WINX アメリカで放送再開
世界の魔女っ子めぐりイタリア編。
ようするにWinx clubなんですけど。
Winxは一応世界各国(日本以外)でも放送されているんですが、メインはヨーロッパ。
アメリカでは4Kidsで放送していたんですが、4Kidsがアレなもんで途中で放送が止まっちゃったんですが、最近になってニコロデオンのアクション系チャンネルNicktoonsに移籍し、アメリカでの放送が再開された様子。
4Kids版は編集されまくりだったり、放送形態が酷かったりと、扱いが良くなかったけど、ニコロデオン版だとどうなるんでしょうかね。さすがに吹き替え新録は無いとは思うけど、気になる。
Nicktoonsでパワーレンジャー再開など、最近のニコロデオンはそのへんがちょっとホットですな。
ところでWinxの映画第二弾「Winx Club 3D: Magical Adventure」(英語版)
さて、アメリカではいろいろあったものの、Winxはイタリアでは超大人気。
映画第二弾「Winx Club 3D: Magical Adventure」も、去年イタリアで10月に公開。
現在ヨーロッパ各地で公開中で、フランスでは2011年4月から公開されもうじき終了。ドイツでは5月に始まったばかり。
TVシリーズの方は完結したっぽいですが、人気はまだ衰えていないようで、映画第三弾も予定されているうえに、舞台もあったり、イタリアのテーマパーク「Rainbow Magic Land」にアトラクションもできるとかなんとか。
人気人気といってもどの程度なのかはピンとこなかったので、せっかく劇場用映画が公開されているんだし、興行成績を調べてみようかと。
ようするにWinx clubなんですけど。
Winxは一応世界各国(日本以外)でも放送されているんですが、メインはヨーロッパ。
アメリカでは4Kidsで放送していたんですが、4Kidsがアレなもんで途中で放送が止まっちゃったんですが、最近になってニコロデオンのアクション系チャンネルNicktoonsに移籍し、アメリカでの放送が再開された様子。
4Kids版は編集されまくりだったり、放送形態が酷かったりと、扱いが良くなかったけど、ニコロデオン版だとどうなるんでしょうかね。さすがに吹き替え新録は無いとは思うけど、気になる。
Nicktoonsでパワーレンジャー再開など、最近のニコロデオンはそのへんがちょっとホットですな。
ところでWinxの映画第二弾「Winx Club 3D: Magical Adventure」(英語版)
さて、アメリカではいろいろあったものの、Winxはイタリアでは超大人気。
映画第二弾「Winx Club 3D: Magical Adventure」も、去年イタリアで10月に公開。
現在ヨーロッパ各地で公開中で、フランスでは2011年4月から公開されもうじき終了。ドイツでは5月に始まったばかり。
TVシリーズの方は完結したっぽいですが、人気はまだ衰えていないようで、映画第三弾も予定されているうえに、舞台もあったり、イタリアのテーマパーク「Rainbow Magic Land」にアトラクションもできるとかなんとか。
人気人気といってもどの程度なのかはピンとこなかったので、せっかく劇場用映画が公開されているんだし、興行成績を調べてみようかと。
興行成績調査資料は「BOX OFFICE MOJO」から。
「Winx Club 3D: Magical Adventure」のイタリアでの興行成績は400万ドル。
比較として「TOY STORY 3」のイタリアでの興行成績は1885万ドル。
・・・・いかん、こんなメガヒット怪物クラス相手では比較にならんわ。
一応、フランスの劇場用アニメーション映画隆盛のきっかけになったと言われる
「ベルヴィル・ランデブー」が445万ドル、「キリクと魔女」が650万ドルで「大ヒット」と言われているので、劇場用アニメーション映画としてはヒットという感じでいいのかな?
(※ベルヴィルやキリクの数字はフランス国内の興行成績のもので、他の国ではそれほど高くない。というかかなり低い。どこの国でも国外でのヒットは難しく、ピクサーやディズニーが特殊なのかも)
「Winx Club 3D: Magical Adventure」の各国興行成績
イタリア 4,032,894ドル(935,111ドル)
ロシア 2,718,158ドル(1,180,979ドル)
トルコ 1,557,336ドル(796,594ドル)
ドイツ 991,148ドル(304,196ドル)
フランス 180,705ドル(180,705ドル)
※()内は公開初週成績
さすがイタリアが飛び抜けていますが、ロシア、トルコ、ドイツ高いですね。(ドイツは公開中だからもう少し伸びるかも)
中でもロシアは初週の成績がイタリアすら超えている。
これはじわじわ口コミで広がっていったパターンではなく、始めから「WINXだから真っ先に観に行く」人が多かったと読むのかな。ロシアではWINXマニアが多いと。
それに比べフランスの低いことよ・・・ よく見たら初週の成績と同じなので、その後集計データが出てないだけかも。
それでもヨーロッパのアニメ国としては低めな数字。
(これだけのサンプルで語るのは乱暴だとは思うけど)WINXを「魔法少女もの」の代表として定義してみると、
イタリア、ロシア、トルコ、ドイツは魔女っ子好き。
フランスはそんなに魔女っ子好きでもない。
・・・・てことでいいのかなあ?
