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フランスの少女漫画雑誌

CA3I0032.jpg日本では紙に刷れれた印刷物はすべて「本」として本屋で扱われたりしますが、欧米では雑誌(Magazine)と書籍(book)は区別され、書籍は本屋(ブックストア)で、雑誌はマガジンスタンド、キオスク、スーパーマーケットなどで流通することが多い。
日本でも雑誌はコンビニ売りがけっこう定着してるし、欧米の本屋でも雑誌扱っている場合もあるので厳密なものではないんですが、基本的にはそんな感じ。
(欧米はさらに「雑誌は定期購読する」のも一般的)
アメコミのコミックブックも、もとはマガジンスタンドに置かれていたもので、いろいろあってコミックブックを専門的に扱うコミックブックストアが登場しますが、一般書店にはおかれることはめったにない。これはまた別の話になって長くなるので、ひとまず置いておいて、フランスの少女漫画雑誌。


「フランスの本屋にいっても置いてなかったので、探すの苦労しました。結局キオスクみたいなとこで売ってました」(きもっちいさん談)

ということで、以前、きもっちいさんにフランス行った時に入手したというものを見せていただいたので、ご紹介。

「少女漫画雑誌」といっても、日本のマンガ専門雑誌のような電話帳のように分厚いものではなく、中とじフルカラーの一般の雑誌に近いスタイル。


「W.I.T.C.H. Magazine」公式サイト
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Marie-Luneでちょっと紹介したが、ヨーロッパで人気の魔法少女もの「W.I.T.C.H.」を中心とした少女向け雑誌。
この巻ではMarie-Luneが表紙飾っちゃってますが、ちゃんと「W.I.T.C.H.」のマンガは掲載されてますよ!
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内容はわからないけど、このW.I.T.C.H.四コマとかかわいい。


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Marie-Luneもこういう形で掲載されている。

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他にもマンガは掲載されていて、これは「Studio Dance」と「Secrets de Girlz」
どちらもすでに単行本が何冊も出ています。

これはフランス版だけど、どうもイタリアをはじめ各国版ごとに掲載マンガなど内容は違っているみたいです。

そういえばW.I.T.C.H.はディズニーが権利まるごと買収したので、このマガジンはディズニー出版だった気もするんだけど(実際にW.I.T.C.H.の単行本はディズニーから出版)、それ以外の掲載マンガは別の出版社から単行本が出ている。
これはディスニーがもってるのはW.I.T.C.H.の権利だけで、他は管轄外だからってことですかねえ?
日本だと例えば、集英社の雑誌に掲載されているものは、集英社から単行本が出るのが一般的だけど、ヨーロッパではそんなこともないのかなぁ。
ただこれはW.I.T.C.H.が特別かもしれない。



「Winx Club Magazine」
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ヨーロッパでは絶大な人気を誇る魔法少女もの「Winx Club」の雑誌。
毎号いろんなおまけがつくようで、この号はサイフですかね。
W.I.T.C.H.もそうですが、Winxも実際にはイタリアの作品。
ただ、どちらもイタリア、フランスあまり問わず流通しているようです。
他ヨーロッパ各国をはじめ、ロシアやトルコあたりにも流通していることが多い。
でもなぜかその中ではイギリスだけがハブられてるケースが多いんですよねえ・・・不思議。
イギリスはコミック・マンガ文化がちょっと違うんだろうか?

Winx Club MagazineのTVCM

これは・・・フィギュアがおまけについたんでしょうか?

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W.I.T.C.H.マガジンと違って、こちらは完全にWinx中心。他に掲載マンガってあったっけかなあ?Winxしか載ってなかったような。

オリジナルがコミックである「W.I.T.C.H.」と違って、アニメがオリジナルである「Winx」との違いなのかもしれない。ちょっと見ただけだけど、Winxのマンガの方は描き手がけっこうバラバラな印象。

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絵とか内容ではなく、妙なとこが面白かったのは、この作家のWinxマンガ。
なぜか、コマの中にあますとこなくみっちりメンバー全員を描きたがるようで、このページだけでなく、他のページのコマでもヒトコマに8人くらいがずらっと並ぶという。
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こんな感じ。しかも全身のカットが多い。



「Pop pixie Magazine」
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Winx Clubに登場する妖精たちを主役にしたスピンオフシリーズ「Pop pixie」の雑誌。
Winx Club Magazineの姉妹誌でもあり、Winx Club Magazineより低年齢層向けになっている。
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当然Pop pixieのマンガが掲載。
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お葉書コーナー

この時は、フランス幼女の名前で大興奮しておりました。
「Lizちゃんて愛称なのかな? ハァハァ」
「いえ、最近は初めからこういう短い名前で本名つけるのが流行っていたりするようなので、本名かもしれません ハァハァ」
「でも、Chariotteっていう伝統的な名前の子もいますね ハァハァ」
「たまらないです ハァハァ」
みたいな。



「Julie」公式サイト
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こちらは上記で紹介したような「特定作品」を中心としたものではない少女向け雑誌。
そのため、内容もいろいろバラエティにとんでいる。
これまた、おまけも豪華で、この号にはウサギのキーチェーンマスコットがついていました。
(割れちゃってますが・・・)

julie_chan.jpgこの子がこの雑誌のマスコットキャラのようです。
毎回カットで登場します。
この子の名前がJulieちゃんなのかしら?
(よくわからない)


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上記他誌より総合誌という傾向が強い感じかな?

