パンスト展

そういやパンスト展にもけっこう前に行ってたんだけど、書き忘れてた。
28日夜にスタッフ生コメUST配信あるし、その前に一応書いておきます。
えーっと、行きましたよgalaxxxyのパンスト展。(いまさら!)
そういえばニコ生でも「女性ファンが多い」って言ってたけど、自分が行った時も女性しかいませんでした。
たまたまだと思うけど・・・男性も見に行ってるよね???どうなのかしらん。
まあ、ただの印象なんですけど、女性のパンストファンは素直に笑ったり「カワイイ!」って見てて、男性のパンストファンは「元ネタがどうこう」「ガイナはどうこう」「作画がどうこう」言うイメージ。
男性はおもしろさに理由と理屈を求めるものなのか!? まあ、どうでもいいですね。
で、パンスト展ですが、

こんな感じに設定画などがいっぱい飾ってありました。終り。
そういや、来年2月にパンスト設定資料集が出るようなので、見れなかった人はそれ買えばいいんじゃないかと思います。
自分が面白かったのは設定画そのものより、そこに描き込まれた指示あたりかな。

たとえばこのストっちゃんの設定画。
ストッキングの髪の影は、「髪の影という記号」
おでこが出ても、必ずおでこにはりついている影というのが、なかなか面白いです。こういうの好きだな。
あと、原画もあったのがよかったですねえ。

ガンカタシーンの原画なんですが、外枠の主線まで描き込まれている。
その言い方じゃ普通か・・・・ 極太の主線であることを指示した原画というのが面白いというとこでして、そういう線の太さにこだわって作画してたんだなと。

