーターの横の表現とかすげえわ。

そしてスーパーフラットガーター。これで振り向くとかね、もう。

聴診器の顔もかわいいですが、指の表現がすばらしい。

最高だったのはココでしょうか。腰から上は横、足は正面。描かれてみれば単純だけど、なかなかできるものじゃない。
内容は「ほとんど無い」といっていいくらいのナンセンスなのも気持ちよかった。
あー楽しい。もっと見てみたかったけど、この感じだと今回の7分くらいがベストタイムだったかもしれんね。
こうなってくると変身バンクだけが蛇足。あれはギャップ狙いかもしれないけど、余計だわ。あそこもバンクじゃなくてこの絵でやればよかったのに。
内容は無いとはいえ、一応ブリーフの今後を臭わすような伏線めいたセリフもあったかな。
やはりブリーフはキーキャラなんですかね。
#19 チャック・トゥ・ザ・フューチャー

チャック ショートエピソード1発目。
なかよくケンカしな、ってことでトムジェリっぽい。音楽もロカビリーぽかったし。
ただ、ガチの殺り合いってことで、内容的にはむしろシンプソンズの番組内番組「イッチー&スクラッチー」かも。雰囲気的には「Spy vs Spy」な感じもしたけど、まあいわゆる定番ものですしねえ。
この回は作画的には、外枠の主線の表現がちょっと面白かったかも。普通に太くするんではなくて、鋭角的なエッジを含んでいる。イラストなどでは見かけるけど、アニメーションとしては、その輪郭線も形として作画しなければいけないだろうから、けっこうめんどくさそうなんですけどねえ。

ただ、ちょっと気になったのがチャックの首輪の表現。
自分の印象ではチャックの首輪は常に横位置のフラットに描かれ、こういう立体的な描かれ方はしてなかったと思うのですが。
デイモン姉妹初登場時のファスナーとの激しいバトルのシーンでも徹底してそう描かれていたはず。
うーん。他でもあったかもしれないけど、今回はチャックがアップになることが多かったので気になってしまいました。なんか惜しい気がした。

で、まあチャックの中の人登場なわけですが・・・ そうか、それだったのかー!

パンストのOPのチャックのシーン。
ここでピョコンとマッチ棒のようなものが立つのですが、これが何なのかちょっと気になっていたんですよね。
これがそうだったのか!と、少しスッキリしましたよ。
セリフ無しのドタバタショートというコンセプトは面白かったですが、内容がもうちょっと面白ければなあと少し思った。こういうショートだとさすがに海外の方が慣れているかなあ。
せっかくだから小ネタも拾ってみるか。

キラートマト

アメリカングラフティ?

この鏡の通路はスプラッターハウスを思い出した。

#20 チャック・トゥ・ザ・フューチャー パート2

チャック ショートエピソード2発目。

はい、ウォッチメンきましたーーーー!Mr.マンハッタン!
まあ、というお話でしたなw
これ3DCGなのか。
まだちょっと違和感あるけど、なかなか凄いとこまできてるんだなあ。
「日本の3DCG」としてこういう指向性をもつのは独自性がでていいですね。
3DCGは海外に比べかなりショボかったというか、3DCGの技術者にアニメーター的センスが皆無だったというか、日本の3DCGにはあまりいい印象が無かったんだけど、ずいぶんと変わってきたもんだ。
いや、普通にフル3DCGものだとまだいいんだけど、「普通のアニメとの3DCGの合わせが酷かった」つう感じ。

どうでもいいが、Mr.マンハッタンの水素マークが、こっちではこのマークというのは、まあ、パンストのお約束・・・ですかね(笑)予想つきまくりだぜ!
#21 チャック・トゥ・ザ・フューチャー パート3

チャック ショートエピソード3発目。
あはははは、ごめん。こっちでもチャックの首輪は立体的に描かれてたわ。
「チャックの首輪はフラット」にこだわりがあったかと思ったけど、そんなことなかったですね。
なんだいちくしょう。(いやお前のただの勘違いだろ)
えーーーーと、リンチぽいのやってみたかったからやったけど、オチどうしよう、まあヤっとけばいいか、みたいな話。うおお、特に語る事無いぜ。

ただ、ファスナーの中の人のデザインはいい。
特に髪のラインがすばらしい。
それにつけても惜しいのは、エピソード構成。
ショート3連発ではなく、中編をショートで挟むような構成だったら、そのほうがよりカートゥーンぽい感じであっただろうし、全体としてのリズムもちょうどよかったのに。
#22 HELP!二人はエンジェル

