MLP:FiM デザインの変遷

changes through the time
オリジナルの出所はちょっとよく分からなかったんですが、こういうのを見かけまして。
「My Little Pony Friendship is Magic」のキャラクターデザインのベースとその変遷、そして最終デザイン。
中央がLauren Faustによる初期コンセプトデザイン。
これを見てわかるように、例えばレンボーダッシュはG3のRainbow Dashではなく、G1のFireflyをベースにリデザインされていたことがわかる。
Lauren Faustが当初想定していたのはG1のポニーのリメイクで、最終的にその時展開していたG3ポニーとの擦り合わせで調整されたのだろう。
G1てとこが、My Little Ponyのコレクターでもあるローレンさんらしいこだわりを感じる。
レインボーダッシュのキュティーマークなどはまさに、G1のFireflyのイナズマ型とG3 Rainbow Dashの虹が合わさったデザインになっている。
ラリティなどキューティーマークはG1 Sparklerのダイヤ型からそのままだし。
最終調整で大きく変わったといえばピンキーパイ。
元々はペガサスだったんだ、この子。
代りにフラッターシャイがアースポニー(普通のポニー)ですね。
同じオプティマスプライム(コンボイ)やスタースクリームでも、作品が違えばキャラクターが違うように、My Little Ponyもまたトランスフォーマーと同じく、世代が変われば名称は同じでも別物と考えていい。
どっちもハズブロだし、ここはそういうノリなんだろうなあ。
そんなLauren Faust の deviantArt
現在、MLP:FiMの初期スケッチが多数公開されていて、やはりピンキーはペガサスとして描かれている。
Tee hee by *fyre-flye on deviantART
このスケッチは2008年のもの。
ピンキーのアースポニー化のトレードとして、フラッタシャイのペガサス化にはちょっと悩んでいた様子。
ピンキーがパーティー大好きキャラなのは、ベースが「surprise」だからなのか。(実際の性格はともかく名称からのイメージだと思うけど)
ビッグマッキントッシュ兄貴は最初は「Big Apple」だったようです。
ええと、なんか大人の事情かなにかでこの名称が使えなかったみたい(笑)
ピンキーには思い入れがあるんでしょうかねえ。自由ににぎやかに飛び回るピンキーを考えていたんだろうなあ。
まあ、アースポニーになってもペガサス以上に神出鬼没ですけど。ふぉーえばー
>Sugar High
砂糖中毒でハイになるピンキーなんかも考えていたようだ。
>Queen
プリンセス・セレスティア初期スケッチ。ほとんど変化はないですが、プリンセスではなくクィーン。
実際、セレスティア様は統治者であり、やってることは「女王」なんだけど、きっと女児向け玩具として「プリンセス」の名称のよさに無理矢理修正されたんかな?
>Big Baddie
興味深いのはこちら。
すでにこの段階で、本編ではシーズン2に登場することとなる「Discord」が描かれていること。
しかもこれ、うまくアイディアがまとまらなくて、夫のクレイグ・マクラッケンにアドバイスをうけたようで、上段のディスコード絵がどうやらマクラッケンのものらしい。
このディスコードの存在からも裏付けられるんですが、MLP:FiMはけっこう深く緻密な世界設定が練られているようで、別のコメントなどから、ルナ様1000年封印の理由などについては深い理由があったことが語られています。
そのへんはシーズン3で、また長編として描かれるかもしれない(描かれないかもしれない)。
本編にはいくつか謎の世界設定などがちりばめられはいる。
例えばep2で出てきたエクエストリアの支配が及ばない場所、エクエストリアの自然のルールとは違うルールで統治されている森「Everfree Forest」の存在。
ユニコーンとは違う系統の魔法・呪術を使うゼコラさんが住んでいるのもこの森。
ただの辺境の「不思議な森」ってだけかもしれませんが。
また、セレスティア様はプリンセスだが国を治めている。
プリンセス(プリンス)が国を治める場合もあって、それは「公国(principality)」とよばれる。
princess,princeは王女、王子ではなくこの場合最上位の爵位を表し、「公爵(duke)」の上位爵位。
しかし、トワイライトはエクエストリアを公国ではなく、国(country)と言っているため、海外のMLPファンの中には、まだ見ぬ真の統治者キングの存在があるのではと考察している人もいた。
でも、キングが統治する「王国」ならkingdomって言うんじゃね?