なんとなく、フランスはキラキラした魔法少女よりSF的なエージェントの方が好きなイメージが・・・
うーん、そうでも無いか。ファンタジーは好きぽいしなあ。
「魔法少女」とか「魔女っ子」とまとめて語ってますが、これは「不思議な力をもつ少女もの」のアバウトな総称ですかね。
日本でもそうだけど、必ずしも「魔法」ではないし、「魔女」でもない。
最近はバトルヒロインものと融合しているために、魔法を使わなくとも「魔法少女」ジャンルとして扱われているものも多い。
むしろ最近は「キラキラしたドレス服に変身する少女」が「魔女っ子」として扱われることが多いのではないでしょうか。
一方、海外だとそのへん「魔女文化」にこだわりがあるようで、表現を区別している気がします。
このWINXにしても、キラキラドレス服に変身して魔法を使う少女達は「ウィッチ」ではなく「マジカルフェアリー」。(WINX達のライバルとなるTrixが「ウィッチ」。こちらは一応変身はするけどキラキラ服ではない)
ああいう服になるマジカルガールは「魔女(ウィッチ)」ではなく「妖精(フェアリー)」として扱っているケースが多いように見える。
魔女(ウィッチ)系の魔法少女たちといえば、
「ウェイバリー通りのウィザードたち」や「サブリナ」、「The Life and Times of Juniper Lee」
ドイツのHexeLilliにしても、こういうドレスアップした感じの服には変身しなかったかと。
ああいうキラキラ服のマジカルな存在と言うのは「フェアリー」なんだろうな。
いや、なんとなく、ドハデな衣装のなんだかよくわからないキャラが「私はニンジャです」っての見て、日本人が「それ、ニンジャじゃねーよww」ってつっこむみたいに、「それ魔女違うww」って向こうでもつっこんでたりしたのかな。なんて思ったりしたわけですよ。
今は海外もすっかり慣れたと思うので、それはそれとして受け止めてると思うけど、ちょっと前はどうだったのかしらん。
「Winx Club 3D: Magical Adventure」のイタリアでの興行成績は400万ドル。
比較として「TOY STORY 3」のイタリアでの興行成績は1885万ドル。
・・・・いかん、こんなメガヒット怪物クラス相手では比較にならんわ。
一応、フランスの劇場用アニメーション映画隆盛のきっかけになったと言われる
「ベルヴィル・ランデブー」が445万ドル、「キリクと魔女」が650万ドルで「大ヒット」と言われているので、劇場用アニメーション映画としてはヒットという感じでいいのかな?
(※ベルヴィルやキリクの数字はフランス国内の興行成績のもので、他の国ではそれほど高くない。というかかなり低い。どこの国でも国外でのヒットは難しく、ピクサーやディズニーが特殊なのかも)
「Winx Club 3D: Magical Adventure」の各国興行成績
イタリア 4,032,894ドル(935,111ドル)
ロシア 2,718,158ドル(1,180,979ドル)
トルコ 1,557,336ドル(796,594ドル)
ドイツ 991,148ドル(304,196ドル)
フランス 180,705ドル(180,705ドル)
※()内は公開初週成績
さすがイタリアが飛び抜けていますが、ロシア、トルコ、ドイツ高いですね。(ドイツは公開中だからもう少し伸びるかも)
中でもロシアは初週の成績がイタリアすら超えている。
これはじわじわ口コミで広がっていったパターンではなく、始めから「WINXだから真っ先に観に行く」人が多かったと読むのかな。ロシアではWINXマニアが多いと。
それに比べフランスの低いことよ・・・ よく見たら初週の成績と同じなので、その後集計データが出てないだけかも。
それでもヨーロッパのアニメ国としては低めな数字。
(これだけのサンプルで語るのは乱暴だとは思うけど)WINXを「魔法少女もの」の代表として定義してみると、
イタリア、ロシア、トルコ、ドイツは魔女っ子好き。
フランスはそんなに魔女っ子好きでもない。
・・・・てことでいいのかなあ?
