オギー&コックローチのフレンチギャグ

「オギー&コックローチ」はフランス作品ながらも、今時のアメリカンカートゥーンよりもカートゥーンらしいギャグ作品。
アメリカだとカートゥーンも、今時はシットコムだったり、ストーリーギャグぽいものが多くなってしまってるだけに、ここまでナンセンスでスラップスティックなものは珍しい。
そんな「オギー&コックローチ」だが、そこはやはりフランス作品。
けっこう随所にアメリカンカートゥーンには無いテイストがちりばめられている。

例えば電車。
「オギー&コックローチ」の舞台は家でのドタバタが多いのだけれども、たまに街に出ることもある。
そこで電車が登場するシーンがあるのですが、アメリカ製だとあまり「電車」を見かけた覚えが無い。このへんにアメリカとフランスの違いを感じたりします。
そこでオギコクのエピソードの一つ「Just Married !」を紹介したい。

これはオギーの親友ジャックが結婚式をあげるエピソード。

・・・・って、確か「Don't Rock the Cradle」でモニカとの子供がいるみたいなシーンがあったけど、あれはなんだったんだ?
このへんは、その場かぎりのギャグのためのシチュエーションと考えて、あまり気にしない方がいいのかもしれない。
いやこれはむしろ、話に聞くフランス人の恋愛観なのかも。
「何年もいっしょにいても子供ができても戸籍にいれない事実婚が多い」「結婚してても恋人がいるのは普通」みたいな。

それはさておき、ジャックの結婚式。
ここでオギーとコックローチたちのドタバタがあって、結婚式もめちゃめちゃなノリになったりするんですが、そこはどうでもいい。
その結婚式が終わって、ジャックたち新郎新婦が向かった先は・・・・

ホテル!!
え・・・いや、このホテルのムード、ラブいっていうかなんかアレな感じなんですけど・・・

内装もピンクであっはーんなムード。
この展開・・・え?どういうこと?大丈夫なんかこれ。

大丈夫じゃねえ!こいつらヤる気だ!!!


超やるきマンマンのジャック。
ドキドキ・・・
ジャックの股間が・・・ やる気でパンパン。え、ええええ
いいのかこれ、フランスならいいのか!?
夫婦の大格闘戦が今まさに始まろうとしてた。
と、その前にシャワーをあびにいくジャック。
しかし、いつまでたってもシャワーから帰って来ないジャック。

ムラムラしているのに待ちくたびれた新婦が様子を見に行くと・・・・

アーーーーーーーーーーーーーーーッ!
そこには全裸でたわむれる男二人の姿があった。
これ入ってるよね。
さすが、かつてオギーの紹介であった「仲良すぎる二人」です。
なにこれ、フランスだと子供向けでもこういうネタはアリなんですかね。恐るべしフランス。

別のエピソードでも仲良すぎる二人。
レンとスティンピーですら、こういうネタはチャンネルが変わって大人向け枠になってからだというのに、フランスでは全然OKっていう認識でいいんでしょうか。
つうか、日本のCNも平気で放送してましたけどね(笑)さすがです。
とまあ、オギー&コックローチのフレンチギャグでした。
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コメント
- レン:
- 先日のチャウダーとビリー&マンディで、
シュニッツエルがチャウダーも居る前で猥談(?)を話し出してムーングに「子供の前でやめなさい!」と止められたり
グリムがネットでアダルトサイトっぽいページを開いてしまって「子供は見るんじゃない!!」と慌てる場面等がありました。
最近の怒涛のゴスっ娘特集の様に海外アニメのエロい場面特集なんかも見てみたいですw
- 朱夏伯:
- うわー、こんなにエロネタのあったアニメを平然と見ていた小学生の頃の自分・・・無知って恐ろしいですね(笑)
- スカポン太:
- >レンさん
さすがに直接的な表現は無理でも、そういうネタはたまーにカートゥーンでも入ってますねえ。
「海外アニメのエロい場面特集」ですか(笑)
特集となるとたいへんだけど、まあ気がついたらこうやって何度かネタ出ししてこうかなとは思ってます。
>朱夏伯さん
成長してから見返すとまた違った面白さが。
まあ、そういうことできっといいんでしょうね。今規制とかいろいろうるさいけど、結局そういうことなんじゃないかと思います。