Serenity Rose日本語版
ゴスのゴス語りゴスな日常
または非日常
青い髪の若き魔女
セレニティ・ローズ
そんなゴスコミック
「Serenity Rose」
作者はAaron A
web comicとして公開されているが、SLGから本として単行本化され発売されている。
>Serenity Rose 1巻
>Serenity Rose 2巻
そんな「Serenity Rose」日本語翻訳版がアップされました。
Serenity Roseの公式サイト
★Serenity Rose日本語版トップページ
(ページ一覧は作品下部の「アーカイブ」から)
翻訳は YASUSHI KITAMURA 氏
いやあ、ありがたいわあ。
「Serenity Rose」は書籍版も持っていて読んではいたんですが・・・・
(読んでみればわかると思うけど)みっちり詰め込まれたテキストにがっつり挫折して、細かいとこまで読みこめてなかったんすよ。それに1pのコマ数も多く、とにかく黒くみっちり。ぐへえ。
ただ、2巻(Book2)になると、がらりとページ構成もセリフもマンガとしてすごく読みやすくなるんですが、1巻(Book1)はとにかくハードル高かった。
この日本語訳版は現在Book1までですが、その難関Book1が訳されてるだけで、大歓喜。
主人公のセラ、そして親友(悪友?)のテスもいいキャラなんですが、私のお気に入りはなんといっても
イギリス人と日本人のハーフ
ピンクのツインテール
ロックスターにして偉大な魔女
ヴィシャス・ウィスパー

日本語版Book1-p109
Webサイトにはヴィシャスのコーナーもあるよ!
(ヴィシャスさんの人生相談コーナーみたいな感じですけどw)
この作品の背景にはかなり濃厚なゴスカルチャーつうかサブカルチャーがあり、日本語版を読んで気になったら、ぜひともオリジナル英文も読んでみるのも面白いと思う。
例えば、今自分はセラやヴィシャスを「魔女」と呼んだが、こちらの翻訳では「魔法使い」になっている。
これは原文では「WICTH」。
魔法使いといえば、男の魔法使いがウィザード(Wizard)、女性が魔法使い・魔女がウィッチ(Wicth)のイメージが強いが、ウィッチは女性だけではない。
そして、この作品にも男のウィッチが登場する。ゆえに訳者は「魔法使い」と訳語を選んだと思われる。
ウィザードは魔法使いというより賢者。宇宙の神秘、隠された真理を知る超越智慧者それがウィザードだ。
一方、魔の法(ウイッチクラフト)を操つり闇に身を置くもの、それがウィッチ。
かなりニュアンスが違う。
そしてこの作品で語られるのはウイッチの方だ。
それ以外にもサブカルチャー的言い回しが多く、なかなか日本語に的確なものがないゆえに、かなり苦労したと思われるが、もしかしたらそのあたり今後訳者によって補足説明がなされるかもしれません。
というわけで、訳者のブログもどうぞ
>独りラクガキ帳 Ver.3
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コメント
- KOH:
- ご紹介ありがとうございます!
この翻訳プロジェクトは英語圏以外の人にも作品をアピールするという意味合いがありますので、こちらのように訪問者も多いブログで取り上げていただけると大変嬉しいです。
Witchの訳語に関してはお察しの通りです。一般的な「魔法使い」より、少し禍々しい感じのする「魔女」の方がいいとは思うのですが、やはり男の魔「女」というのは読んでいてどうしても引っかかるだろうと。なので細かい説明は置いておいて、まずは違和感無く読んでもらおうという狙いでした。ただ運がよかったのは、作中で用語として「Witch」に対しての「Wizard」「Sorcerer」などが登場しなかったことでしょうか。2つの区別しなければならない用語があったらもう少し大変だったと思います。「ウィッチ」にするという妥協案もありましたが、このように特に重要な単語でカタカナ語を使用すると翻訳を放棄したように見えるかと思い、結局採用はしませんでした。
- スカポン太:
- お疲れさまでした。
長文にくじけまくってたので、この翻訳は本当にありがたいです。
他にも読みやすさを重視してか、なるべく日本語表現にしていた箇所が多くみられたので、特にそう思いました。
こういうの、ほんとに難しいですよねえ。
英語で読むだけならニュアンスも含めて頭に入るけど、いざ日本語にしようとしたときに言葉にならないことが多いだけに。
「Serenity Rose」というかAaron Aの知名度も、日本でもう少しあがるといいですねえ
- VicIsono:
- SLGといえば、リーフ販売をやめてDL販売→書店向けグラフィックノベル化
に移行するみたいですね。
http://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/book-news/comics/article/48779-slave-labor-graphics-publishing-goes-digital-first.html
マニア・コレクター向けインディ出版社もリーフ販売撤退か…
(今のところ完全撤退ではないようですが)
コミックブックストア文化は風前の灯ですなぁ
- KOH:
- なるべく日本語表現に、というのは頭にありました。
そうでなければ翻訳版の意味が無いだろうと思いまして。
http://www.heartshapedskull.com/2011/09/22/serenity-rose-in-japanese/
ところでこちらのブログからのアクセスが多かったのか、
公式サイトでこのエントリーが紹介されていますよ。
Google翻訳にかけれらて、かなりおかしなことになっています。
ツボに入ったのか、偶然生まれた「fine rice Tenakatsu chest」という言葉が
めちゃめちゃネタにされてます…w
- スカポン太:
- >SLG
あらまあ。
むしろインディーズには向いている道かなあと思いました。
日本でもマイナーなマンガなどは雑誌ではなく単行本買いしてる自分なだけに。
コミックブックショップは今後スタイルが変化するかもしれないですね。
- スカポン太:
- 「fine rice Tenakatsu chest」
なにこれ(笑)
ああ、このエントリーがGoogle翻訳されて紹介されていたのですね。
Google先生すごい訳つくるなあ。
自分がもうちょっと奇麗な日本語で書けばよかったんだろうけど。あははは。

