マッドハウス版アイアンマン 第11話

それはさておき、やっぱり黒幕は黒田大臣でしたか。あははは。

いい顔じゃないか・・・・
ベタでみえみえの展開だったけど、黒田大臣自らパワードスーツを装着するラスボス展開はなかなか燃えた。
お前が着るんかい！！


ゾディアックの最終兵器「ラセツ」
でけえええええ。漢字だとやっぱり「羅刹」ですかね。

そうそう他にも、桜井とトニーが武士道とフロンティアスピリッツを交える道場のシーンは良かった。
規律正しい桜井に対して、キックかまして平気でイレギュラーなことをするはみだし社長とか、個性の違いが動きで表現できていておもしろかった。
こういうのもっと最初からやって欲しかったなあ。

つうか、この作品のトニー・スタークはイマイチ魅力的でないのが一番の残念ポイント。
せっかくトニーと対照的な桜井がいるのだから、もっとからませて掛け合いやってくれると、トニー・スタークらしさが出たと思うのですよ。なんだか、この社長は「言葉だけ」っぽいうわっつらさがどうにも。

桜井の黒田への想いとかも唐突すぎて。
別に長々と回想シーンとかやらなくても、ちょっとしたリアクションや言動で表現できたと思うのに。
結局ここも「言葉」だけで説明しちゃってたから説得力やショックがイマイチ。

超能力少女アキちゃん、あの回だけでなくレギュラー化してたらよかったのになあ。
あの後、桜井ともちまわりでアキの世話をするとか。
アキ「桜井さんは彼女いないのー？」
桜井「い、いや、自分は職務第一ですから」
アキ「あれえ？もしかして桜井さん童貞」
桜井「な、な、な、な」
トニー「なんだ、桜井は童貞か。よし、今度六本木のおっぱいパブに一緒にいこうじゃないか！」
田中「スタークさん、なんの話をしてらっしゃるのですか」
トニー「チカ！い、いやこれは違うんだ、桜井がな、キミのおっぱいはステキだと」
桜井「スターーーーーーーク！！」
インセン「ふん。おっぱいなどしょせん脂肪のかたまりにすぎん。だが、時にはいいものだ」
アキ「私もあと数年したらチカさんくらいおおきくなるかなあ」
インセン「おっぱいの大きくなるツボなら知っている。」
トニー「私も得意だぞ。しかし、アキにはまだ早いな。」
アキ「えーーー」
桜井「・・・・・」
田中「スタークさんに預けておくのは情操教育的によくないわね・・・」


なんで俺はここでおっぱいSSとか書いてるんだYO！
こうしてみると、軽薄なトニー、真面目な桜井、皮肉屋のインセンの3バカでつるんでいたら面白かったかもと思えてきた。やっぱギャグと掛け合いが足りないよなあ。

もう言ってもしょうがないことだけど、次回最終回でついにラスボス対決。
田中さんの秘密もあるし、また密度の高い展開を期待したい。
最後の最後にちらっとだけでいいから、アメコミヴィランの影みたいなものでも・・・無理かな無理かな。

・・・・あれ、女記者さんマジでいなくていい存在なんじゃ・・・