メガトーキョー DCに移籍
ON THE MEGATOKYO MOVE
NEWSaRAMA.comの記事によると「メガトーキョー」がダークホースからDC/CMXに移籍するそうだ。
DC/CMXとはDCコミックのMANGAブランドのこと。これまで「エロイカより愛をこめて」などのMANGA英訳版を出版していたが、これでアメリカ産MANGAがそのラインナップに加わることとなるわけだ。MANGA出版としてはダークホースのほうが老舗にあたるんだろうけど、出版社の規模からいえばコミックビームから少年ジャンプにジャンプアップしたようなものだろうか。
業界全体で、日本MANGAの輸入翻訳から自作MANGAへという方向性に向かってゆく象徴的出来事と自分には思えた。
(確かTokyoPopが言い出したんだっけかな?)アメリカ産MANGAは、OEL(original English-language)mangaと呼ぶ言い方が最近定着しつつあるようだ。
別に描いている人がどうであれ、MANGAでいいんじゃねーの?とは思うモノの、「日本産のものをマンガと言う!」という思想が根強くあるためらしい。(まあ日本でも国産ヒップホップとか言ったりするしね、そーいうものだろう)とりあえず、翻訳マンガではなくオリジナルってことが一言でわかるのでこれはこれでいいかなとも思うようになった。
そこで「メガトーキョー」
OLEの中でも特に人気の高い作品で、もともとwebコミック。というか今でもwebコミック。だからオンライン上で全部読める。サイトトップに「doujinshi」の文字があるように、ノリとしては日本で言うところの「創作系同人誌」みたいなものだろう。
インタビューでも無料のオンラインコミックと有料の印刷物としての本、そのあたりの展開にも注目している。作者も言っているが、「PC上で見るものと、本として見るものは別物」。読みやすさや、「モノ」としての愛着さなど確かに別物だし、立ち読みで全部読んだはずの漫画をわざわざ単行本を買うというのと同じことだと自分は思う。
特にアメリカの場合、日本のように漫画雑誌などで大量に消費されることもない、またコミケのような巨大同人誌市場というのもない。発表の場がそもそも極端に少ない現状で、日本以上に注目されている「メディア」がweb。
シンガポールのFScも自作コミックはwebで発表していて、そっくり読めるが、本にもなっている。読まれなければ意味がない。実際、FScもだれでも読めるwebで発表していたからこそアメリカの出版社の目にとまり活躍の場を得た。
webコミックは本に比べると読みにくいという欠点はあるものの、機動性と柔軟性がいいというのがメリットの一つ。「メガトーキョー」にしても有志による多国語翻訳が進んでいて、今後日本語版の制作もどうやらおこなわれるみたいだ。
話は変わるが、アメリカ産漫画としてのOLE で「これぞOLE!」と感動(?)したのは、こちらの「Foolユs Gold」の記事。TokyoPopの新人発掘大賞「Rising Stars of Manga」で受賞したとかいう作家さんのMANGAなんですが、まーその内容はさておき、このページの5枚目の見開きプレビュー。直リンするとコレ
(・∀・)ワキから毛がぼーーーん! これぞ OEL !!! うはー
ところで同人誌といえば、きの子さんとサキコさんの合同カートゥーン同人誌注文しちゃった。えへ。まだ送金してないけど、届くの楽しみ。(だったら早く送金しろよ)
ところで、同人誌じゃないけど、これなんでしょうかね?>HOOK-UPS ジェルミクライン
NEWSaRAMA.comの記事によると「メガトーキョー」がダークホースからDC/CMXに移籍するそうだ。
DC/CMXとはDCコミックのMANGAブランドのこと。これまで「エロイカより愛をこめて」などのMANGA英訳版を出版していたが、これでアメリカ産MANGAがそのラインナップに加わることとなるわけだ。MANGA出版としてはダークホースのほうが老舗にあたるんだろうけど、出版社の規模からいえばコミックビームから少年ジャンプにジャンプアップしたようなものだろうか。
業界全体で、日本MANGAの輸入翻訳から自作MANGAへという方向性に向かってゆく象徴的出来事と自分には思えた。