全然関係ないけど、ランジェリーランのこのゴースト、なんかジャスティスリーグのデザインのプロポーションぽいなあ・・・・なんても思って見てました。フラッシュ?
パンスト展は12月28日まで。(今日までだー)
どうも期間中も微妙に展示がかわるみたいで、最終日は案外最終回の画もあったりしてね。
おまけで、コミケでのパンスト
29日 東A30b 「インクボトル(今石洋之)」パンスト本
31日 東A36b 「はちのこの里」 吉成曜 デザイン集
混んでそうだし、自分が行く頃にはもう無いだろうけど、一応メモ。
- 関連記事
この記事のトラックバックURL
http://ppgcom.blog12.fc2.com/tb.php/3953-9c1eb01f
コメント
- 通りすが郎:
- 明日発売のサントラを早く手に入れた人達の間でパンティ&ストッキングの「今石監督次第でセカンドシーズンはあるかもよ」という隠しメッセージが話題になっていますね。
監督が燃え尽きていなければセカンドシーズンがあるよなんて酷い釣りだ(苦笑)。
今日のUSTはそこのところを話すのかと思います。
- 朱夏伯:
- パンストって意外と女性ファンの方が多いんですね。よかった!こんな下ネタ全開アニメにハマッている女子なんか私ぐらいだろうなぁ・・・と思って、周囲の人にもこの趣味だけは隠していたので。
- スカポン太:
- >通りすが郎さん
サントラに隠しメッセージなんてあったんですか?
後でちょっと調べてみようかな。
>朱夏伯さん
わかるなあ(笑)
面白くても人に薦めたりするの難しいアニメですものねえ。下ネタが!(笑)
意外にそういう人は多くて、みんなこっそり見てるのかも。
- 通りすが郎:
- 昨日のUST放送でパンスト姉妹が勝手にガーターの天国クレジットカードを満額使用して買った最終兵器名が
「ビッグ・バッド・ママ」だという話がありましたが、あれは結構重要。
映画ファンとして「ああ、パンストはコーマン製作のB級傑作から影響を受けていたのか」と膝を打つ話でした。
「ビッグ・バット・ママ」は母と姉妹の女三人と伯父の強盗団が1932年のテキサス州を暴れまわる話で、
二人の娘はまだ10代なのにストリップをしたり道中で知り合った銀行強盗と寝たりと無軌道ぶりを発揮します。
http://youtu.be/TaLuskJD5ac
これ思いっきり、キャラクター設定がパンティ&ストッキングと重なっていますね。
「ビッグ・バッド・ママ」はママの決して筋を曲げない生きざまが泣かせる映画でおススメ。
カートゥーンからの影響ばか注目していたので、70年代に流行ったB級女アウトロー映画群に影響されていることは見抜けませんでした。
映画秘宝のパンスト広告も女三人組が暴れまわるヌーディ・アクション映画「ファスター・プシー・キャット・キル・キル」を意識した
「アタシら天使!ゴーストKILL KILL」というコピーが踊っていました。
http://youtu.be/rgWoPFX1Sz0
昨日のコメンテータリーはこのことを知っただけでも収穫はありましたね。
- スカポン太:
- まだまだ出てくるものですねえ。
「ビッグ・バッド・ママ」は間違いなく意識してるでしょうね。
ネーミングだけという気もしますが、テイストはかなり近いし、多分最初から構想の中に入っていた可能性が高そうです。
アニメーションで作るからスタイルはカートゥーン風だけど、ネタはけっこう洋画からが多いとこみると、そのへんが今石監督の趣味が濃厚に出たのかなと思えます。
- 通りすが郎:
- >今石監督の趣味
「ビッチ・ガールズ」でお婆さんがパンティに「女は自由なんだ!」と教える場面は70年代の女性アクションそのまんまです。
70年代は女性の社会意識が変わり始めたのに呼応するように、
日米両国で「女囚さそり」「女番長 野良猫ロック」「コフィー」「ビッグ・バッド・ママ」etc・・・とワイルドな女性が暴れまわるB級アクションが量産されました。
これらの映画の大半は不良の女性が飛び出しナイフや銃を振り回し暴れたり、虐げられた女性が怒りの復讐をしたりします。
またパンティが挫折をした後に「私はビッチな生き方しかできない」と悟る場面は、
影響を与えたかどうかはわかりませんがロブ・ゾンビのホラーアクション「デビルズ・リジェクト/マーダーライドショー2」を思い出しました。
http://youtu.be/7XnmbbDdrb4
あの映画は殺人鬼一家が彼らに兄を殺された暴力保安官につかまり拷問されることで、
「俺達は殺人を楽しむ生き方は変えられないし、俺達が殺人をする自由は誰にも止められない。」と悟りますよね。
まあ、デビルズ・リジェクトは極端です(笑)けど、僕は一度落とされて「自分の生き方は変えられない」と悟るのはパンティと同じだと思います。
どっちも根本では同じなのは70年代のニューシネマから影響されているからでしょう。
パンティが全てのルールに反逆するのもニューシネマそのまんまです。
最後に今石監督のデビュー作「DEAD LEAVES」の予告編をYOU-TUBEで観たのですが、
このアニメ映画はレトロとパンディ(!)のアウトローカップルが月面刑務所から脱出するという
「俺達には明日はない」「ナチュラル・ボーン・キラーズ」を思い出すような予告編でした。
http://youtu.be/TCuieF9Uzgc
映画の内容については見てから語りたいですが、
しかしデビュー作から今石監督の趣味がかなり強くでていますよね。
彼はかなりアウトローがでてくる映画が好きですね。
何となく彼はアウトローのカップル、ワイルドな女性が主人公のアニメを作りたがっているように見えますね。
- スカポン太:
- ワイルドな女性好きはありそうですね。
パンスト本編でもストッキングよりパンティの方がキャラとしてよく動いていたのもそれがあったのかも。
映画に限らず70年代あたりのもの好きそうな気がしますねえ。
いや、PV回見てると名盤のチョイスがそのへん多かったような気がしたもので。
(でも、これはスタッフの趣味の総合かなあ)
パンストの企画があがって、監督が今石さんだと分かった時に、「DEAD LEAVES」を思い出しました。ヒロインの名前からしてもうね。
ただ、DEAD LEAVESは自分はそんなに好きじゃなかったので、いろいろ不安だったんですよ(笑)
ただ、パンストはTVシリーズということもあって、エピソードごとにテイストが違っていたのが良かったと思いました。