ハーレクインでMR.MEN

というわけで、「月刊 ハーレクイン 2011年 05月号」を買ったのでした。
裏表紙の広告が一面カートゥーンネットワークに!!
裏側から見ると、コロコロとかなんかそんな漫画雑誌みたいだけど、これハーレクインなんだぜ・・・
そして、お目当ての高瀬綾によるMR.MENショーレポートはというと

なんですって!
もともと高瀬綾先生はCN好きだったんですな。
特に「点目」キャラが好みのようで、マドレーヌやタンタンなんかがお好きな様子。
そして5月から始まる新シリーズのアフレコ現場に到着。

ハーレクイン化きたーーーーーー
え、次号に続くなの?
このために買った月刊ハーレクインですが、MR.MENショーレポはわずか3p。
次回がアフレコ現場の話になると思うのですが、次号も多分3pなんだろうなあ。
それにしても、なぜCNはハーレクインとコラボしようと思ったのか。しかもMR.MENで。
吉本とパワパフのコラボもあったし、よくわからんコラボは昔からか。
せっかく買ったので、ハーレクインの他の漫画も読んでみましたよ。
雑誌のキャッチコピーが「お姫様になりたい・・・夢を叶えるコミック誌」「すべてハッピーエンド!」によく表されてるもんだ。
まさにロマンス中心の少女漫画の世界そのままなんですが、漫画の原作がハーレクインの小説ベースなので、すべて海外脚本というのがちょっと違うところ。
そして内容は、相手の男性が大金持ちだったり、優秀な実業家だったり、資産家の息子だったり、王子様だったり・・・・うん、要するにみんな王子様なのよ!(笑)(もちろんみんなイケメン)
ヒロインの方は「普通の女の子」みたいな感じですかね。
まあ、例外もいっぱいあるんだろうけど、ひたすらそういう世界を量産してるんだろうなあ・・・
それだけにワンパターンながらも脚本の構成力はなかなかだと感じました。
あと、登場人物も少ないのね。ほとんどが王子様とヒロインの会話でほとんど進む感じ。
このへん海外ドラマでも感じることだけど、会話の掛け合いがうまいわあ。
なるほど。もしかしたら、ストーリーそのものより男女の会話を堪能するものなのかもしれない。
北米産オリジナルMANGAはいくつか読んだけど、足りないのはこのへんかもなあ。
最近は北米産MANGAは人気小説を原作にしたMANGAばかりになって、オリジナル作品が出なくなってしまったけど、しばらくはストーリー構成などをそのへんから学んでおくのもいいのかも・・と、ちょっと思った。
>バックス・バニーの反日プロパガンダが酷すぎるww
日本人が中国顔なのは勿論のこと、
なぜか相撲取りのまわしがセクシーなことにwwww
しっかし、戦時中にカラーってすごいですよねby闇月紫暗 by 闇月紫暗
カラーでアニメーションというのも凄いですが、戦時中にギャグ作品を作っていたというのも凄いなぁと思ったりします。国民性の違いなんですかねえ。
>ラプンツェル見てきました。
おっさん達カワイイ!馬イケメン!フライパン最強!
しかしなんといっても動き(アクションに限らず)の爽快な事。
スカポン太さんの絶賛も納得の作品でした。
総体として、劇場の子供達がきゃあきゃあ喜んでたのがすばらしい。 by 真空管
でしょーーー!
おっさんたちがカワイイの!
馬のマックス、かっこいい!
でも、マックスとフリンのやりとりは、なんとなく銭形警部とルパンみたいな感じもしました。
プリンセスものだけど、今回は「ラバになった王様」のようなギャグテイストが強い作品だったりして、かわいくおかしいケラケラ笑いながら楽しむ作品て感じですよねえ。
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コメント
- VicIsono:
- (エメラルドの瞳に涙を湛えながら)
スカポンター、貴方はハーレクインの事なんて少しも…少しも分かっていないのだわ!
(窓から庭園を眺めつつ)
ハーレクインコミックスは…日本の電子書籍でボロもうけしたからって