(ただ、もし「プリンセス」が「王女」の意味でなく、称号を意味していた場合、日本語訳で「王女」とするのはあやういかもしれない。そのままプリンセス・セレスティアと言っておいたほうが無難か。)
追記)
S1Ep1の冒頭でエクエストリアは「キングダム」って言ってた。やっぱり王国か。
実際にキングが存在するのか、はたまた本当はクィーンだけど女児向けにウケのいいプリンセスを使ってるだけなのは不明ですね。
まあ、カートゥーンだしどこまで厳密に考えられているのかを考察するのは意味あることなのかはわかりませんが、MLPは男性ファンも多い事から、やっぱり海外ではこのへんの裏設定など考察と検証をしている人もよく見かけますね。
ついでに
'My Little Pony' Concept Art Shows Off The Backgrounds of Equestria and Raises Money For Japan
日本の津波地震チャリティーオークションに出品された「My Little Pony: Friendship Is Magic」の背景美術とキャラクターのコンセプトアート。








なんでderpyがいるやねん!w
まあ、dAを見てもメインキャラ以外も数多くデザインしていて、その中の多くのデザインの一つにすぎないんでしょう。
ただ、この頃にはMLPもちょっとした盛り上がりをみせていたころであり、derpy人気も出ていたころなので、それに合わせて出品されたと思われます。ネタ?
ただ、この記事によれば2000ドルの値がついたみたいなこと書いてあるけどホントかしら?
なんにしても、そうだとしたらチャリティ目的としては成功といえるのかも。
G1てとこが、My Little Ponyのコレクターでもあるローレンさんらしいこだわりを感じる。
レインボーダッシュのキュティーマークなどはまさに、G1のFireflyのイナズマ型とG3 Rainbow Dashの虹が合わさったデザインになっている。
ラリティなどキューティーマークはG1 Sparklerのダイヤ型からそのままだし。
最終調整で大きく変わったといえばピンキーパイ。
元々はペガサスだったんだ、この子。
代りにフラッターシャイがアースポニー(普通のポニー)ですね。
同じオプティマスプライム(コンボイ)やスタースクリームでも、作品が違えばキャラクターが違うように、My Little Ponyもまたトランスフォーマーと同じく、世代が変われば名称は同じでも別物と考えていい。
どっちもハズブロだし、ここはそういうノリなんだろうなあ。
そんなLauren Faust の deviantArt
現在、MLP:FiMの初期スケッチが多数公開されていて、やはりピンキーはペガサスとして描かれている。
Tee hee by *fyre-flye on deviantART
このスケッチは2008年のもの。
ピンキーのアースポニー化のトレードとして、フラッタシャイのペガサス化にはちょっと悩んでいた様子。
ピンキーがパーティー大好きキャラなのは、ベースが「surprise」だからなのか。(実際の性格はともかく名称からのイメージだと思うけど)
ビッグマッキントッシュ兄貴は最初は「Big Apple」だったようです。
ええと、なんか大人の事情かなにかでこの名称が使えなかったみたい(笑)
ピンキーには思い入れがあるんでしょうかねえ。自由ににぎやかに飛び回るピンキーを考えていたんだろうなあ。
まあ、アースポニーになってもペガサス以上に神出鬼没ですけど。ふぉーえばー
>Sugar High
砂糖中毒でハイになるピンキーなんかも考えていたようだ。
>Queen
プリンセス・セレスティア初期スケッチ。ほとんど変化はないですが、プリンセスではなくクィーン。
実際、セレスティア様は統治者であり、やってることは「女王」なんだけど、きっと女児向け玩具として「プリンセス」の名称のよさに無理矢理修正されたんかな?