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また、この時は日本の震災も特集記事としてくまれていました。
マンガやアニメを通じて、この読者層には日本はかなり近い国なんでしょう。

マンガもいくつか連載されています。

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以前紹介した「Les Elfées」はこの雑誌に連載されていたものでした。
服が毎回変わるのはMarie-Luneなど他でも多いけど、髪型まで変えるのはやっぱり珍しい。

ほか
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「Les Pipelettes」などいろいろ

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Kokeshiちゃんシリーズも。
これ、なにげに単行本がけっこう出てる

Julie誌そのものはやはり総合誌ぽい感じで、ややマンガは少なめなんですが、代りに別冊がついてきたりする。
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こういうの。
表紙にもなってるやつは、マンガじゃなくて絵物語なんですが、このイラストかなかなかいいんですよ。

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他には魔女マンガなんかもありました。



とまあ、そんな感じのフランス少女漫画。
今までアルバム(単行本)の形でしかなかなかBDを知らなかったせいもあって、書き下しなのかよくわからなかったんですが、日本と同じく多くのマンガは「雑誌連載」の形をとって単行本化されるぽいですね。

最近日本でも翻訳される事が多い名作系BDなどはどうなんだろう?
ああいうのもどこか大人向けの雑誌などに連載されていたものだったんだろうか。そっちはよくわからないです。
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コメント

VicIsono:
雑誌は年間契約の定期購読メインだから日本みたいに
新創刊→3号で休刊なんてできないから初期投資がえらくかかるとか

コミックスコードのついてない漫画も、表紙を表に出して置けないだけで
スタンド売りのおじさんに言って後ろの棚から出してもらえば買えたとか

ペーパーバックライターとハードカバーのノヴェリストはカーストが全然別だとか
…色々ありますね。

YenPressの「ゴシップガール」なんかは、こういう形態で販売した方が
原作小説やドラマのファンには手に取りやすいんじゃないかと
思うんですが…
スカポン太
>スタンド売りのおじさんに言って後ろの棚から
なんかイイ話!(そうでもないか)

あちらでは雑誌は定期購読するのがむしろ普通と知って驚いた覚えが。
本屋でザッピングしてチョイスするのと違って、こういうのは「そういうものを読む層」ってのがよりハッキリ別れている気がしますねえ。

分厚いマンガ専門雑誌はかなり難易度高そうだけど、一般雑誌にマンガ連載させるのはいい手段だと思います。でもそのへんは別のコミックストリップ文化があったりするんですかねえ。

VicIsono:
有隣堂で買った二ヶ月遅れの馬鹿っ高いWIZARD誌が
情報源だったアメコミはまりたての頃
直接年間購読との余りの価格差(十倍くらい…?)に悩んだものの
個人情報ダダ漏れな申込葉書に恐れをなして海外通販を断念した2X歳の夜。

今じゃ有隣堂にはDCメインタイトルすら置かれず
本国のアメコミ情報誌もネットに駆逐され…(遠い目)。

コミックと一般書籍が全然別の問屋あつかいだとは知らず
有隣堂の洋書お取寄せカウンターで係の人と一緒に頭をひねった事もありましたっけ。
(でもダークホースのタイトルはリーフでも取り寄せできました)
田中(゚ω゚):
うわー”Winx Club Magazine”って雑誌タイプのがあったんですね!
”Marie-Lune”とかもかわいくてすごい欲しいんですけど、これって国内じゃ扱ってないですよね?
フランスのキオスクやらに行くしかないのか…(´Д`)
スカポン太
>VicIsonoさん
コミックと一般書籍の扱いが全然別というのは、私も最初はまったく思いもしませんでした。
でも、ダークホースはなんか独自の流通網を持ってるんでしょうか?

>田中さん
調べてないけど、Winx Club Magazineもアメリカ版が出ているようなら、紀伊国屋あたりならもしかして入手している可能性もあったりしますが・・・ちょっと難しいかな?
Marie-Luneは単行本になっているので、単行本ならフランスのアマゾンから通販できるかと

http://www.amazon.fr/gp/product/2749304873/
送料がちょっと高いのがネックですが
北のガーディアン・ホッシー:
WITCHだ!わ-、まだ連載やってたんだ。ちょっと嬉しいなぁ。
NewPowerのスタイルになってから全然調べてなかったけどこんな形で見れるとは、
思っても見なかったなぁ。でも、変身パターンは新コスなのかなぁ・・・。
バトルシーンも気になるけど、雑誌の中はストーリー数本とWITCHの4コマが
入ってる感じですかね??。
読んでみたい・・・、けどイタリア語辞書がないと中々読めそうにないかもしれませんね・・・。^^;
(WINXも気になってはいるけれどね・・・。)
スカポン太
>ホッシーさん
自分が見たものではバトルシーン特に無かったので変身はどうだったかわからないんですが、内容はメインのストーリーものと、ミニコミックと言う感じですね。

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