ゲームのゴスっ娘3

>ロールパンナは…ゴスっ子ではないですかね…。善と悪の二つの心を持つ、社会から疎外されたキャラクターなんですけど…。一応黒っぽい服装です。 by 冷雨
違うと思います。
ゴスは魂のありかたも重要だけど、ゴスと呼ぶにはやはり外観要素もそれなりに重要かと。
ロールパンナにはあまりにもゴス的要素が無さ過ぎる、どちらかといえばアンチヒーローの系譜かなあ。
ただ、アンパンマンが海外で作られたとしたら、ロールパンナはゴスっぽくなったかもしれませんね。
El TigreのZoeちゃんみたいな感じになったかも。


>こんにちは!
ゴスっ娘、、私も考えてみたのですが、ドリームクラブの魔璃…はゴスなのか。なんなのか。ジャンルが恋愛シミュレーションゲームですみませんってカンジですが(笑)
あと、ゲームで思いつくのはゴスロリばっかりで、ゴスっ娘って意外に探すのはムズカシイですね。 by のっと

ドリームクラブの魔璃
このゲーム初めて知りましたが、これもやはりちょっと違うかと(笑)
自称ブラッディマリリンというのはちょっとゴスっぽいかもしれないけど、ないわー。
ゴスというよりアニメキャラ・・・・
>出そうでまだ出ていなかったので。ゲームのゴスっ娘といえばDeath Jr. のPandora嬢

Death Jr. のパンドラ(右)
ああ!自分はDeath Jr.はコミックで読んだもので、これがゲームだったことすっかり忘れてました。
うん、ゴスっ娘。ど真ん中ですね。
パンドラのドレスは黒ではなくピンクというか紫なんですが、彼女をゴスっ娘と言わずしてなんと言おう。
>デビルメイクライ3の【ネヴァン】
PS初 スペクトラルフォース無印~3のキャラ【メイミー】がいますよ。
ちなみに、私はからしてみると、ちびまるこちゃんの(野口さん)も、(ルミ姉)もゴスっ子です。 by 妹屁


デビルメイクライ3のネヴァン と スペクトラルフォースのメイミー
ゴスといえばゴスだけど、やっぱりちょっと違うかなあ。
悪魔キャラとヴァンパイアとそれなりにゴス側の住人だけど、ゴスっ娘呼ぶにはもっとゴスっ娘的であってほしい。
要素的には正解だけど、やはり外観の「それらしさ」も重要と思えてきましたよ。
とかいいつつ、自分の好みを言ってるだけなのかもしれませんが。
「ゴスっ娘はそれぞれの心の中に!」よし逃げ道作った。
しかし、野口さんやルミ姉はいいところをついているね!