>Big Baddie
興味深いのはこちら。
すでにこの段階で、本編ではシーズン2に登場することとなる「Discord」が描かれていること。
しかもこれ、うまくアイディアがまとまらなくて、夫のクレイグ・マクラッケンにアドバイスをうけたようで、上段のディスコード絵がどうやらマクラッケンのものらしい。
このディスコードの存在からも裏付けられるんですが、MLP:FiMはけっこう深く緻密な世界設定が練られているようで、別のコメントなどから、ルナ様1000年封印の理由などについては深い理由があったことが語られています。
そのへんはシーズン3で、また長編として描かれるかもしれない(描かれないかもしれない)。
本編にはいくつか謎の世界設定などがちりばめられはいる。
例えばep2で出てきたエクエストリアの支配が及ばない場所、エクエストリアの自然のルールとは違うルールで統治されている森「Everfree Forest」の存在。
ユニコーンとは違う系統の魔法・呪術を使うゼコラさんが住んでいるのもこの森。
ただの辺境の「不思議な森」ってだけかもしれませんが。
また、セレスティア様はプリンセスだが国を治めている。
プリンセス(プリンス)が国を治める場合もあって、それは「公国(principality)」とよばれる。
princess,princeは王女、王子ではなくこの場合最上位の爵位を表し、「公爵(duke)」の上位爵位。
しかし、トワイライトはエクエストリアを公国ではなく、国(country)と言っているため、海外のMLPファンの中には、まだ見ぬ真の統治者キングの存在があるのではと考察している人もいた。
でも、キングが統治する「王国」ならkingdomって言うんじゃね?
(ただ、もし「プリンセス」が「王女」の意味でなく、称号を意味していた場合、日本語訳で「王女」とするのはあやういかもしれない。そのままプリンセス・セレスティアと言っておいたほうが無難か。)
追記)
S1Ep1の冒頭でエクエストリアは「キングダム」って言ってた。やっぱり王国か。
実際にキングが存在するのか、はたまた本当はクィーンだけど女児向けにウケのいいプリンセスを使ってるだけなのは不明ですね。
まあ、カートゥーンだしどこまで厳密に考えられているのかを考察するのは意味あることなのかはわかりませんが、MLPは男性ファンも多い事から、やっぱり海外ではこのへんの裏設定など考察と検証をしている人もよく見かけますね。
ついでに
'My Little Pony' Concept Art Shows Off The Backgrounds of Equestria and Raises Money For Japan
日本の津波地震チャリティーオークションに出品された「My Little Pony: Friendship Is Magic」の背景美術とキャラクターのコンセプトアート。








なんでderpyがいるやねん!w
まあ、dAを見てもメインキャラ以外も数多くデザインしていて、その中の多くのデザインの一つにすぎないんでしょう。
ただ、この頃にはMLPもちょっとした盛り上がりをみせていたころであり、derpy人気も出ていたころなので、それに合わせて出品されたと思われます。ネタ?
ただ、この記事によれば2000ドルの値がついたみたいなこと書いてあるけどホントかしら?
なんにしても、そうだとしたらチャリティ目的としては成功といえるのかも。
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コメント
- 数学5:
- 最新リメイクまではずいぶんウマウマ(?)してたんですね。いまの馬っぽさを前面に出してない感じの方が良いですね
現在のデザインに出会ってなかったらMLPを好きにはなっていなかったと思いますw
自分はニコ動の字幕版を見ることしかできないので、早く正式な吹き替え版が見たいです!
ちなみにどうでもいいんですが「いるやねん」はちょっと違和感を感じましたww
- スカポン太:
- ふふふ、私の日本語力の底の浅さが露呈してしまったか・・・
というか、でたらめな使い方・・あわわ
MLPは自分も存在は知っていたけど、注目し始めたのは、ローレン・ファウストをはじめ、パワパフやフォスターズホームのスタッフが手がけることになったというとこからでしたしね。
公式吹き替え版ぜひ見たいものです。
- しおみず:
- キャンターロット美しすぎワロタ
- kkkk:
- スパイクも激しくデザインが変化してますね。
G1→体はピンク色、耳付き、背びれは緑色、頭の横のひれなし
G3→体は藍色、背びれは黄色(尻尾にしかない)、頭の横のひれはオレンジ色、鬣は紫色
G4→体は紫色、背びれは緑色、頭の横のひれは黄緑
G3.5だけどこのドラゴンかわいい
http://www.youtube.com/watch?v=kxrQYAgkfvU
http://www.youtube.com/watch?v=PZjfI4zg-sk
http://www.youtube.com/watch?v=xLenQ7I0ELg
http://www.youtube.com/watch?v=cv0l69DP2WE
http://www.youtube.com/watch?v=83gfJl1miqM
- スカポン太:
- ですねー。
スパイクが初代からいたなんて、けっこう最近まで知らなかった私です。
昔からマイリトルポニー知ってる人はまた違った楽しみができるんでしょうなあ。
3.5の女の子ドラゴン、意外とG4でリメイクされて出て来たりしたらおもしろいかも。