マッドハウス版アイアンマン 第12話

マッドハウス版アイアンマンもついに最終回。
ゾディアックとの最終決戦はじまる。
アイアンマンことトニースタークはその野望をくじくことができるのか?!
そしてタナカチカの謎がついにあきらかに!
・・・・あ、あれえ??
前回けっこういいと思ったのに、なんだこの終わり方・・・ しょ・・しょぼ・・げふんげふん
トニーに告白するタナカさん。呼び出しといて、死ぬ死ぬって、そりゃあ止めて欲しいとしか思えんわいな。
まあ、そういう女性の心理はおいといて、タナカさんトランスフォーム!!な、なんだってー!
チカはティーン☆ロボット!
いや、アラサーロボットか(笑)
うおおお、バレバレだったけどこれはイイ!
・・・・って、あれ?あれ?????
アンドロイドじゃなくて、生身?あの変身パワードスースどういう理屈やねん。アイアンマンやラセツより凄いよね。
つうか、それでなんか萎えた・・・
結局、なんだったのかよくわからんなあ。別に戦闘員に改造する必要は無かったような。
リビングレーザーのように生きるエネルギー体みたいになるのかと思ったら、そんな事も無かったし、お涙ちょうだいかよう。
黒田大臣もなあ・・・
前回は「ゴゴゴゴ」な凄みがあったのに、一気に小物っぽくなって、この握った拳をどこにぶつければいいのか困る。ただの右翼のおっさんか・・・
ちらっと原爆ネタからめたけど、あまり深みなかったなあ。言葉で言ってみましただけでは、やはりうわっつらだけぽくてねえ。
日米同盟破棄でアメリカ軍が動く?というところで、もしやキャプテンアメリカ来るか!?
と、期待した私があさはかでございました。
ここでキャップ vs ラセツとか見れたら、それだけでこの回の評価が180度変わっていたのに。
キャプテンアメリカすら圧倒するラセツ。そんな相手にアイアンマンは勝てるのか!?みたいな。うおお燃える。
ウルヴァリンなにやってんだろ・・・
結局12星座メカも全部出ずじまい。
ウルヴァリンちょとだけ。
ペッパーの出番もほとんど無し。
アメコミヴィランどころか、アイアンマンがらみの敵役も出ず。
日本でアイアンマンが戦う必要性もあまりなく。
リアル指向かと思えばそうでもなく、はっちゃけるかといえばそうでもなく。
トニーの戦い方はメカの天才という要素はまったく無く、いつも真正面から力押し。
コンピュータウイルスには根性で対抗。タナカさんを救うのもただの説得。超能力少女を救うのも無策につっこむだけ。インセンとの心理戦も無く、ラスボス相手はすごいパワーでやっつけました・・・とかどうなのよ。
そうそう、なぜインセンだったのか。
インセンが生きていたことにするほどの理由は無いよなあ。
そうだ、最大の謎は、女記者さんはなんだったのか!?
ちょっとホント、マジでいなくていい子だったんですけど。・・・どういうこと?
もしウルヴァリンや今後のシリーズにも登場して、いつのまにか日本で唯一にして最も詳しいアメコミヒーロー記者にでもなったら面白いんだろうけど・・・・ねえよなあ。
最終回前がけっこうよかっただけに、今回の落差にガックリ。
アメコミヒーローを日本で作るっていう意義ってこういうことじゃないだろーーーー!