野口さんやルミ姉はゴスではないです。
しかし、ちびまるこが現代アメリカが舞台であったなら、野口さんはゴスになっていた可能性はとても高いかと。
クラスの中の「変わった子」ポジションとして。
このあたりは、身近にゴスカルチャーがあるか否かだけの違いじゃないかなと。
ルミ姉はまたちょっと違って、こっちは奈良美智などのCreepy少女の系譜につらなるキャラかと。
メンタリティはおそらくゴスではないだろうけど、スタイルはゴスに近い。
Creepyさというのはゴスのポイントかも。
ふむ・・・・
いろいろ見て来て、なにをもってゴスっ娘とするかぼんやりと見えて来たような・・・そうでもないような。
ゴスとゴスロリの違いも語ってきましたが、日本のゴスロリにゴスが無いわけでもない。
ゴスロリファッション文化の中にもゴスなものも数多く存在する。
ファッションブランドの中にはロリータ系、姫系、ゴシック系、パンク系、様々なものが存在するが、アニメなのでのキャラでは全部いっしょくたになっている。
アニメやマンガ(あとゲーム?)に登場してくるゴスロリは、一部のフリフリしたいかにもなスタイルのみを形だけ取り入れて使っているのが多いように思えます。
ゴスはもちろん、ゴスロリすらもよく理解していないで、「変わった格好のファッション」としてひとくくりにして遠くから見ているイメージ。
野口さんがアメリカだったらゴスなんじゃないか?と思うものの、日本では野口さんは野口さん。つまり、そこにゴスカルチャーがあるか否かだと思う。日本には無いので野口さんは野口さんのままだし、ロールパンナはロールパンナ。
ゴスはアンチ勝ち組、アンチキリストなどのカウンターカルチャー。
ゴスっ娘なら、キラキラした「女っ子ぽい」勝ち組女子に対するアンチ。
ゆえに可愛らしさを排除したCreepyさこそが根幹。
そこにアンチキリスト的な怪奇ゴシックがスタイルとして特に好まれて定着したのが、今のゴスなんだと思う。
結果としてカワイイのはまた別の問題。貧乏臭いパンクが結果としてカッコいいみたいなのと同じで。
強い身分階層差や、社会格差、強いモラルの締め付けなどが無い日本では、対立文化としてのカウンターカルチャーは育たず、あるのは境界のあいまいなサブカルチャー。
ゴスやパンクが日本では自己存在の定義ではなく、趣味性の高いファッションでしかないのはそのためだろうか。
ゴスロリファッションの深部にはゴス的なものはあるし、個人制作単位でのマンガなどではゴス濃度が濃い作品もある。しかし、複数の人間がたずさわるアニメなどではスタッフ全員がそういうカウンターカルチャーたるゴスを共通認識としてもてず、ゆえにゴスロリの表層しか表現できない・・・ということではないだろうか。
パンストのストッキングがあまりゴスっぽくないのもそのせいかなあ。
などと、「これはゴスっ娘?」みたいなのを続けていくうちにそんなゴス論を考えちゃいましたよ。
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コメント
- 冷雨:
- なるほど~。やっぱり文化と言うのは過去からのつながりが無くてはならないんですね。
なんとなく、ゴスには西洋人の中世への郷愁のようなものも含まれているのかなぁ…と思いました。
ロールパンナは顔に包帯を巻いているし、暗い過去を持つバットマン的なキャラクターなのでゴスっぽいと思ったのですが、やはり文化的背景が違いすぎるんですね。
- VicIsono:
- アメリカ製ときメモの「Shira Oka: Second Chances」が
アメリカのハイスクールではなく日本の高校が舞台なのは
自分達に馴染のありすぎる舞台設定では
夢が見れないからなんでしょうか。
ゴスやチアリーダーやプレーンジェーンが攻略キャラの
ギャルゲというのも、ちょっとやってみたいんですが。
意中の娘にプロムパートナーを申し込むのがクライマックス。
グッドエンドはクラスリングの交換。
ようするにあんまり物騒じゃない「BULLY(ブリー)」。
ゲーム製作に携わるようなギーク系のアメリカ人にとっては
中指おっ立てたくなるコンセプトなんだろーなw
- 鳳雛:
- かなり昔ですが、ボンバーマンにも、ゴスキャラがいました。
http://www.gpara.com/news/04/10/news200410126286.htm
その名も「ゴスロリボンバー」だそうです・・・。
でもボンバーマンなんですよね・・・。
- スカポン太:
- >冷雨さん
まあ、あくまで「私の考え」ですけどね。
野性的な性格でも、ケモノっ子というにはせめてケモノ耳くらいはついていないと・・・という感じかなあ。
ん~~、ゴスが中世への郷愁なら、サムライ・ニンジャに例えた方が適切かも。
サムライのような境遇、性格の騎士がいたとしても、西洋甲冑に身をつつんできたら、やっぱりそれはサムライじゃなくてナイトみたいな。
アメリカンニンジャの「いやちょっとそれ違うだろ」な感じが日本のゴスロリ?
>VicIsonoさん
「Shira Oka: Second Chances」あー、これこれ。今ちょっと気になってるゲーム!
まあこのへんは日本のギャルゲーにあこがれて作ったものだから、そうなるんじゃないですかね。
インディーズレベルでもどんどん広まってきたら、そのうちそういうアメリカンスクール舞台なギャルゲーも作られるかも。
OLEがそうであったように。
今はきっとあこがれのあのanimeの世界を再現したいという思いの方が強そう。
>鳳雛さん
ボンバーマンにこんなキャラが!
まあ、さすがにゴスロリですが。