なんとなく、フランスはキラキラした魔法少女よりSF的なエージェントの方が好きなイメージが・・・
うーん、そうでも無いか。ファンタジーは好きぽいしなあ。
「魔法少女」とか「魔女っ子」とまとめて語ってますが、これは「不思議な力をもつ少女もの」のアバウトな総称ですかね。
日本でもそうだけど、必ずしも「魔法」ではないし、「魔女」でもない。
最近はバトルヒロインものと融合しているために、魔法を使わなくとも「魔法少女」ジャンルとして扱われているものも多い。
むしろ最近は「キラキラしたドレス服に変身する少女」が「魔女っ子」として扱われることが多いのではないでしょうか。
一方、海外だとそのへん「魔女文化」にこだわりがあるようで、表現を区別している気がします。
このWINXにしても、キラキラドレス服に変身して魔法を使う少女達は「ウィッチ」ではなく「マジカルフェアリー」。(WINX達のライバルとなるTrixが「ウィッチ」。こちらは一応変身はするけどキラキラ服ではない)
ああいう服になるマジカルガールは「魔女(ウィッチ)」ではなく「妖精(フェアリー)」として扱っているケースが多いように見える。
魔女(ウィッチ)系の魔法少女たちといえば、
「ウェイバリー通りのウィザードたち」や「サブリナ」、「The Life and Times of Juniper Lee」
ドイツのHexeLilliにしても、こういうドレスアップした感じの服には変身しなかったかと。
ああいうキラキラ服のマジカルな存在と言うのは「フェアリー」なんだろうな。
いや、なんとなく、ドハデな衣装のなんだかよくわからないキャラが「私はニンジャです」っての見て、日本人が「それ、ニンジャじゃねーよww」ってつっこむみたいに、「それ魔女違うww」って向こうでもつっこんでたりしたのかな。なんて思ったりしたわけですよ。
今は海外もすっかり慣れたと思うので、それはそれとして受け止めてると思うけど、ちょっと前はどうだったのかしらん。
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コメント
- りおこ:
- こんばんは
何だかニコロデオンへの移籍がこのところ多いですね
確かに日本における魔女っ子というのは、(日本の宗教観もあってか)今まであまり深く考えていなかったケースが多いと感じました。
追伸:4キッズは今遊戯王でもめてるらしいですね
では
- スカポン太:
- 途中でアイドル服っぽくなったあたりから変わった感じありますねえ。
たまにシュガシュガルーンのように「魔女」原点回帰みたいなものもありますけど。
4Kidsの遊戯王はねえ・・・・ あれがトドメになりそうな感じが
- 朱夏伯:
- よく考えてみれば、正体を隠さなければならないはずの魔女がキラキラコスチュームを着ている方がかえって怪しいかも。
日本のアニメでも「レンタルマギカ」は珍しくかなり本物に近い魔法を使っているかと思います。
- スカポン太:
- 視聴者から「魔女っ子」として扱われていても、作品内では別に「魔女」じゃなくて「変身ヒロイン」みたいな扱いだったりしますね。
>「レンタルマギカ」
アニメは見た事は無いのですが、これは原作の小説はけっこう好きで読んでます。
これはまさに「魔法もの」ですね。
ソロモン12柱やらカバラやらドルイド魔法に陰陽道、世界魔法大戦みたいなとこが面白いですねえ。
- 朱夏伯:
- 私もレンタルマギカが好きで一時期集めていたのですが、予算の都合で断念(泣)
魔法好きにはたまらない作品。機会があれば是非揃えたいと思っています。
- きもっちぃ:
- こんばんは。
1週間パリとロンドンに旅行に行って今朝帰ってまいりました。
早速ですが、Winxの現場の状況は、
パリ:探せばWinxグッズあり(DVDとか)
ロンドン:ちょっと探しても関連グッズ見つからず
といった感じで、どちらも街にあふれてる感じではなかったです。
ところで、Winxの映画観ましたよー!
観たところはパリ郊外のさびれたまちの1977年に作られた
公立の劇場だったので、結構ボロいところでした。
スクリーンも結局3Dではなかったですし。
さらに平日の昼間だったこともあり、周りは子連れの人と幼稚園か何かの
一団と引率の人だけで、大きいお友達は私ひとりだったようです(笑)。
でも普段はPC上でしか観られないWinxがスクリーンで観られたとあって
すごい感動しました。
さて、妖精と魔女についてですが、私もパリの児童書コーナーで
こんなものを目にしました。
まず妖精がコチラ。「友だちの服を仕立てる~妖精~」(直訳)
http://www.amazon.fr/f%C3%A9es-Leonie-Pratt/dp/0746075979/ref=pd_sim_b_30
それから魔女がコチラ。「もし私が...魔女だったら ~現役魔女の50の活動~」(直訳)
http://www.amazon.fr/j%C3%A9tais-une-sorci%C3%A8re-Emmanuelle-Teyras/dp/2840066300/ref=sr_1_5?ie=UTF8&qid=1307785253&sr=8-5
とちらもシールなんかを使って着せ替えできる児童書のようです。
これを見るに妖精と魔女は明確に区別されているみたいですね。
- スカポン太:
- かえりなさいませ!
やはりWinxの主戦場はイタリアですかね。
妖精と魔女の違いはやはりハッキリわかれるみたいですね。
特にヨーロッパではそのへんのこだわりというか、強い定着したイメージがあるのでしょう。
日本の変身魔法少女のスタイルはどう見ても「妖精」。
だから欧米で類似作が作られるとしたら、魔法は使っても魔女っ子ではなく妖精っ子になるんでしょうな。