そしてゴリラズ!
パンティが2Dポジションのはずなのに、なぜかマードックの玉つきやってるのはなぜですか。こまけえことはいいんだよ!
みたいな、パンストミュージックビデオでした。
いやあ、音楽ネタ見たかったんだよう。
本編中のミュージカルではなかったけど、こういうのもあるしねえ。
まあ、こっちはカートゥーンというよりMTVパロでしたけど。
それでも音楽ものをやるのは良し。
ガイナックスだけあってわかりやすいパロつうか、有名どころばかりだったんでだいたい分かったんですが、いくつかわからんとこも。
バナナのやつとか。あと、オアシスのやつは最初はU2かと思ってた。
せっかくだからこれも元ネタ全部チェックしてみるか!と、思っていたけど、自分がやろうとしてたことより遥かに完璧なネタ解説があったので、リンクはっておきます
>「パンティ&ストッキング」10話のPV、「D City Rock」の音楽パロディがアナーキーでフリーダム!(たまごまごごはん)
あー、バナナはヴェルヴェットアンダーグラウンドだったのか。
ネタ解説はほぼここで完璧ではないですかね。
ゴリラズも良かったけど、マンソンとかガガがあったのも嬉しかったかな。
パンスト姉妹だからアナーキーなロック系だったけど、デイモン姉妹だったらどんな感じになるんやろか。
真逆ということで、カーペンターズとかサイモン&ガーファンクルとかバナナラマとか?うおお、想像つかないw
デイモン姉妹でケイト・ブッシュとか見てみたい。(ただ自分の趣味で語っただけな気がするぜ)
こういう洋楽パロはパンストなら当然やることだったんでしょうが、自分がグっときたのはですね、
パワーパフガールズファンサイトとしてかつて有名だった「Powerpuff@Japanese」を思い出したからですよ!
うわーい、このサイト更新は止まってるけど、まだ残ってたんだ!うれしい!
こちらのサイトの「pics」コーナーではパワパフのパロディ絵が満載でして、そこで洋楽ジャケ絵パロもふんだんに。
ガーターとモジョがどちらもキングクリムゾンとか、この数奇な邂逅に感動を覚えた私です。

世界各国めぐりもよかった。
日本版ではストッキングのベースが三味線になってたりとか。
それよりも注目すべきは、そうストッキングのベース。
左利き?!

神の左手悪魔の右手、ストッキングが左利きという設定はあるかもしれませんが、これは間違いなく

パワパフバンドへのオマージュ。
パワパフの場合はボーカルポジションがいなかったけど、このフォーメション、このギターのネックが外に向かって開く画面構図、間違いないです。(と、私の中では確定した)
パンストも残り数話。
カートゥーン風に言えばシーズンエピソードというべき本筋っぽい話がきそうだけど、やってみたかったかったからやった、みたいなこういうエピはあともう一回くらいはあるかなぁ。
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コメント
- 通りすが郎:
- >チャック ショートエピソード1発目。
チャックとファスナーが殴り合って天井の照明をブチ壊した後、一瞬だけ照明の傘が
アニメの原初的存在であるゾエトロープ(回転覗き絵)かフェナキスティスコープになっているように見えませんか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9E%E8%BB%A2%E3%81%AE%E3%81%9E%E3%81%8D%E7%B5%B5
ワーナー、ハンナバーべラっぽいスラップスティックな追っかけをやったのでアニメの歴史を振り返ってみる遊びを入れたのかな??
あと、ファスナーがバラバラになったチャックを暖炉で串焼きにしたら、
チャックが溶けて再生するというわかりやすい「ターミネーター2」ネタやっていましたね(苦笑)。
洋楽パロ回はオーストラリアで演奏するカットはオージーバンドの代表AC/DCにならなかったのが不満。
あとメタル好きなんでメタリカのパロディもやってほしかった。
- ビニールマン:
- ゴスペルでは?>デーモン姉妹
それも、どっかの合唱団並みのフルコーラスで…
「残酷な悪魔のテーゼ」とかやったら神、いや悪魔展開なんですがw
しかし、天使がアンチクリストって…いいのか?
- スカポン太:
- >通りすが郎さん
見返してみましたが、おお、これは確かにゾエトロープっぽい。
ぐるぐるまわるチャックとファスナーの残像(みたいなもん)が配置されていて、おもしろいです。
演出ではなく、やはりこれはゾエトロープを意識したものとして見た方がしっくりくるなあ。
まあ洋楽ネタはあれだけやっちゃうと、逆にあれもこれもって言いたくなる気がしますね。
自分はカルチャークラブとかもやってほしかったなあ。
>ビニールマンさん
ゴスペルかあ。それはけっこう似合いそうな気が。
まあ、音楽回は多分これが最初で最後という気がしますけど、DVDの特典映像なんかについてたら感動ですね。
- たいき:
- 要するに三人で一人の
パワパフバンドってとこでしょう。
- 森山塔晶夫:
- 一話目は何だか『デクスターズ・ラボ』の初期を思い出しました。
- スカポン太:
- >たいきさん
えーーーっと、まあ要するにそうなのかな?
>森山塔晶夫さん
そうですね。
やはりこの回はあのへんのカートゥーンをかなり意識したものだったんではないでしょうか。
- 土地:
- 次回悪魔姉妹登場しません。aはガーターベルトの過去。bはパンティとストッキングのダラダラした話です。
- 通りすが郎:
- 11回は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ガーターベルト」は題名通りギャング映画(ちゃんとガーターはアル・パチーノの真似しています)のパロディをストーリーに挟み、後半から何とあの“手塚治虫”の名作のパロディへぶっ飛ぶ超展開となります。
「ナッシング・トゥ・ルーム」はシットコムのパロディで天使の無駄話で展開するのは明らかにクぇんティン・タランティーノからの影響でしょう。シットコムをやるなら笑いどころで「わははは」という笑い声の効果音がないのが残念。でも僕はこの話は好きですね。
- スカポン太:
- ぐぎぎぎ、まだ見れないのがもどかしい。
一日の違いは意外にでかいか。
ガーターの過去は気になりますね。シットコムってことは「やっぱり猫が好き」みたいな感じですかね。・・・・日本製だけど姉妹ものってことで
- べんてん:
- >変身バンクだけが蛇足
これ100%同意です。盛り上がってる所であのシーンが来ると
やたら長ったらしく感じてちょと萎えますね。