だってこれアイアンマンじゃなくていいだろ。
この作品、スタッフがアメコミが好きで作ったんじゃなくて、ただ仕事だからやりました。みたいな感じがするのがつらいわー
だいたい、アメコミなんてどんなデタラメな話を作ったって「うん、それは別のアースのお話」ってことで何やってもアリになるんだからさ、どうせ別物作るなら作るで無茶苦茶やってほしかったわ。
次から始まる「ウルヴァリン」めっちゃ不安になってきた。
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コメント
- ビニールマン:
- よほどうるさく直しが入ったのでしょう>脚本
やはり、アメコミのはっちゃけたノリを、日本アニメで再現するのは難しいようです
特に、軍事とか政治とかからむと、日本のヲタはゴチャゴチャうるさいからな…
…男と「人ならざる女」の恋は、成就することはなく、最後には必ず別離で終わる。だが、二人の間には「子供」が残り、必ず大成する…
田中博士は、日本の伝説、異種婚姻譚にそったヒロインでした(変身ヒロインでもあったし)
あの姿は白装束=死装束だったんですね…まぁ、白い大蛇は異種婚姻譚の「定番ヒロイン」ですしね
今にして思えば、あの若さであの天才ぶりはどこか「人外」でしたが…冒頭からもう少し女ゾディアック出すとか、生身で「人外」らしさを出してもよかったのでは?(とっさの怪力俊速とか、瓦礫の山から無傷ではい出してくるとか)
…彼なりの志に殉じた国士
それをはばむために殉じたサムライ
そして、社長に殉じた女
三人が去り、後に残るは「蛍」の中の社長だけ…
このシーンだけは、私が欲しかったジャパニーズテイストが出ていましたね
あのシーンで、BGMなし・EDなしで、静かに余韻残して終わらせてくれれば、まだ見られたのですが
ウルヴァリンは、ウルヴァリンである必要がなくても、アメコミになっていなくても、日本アニメなりにはっちゃけて欲しいものです…政治や軍事抜きで
- スカポン太:
- あれは白装束ではなく、白無垢(ウェドングドレス)みたいなものだったりして。
うん、うん。女ゾディアックはもっと最初から出て来てもよかったですよね。
インセンやラモンゼロとバトってもよかった気がする。
他のものもそうですが、なんだかどれもとってつけたような出方ばかりだったのが気になりました。
うーん、部分部分はいいとこもあったんだけど、結局どれも中途半端な感じが一番問題かなあ。
よりガチガチな軍事ものになってるかといえばそうでもなく、政治ものとしても中途半端、かといってヒーローものとしても・・・みたいな。
もしかしたら、脚本や修正うんぬんというより、方向性が完全に固まらないうちに見切り発車したとかでのグダグダさだったのかも。
桜井さんとかサムライぽかったですしねえ。
大枠では日本にきたアイアンマンの話としてそんなにおかしくはなかったように思えるのです。
それをつめるディティールがなあ。
そう考えるとウルヴァリンは第二弾ということで(アイアンマンより企画をねる時間があったという意味で)、アメコミっぽくなるかはわからないけど、一つの作品としては軸がぶれていない展開になる・・・・と、期待したい。
- notyou:ウルヴァリン??
- タイトルは「アイアンマン」なのであくまでアイアンマンしか登場しないのですよ。
第2弾はウルヴァリンなのでXメンのゲスト出演は・・・?多分アニメ版の原作はきっと
クリス・クレイモント&フランク・ミラーの『ウルヴァリン』だからラストシーンに少しだけでるのかも?
- スカポン太:
- それを言ったら、バットマンというタイトルだったら、バットマンしか登場しなくなっちゃう!
ウルヴァリンどうなんでしょうねえ。アイアンマンよりはマシな気がしないでもないけど、見てみないとわからんですねえ。
- くろみつ:
- 限られた範囲の版権契約で、12話という少ない話数の中ではよくやった方だとも思ったり。
少ない話数で見せたいものを出していく都合上で、どれも取ってつけたようになった感じでしょうか…?
せめて2クールあったらなぁ…
ブレイド入れる余裕があるなら4クール目はアイアンマン~X-MENのクロスオーバーシーズンに
してほしかったなぁ…
- スカポン太:
- >限られた範囲の版権契約
実情はわからないけど、やっぱり「アイアンマン」しか使えない版権契約だったんですかねえ。
キャラごとに権利があって、あれは出せないこれは出せないなんて話もよく聞きますし。
でもマーベルVSカプコンであれだけ自由にやれるなら・・・と思わずにはいられません。
まあ、どう扱っていいか迷ってる雰囲気はしたので、慣れてきたらもうちょっと違ったかも。
XMENは嫌でもキャラが大量に出ると思うので、そのへんが期待かしらん。