(確かTokyoPopが言い出したんだっけかな?)アメリカ産MANGAは、OEL(original English-language)mangaと呼ぶ言い方が最近定着しつつあるようだ。
別に描いている人がどうであれ、MANGAでいいんじゃねーの?とは思うモノの、「日本産のものをマンガと言う!」という思想が根強くあるためらしい。(まあ日本でも国産ヒップホップとか言ったりするしね、そーいうものだろう)とりあえず、翻訳マンガではなくオリジナルってことが一言でわかるのでこれはこれでいいかなとも思うようになった。
そこで「メガトーキョー」
OLEの中でも特に人気の高い作品で、もともとwebコミック。というか今でもwebコミック。だからオンライン上で全部読める。サイトトップに「doujinshi」の文字があるように、ノリとしては日本で言うところの「創作系同人誌」みたいなものだろう。
インタビューでも無料のオンラインコミックと有料の印刷物としての本、そのあたりの展開にも注目している。作者も言っているが、「PC上で見るものと、本として見るものは別物」。読みやすさや、「モノ」としての愛着さなど確かに別物だし、立ち読みで全部読んだはずの漫画をわざわざ単行本を買うというのと同じことだと自分は思う。
特にアメリカの場合、日本のように漫画雑誌などで大量に消費されることもない、またコミケのような巨大同人誌市場というのもない。発表の場がそもそも極端に少ない現状で、日本以上に注目されている「メディア」がweb。
シンガポールのFScも自作コミックはwebで発表していて、そっくり読めるが、本にもなっている。読まれなければ意味がない。実際、FScもだれでも読めるwebで発表していたからこそアメリカの出版社の目にとまり活躍の場を得た。
webコミックは本に比べると読みにくいという欠点はあるものの、機動性と柔軟性がいいというのがメリットの一つ。「メガトーキョー」にしても有志による多国語翻訳が進んでいて、今後日本語版の制作もどうやらおこなわれるみたいだ。
話は変わるが、アメリカ産漫画としてのOLE で「これぞOLE!」と感動(?)したのは、こちらの「Foolユs Gold」の記事。TokyoPopの新人発掘大賞「Rising Stars of Manga」で受賞したとかいう作家さんのMANGAなんですが、まーその内容はさておき、このページの5枚目の見開きプレビュー。直リンするとコレ
(・∀・)ワキから毛がぼーーーん! これぞ OEL !!! うはー
ところで同人誌といえば、きの子さんとサキコさんの合同カートゥーン同人誌注文しちゃった。えへ。まだ送金してないけど、届くの楽しみ。(だったら早く送金しろよ)
ところで、同人誌じゃないけど、これなんでしょうかね?>HOOK-UPS ジェルミクライン
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コメント
- ■:
- >今後日本語版の制作もどうやらおこなわれるみたいだ。
すみません、もちっとその話詳しく・・・
あれ全部訳そうと思ったら大変ですよ
ソースはどこなんでしょう
- スカポン太:日本語版プロジェクト
- ちょうどこのインタビュー記事についたコメントのところにあります。
http://www.newsarama.com/forums/showthread.php?s=34c696bc13825b53fece13404e8c40f2&threadid=61060
(下の方)
「Right now, we're tentatively working on getting someone to do japanese, and there might be a hebraeic version as well.」
すでに翻訳されている各国語版はこちらのサイトで見れます。
http://www.megatokyo.de/
- ■:
- わざわざどうもー
読んでみるとまだ具体的な話じゃないみたいですね
というか翻訳者も決まってないみたいですが
私も100ページくらいならチャレンジしたい気もしますが
700ページじゃね・・多分一人じゃ無理だと思います