アマゾンキンドルやアップルストアにまで英語版や中文版の配信を始めたの
……mangaブームで育った女子読者が獲得できるかもと思ったのかもしれないわね。
でも!otakuとロマンス小説の読者は全然層が違ったの!
キンドルストアのハレコミは軒並み星一つで、レビューも
「読み方がわかんない」「$5.99も出してこんな内容なんてお金の無駄」
……そんな言葉が並んでいるわ。でも…それでもキンドルはマシな方なのよ。
(はらはらと涙をこぼし)
アイフォンiPadなんて、悪名高い林檎規制のせいで
ラブシーンが戦中の検閲並の墨塗りで五里霧中になっているの!
私…私…もう耐えられないっ!!
(泣きながら行方をくらます。この後ひっそりと子供を生んでたり、
悪者につかまって危機一髪だったり、事故にあって生死の境を彷徨ったりetc)
- スカポン太:
- まあなんということでしょう!
ええと、逆輸入的展開までいってるのですか。
これも一種のガラパゴスジャンルなだけに合う合わないは大きそうです。
でも技巧的にはけっこう優れてるとこありそうに思えるんですけどねえ。
- タ ッ キー:
- これはイタリア語やフランス語に再翻訳したら欧州に売れそうですね。
イタリアとかはレディコミ人気らしいですから。
もうやってるかな…?
- VicIsono:(ただしイケメンセレブに限る)
- 日本の電子書籍ビジネスの中で売り上げトップを占めてるのが
ソフトバンクが配信してるハーレクインコミックだったはず。
とはいえ日本人でも少年漫画しか読んだことのない人は
変形コマ割連発の少女漫画の読み方に迷うくらいだから
mangaを読みなれてない非otakuのロマンス小説読者が
HQ漫画を見せられても「何これ読み方わかんない!」ってなるのは
仕方ないとは思いますが(ミラー印刷じゃないから特に)。
ちなみに超売れっ子ロマンス小説作家のノーラ・ロバーツさんは
昔『ヒーローに乾杯!』というヒーローコミック作家が相手役の作品を書いてます。
作中作は、グリーンランタンあたりが元ネタっぽい感じでした。
ロバーツさんはバットマンが元ネタの透明化・壁抜け能力のある
仮面のヴィジランテ「ネメシス」が登場する
『夜は甘き薫りを』(MIRA文庫)という作品も書いています。
このネメシスがゲストで登場するスピンオフ作品が漫画化されているものの、
作画担当がアメコミリテラシーのない人だったので、ションボリな出来でした。
(エーゲ海の風に髪をなびかせながら…)
- スカポン太:
- >タッキーさん
イタリアやフランスは「ロマンス」の元祖なだけに、地元ロマンスものはいっぱいありそうな気がしますがどうなんですかね。
マンガだとそうでもないのかな??
>VicIsonoさん
ケータイマンガではBLやGLが超人気ぽいけど、ハーレクインもか!
なんとなくわかるような気がしないでもないわ
海外のMANGA読みとロマンス読みでは、まだまだ層がかなり違いそうですなあ(笑)
トワイライトのMANGA版を出版社側がMANGAと言いたくなかったのはそういうこともあってかかも。
(絵柄やコマ割りも比較的オーソドックスな感じにしてたのも、そういうことかしらん)
- タ ッ キー:
- >地元ロマンス
小説はともかくマンガはダメみたいですよ。
地元の人間に描かせても、レディコミみたいにエロくならないそうです。
流石日本は春画とあぶな絵の国!
- スカポン太:
- なかなか難しいもんですねえ。
イラストっぽくなっちゃうんですかねえ。
一枚絵より情感を描くのが日本のマンガの築いて来た技法の一つなのかも。
- タ ッ キー:
- >情感を描くのが日本の
浮世絵が19世紀欧州の画家たちに影響を与えたという話がありますが。
構図や色彩以外に、「うわ、コレエロいな!」とか思わせていたのかもしれません。
- スカポン太:
- 19世紀欧州のエロ画好きなんですけどねー
ビアズリーのような退廃エロスではなく、浮世絵の生っぽくて動きを感じられるエロスは独特かもしれませぬ。