How now brown cow
http://fyre-flye.deviantart.com/journal/FAQ-276161988
deviant Art でLauren Faustが多くの質問に答えたFAQ。
今はマイリトルポニーのLauren Faustとして有名になっているので、ローレンさんへの質問だけでなくMLPに関する質問も。
ローレンさんはMLP FiMのシーズン2 #1,#2を最後に今は直接的には関わっていないようです。
やっぱりそうだったのかあ。
と、いうのも、どうもローレンさんは今はハズブロではなく、カートゥーンネットワークにいるっぽいんですよねえ。
アメリカでは同時に二カ所のアニメスタジオに在籍するスタイルもあるのかな?とその時は思っていた・・というか、よくわからなかったんですが、やっぱりハズブロからは去っていたのね。
(チェックなど多少はまだMLPに関わっているようですけど)
他の初期スタッフはどうしてるんだろ。残ってる人もいれば移った人もいるのかなあ。
その他の質問は興味ある方はぜひどうぞ。
ここでは、その質問にちょっとおもしろいフレーズがでてきたので、その話を
Lauren Faustさんのラストネーム「Faust」の読み方の質問で「ファースト」か「ファウスト」かというもので、答えは「ファウスト」なんですが、そこで出てきたフレーズ
「how now brown fowst」
これの元ネタは
「how now brown cow」
カートゥーンや洋ドラなんかでもよく出てくるフレーズで、意味は特にありません。
これはいわば発声練習やスペリング学習などによく使われるフレーズで、日本でいえば「あめんぼあかいな」みたいなものですかね?
むしろ「バスガス爆発」かしらん?
「o」は前後の子音との組み合わせで「オ」や「ア」に変化する。
特にwが後に来るような場合だと、オではなくアに近い発音になる。
「how now brown cow」はそれを並べたもので、「ホウ ノウ ブロウン コウ」ではなく「ハウ ナウ ブラウン カウ」。
PowerPuff がポワーパフじゃなくてパワーパフみたいな。
ただ、例えばブロッサムのリボン「bow」など、先にbなどがくると「ボウ」になる。
フランス語やドイツ語などヨーロッパ圏の言語はアルファベットの読みと発音が同じで、各言語でルールは違っていても、いわばカタカナを読んでいるようなものなんですが、英語の場合は単語によって読み方が変わる「例外」が異常に多い。
だからアメリカでは「スペリングテスト」だの「スペリング大会」などがある。
発音とスペルが一致しない例外が多いゆえだと思ってます。漢字の書き取りテストみたいなものかと。
ええと、あまり細かく解説すると多分ボロが出るのでここらでやめときます。専門的なことは英語の先生に聞いてください。
ともかく、この「how now brown cow」はそういう発声練習や例外の用例として使われる有名なフレーズなので、アメリカ人ならみんな知ってるフレーズ。って話なのですよ。同じ韻を続けるとこから早口言葉としても。
それで「Faust」の読み方をこのフレーズに合わせて
「how now brown fowst」「ハウ ナウ ブラウン ファウスト」と説明したというわけです。
で、ここからが本番。
「how now brown cow」が出た場合どうやって日本語に訳すか。
これは意味としては「無意味」なので意訳してもしょうがなく、同じ音が続くというのが重要なフレーズ。
いわばダジャレみたいなものですな。
このフレーズが登場するのが、「おくびょうなカーレッジくん」

おくびょうなカーレッジくん #13b 「さあ!どうしまショー(The Great Fusilli)」
マジシャンがやってきて、ミュリエルを舞台にたたせてセリフを読ませるシーン。
ここでのミュリエルの舞台でのセリフが
「how now brown cow」
よく耳にするフレーズだけど、ハムレットの名台詞でもない意味の無いしょうもないセリフ。
これで拍手喝采というとこが笑いどころ。
これを日本語版ではどう訳したか。
「ハラ ホレ ヒレ ハレ」
すばらしいー
やっぱカーレッジくんの翻訳はセンスあるわあ。
直訳しちゃうと意味がないどころか、ぶち壊しになるところを、原語のニュアンスをうまく生かして日本語で再現している。ナンセンスさもうまく出ている。
いやあ、前に「これオリジナルだと何て言ってるんだ?」と調べたことがあって、最初どうしてこんな訳になったのかよくわからなくて、しばらくしてから「ハッ」と分かった時に感動したので、このフレーズにはちょっと思い入れが(笑)
なので、今回のローレンさんの発言のこの箇所につい反応してしまったという話です。
個人的な話でどうもすいません。
そして、「こういう質問」が出たのもちょっと気になってまして。
ネイティブでも「Faust」の読みに迷うことがあるのかな?と。
ドイツ系の名前っぽいし、アメリカでは珍しいのだろうか。
というか、これをファウストって読むのはアメリカ読み?ドイツ語読み?
そこで思い出したのが第二次大戦でドイツ軍が使用した携帯対戦車流弾砲「パンツァーファースト」

Panzerfaust
自分は「パンツァーファースト」と覚えていたんですが、どうもパンツァーはドイツ語読みでファーストは英語読みで、今はドイツ語読み統一で「パンツァーファウスト」になっていた。(・・・ということでよろしい?)
「ヤクトタイガー」じゃなくて「ヤクトティーガー」と言えって話ですよね。えへ。
つまり、
「faust」をファースト(F-ah-st)と読むのは英語読みで
「faust」をファウスト(F-ow-st)と読むのはドイツ語読み
ゆえに、ネイティブでもどっちの読み方をしたらいいのか迷っていた、ということかと。
ローレンさんのご先祖様はドイツ系で、今でもドイツ語読みのまま通してると。
アメリカは人種が混在してるから、名前の読み方は思いのほか難しそうです。
ところで「faust」は英語では「フィスト(fist)」にあたる言葉。
つまり、ローレン拳。
強そうだな!おい!!
deviant Art でLauren Faustが多くの質問に答えたFAQ。
今はマイリトルポニーのLauren Faustとして有名になっているので、ローレンさんへの質問だけでなくMLPに関する質問も。
ローレンさんはMLP FiMのシーズン2 #1,#2を最後に今は直接的には関わっていないようです。
やっぱりそうだったのかあ。
と、いうのも、どうもローレンさんは今はハズブロではなく、カートゥーンネットワークにいるっぽいんですよねえ。
アメリカでは同時に二カ所のアニメスタジオに在籍するスタイルもあるのかな?とその時は思っていた・・というか、よくわからなかったんですが、やっぱりハズブロからは去っていたのね。
(チェックなど多少はまだMLPに関わっているようですけど)
他の初期スタッフはどうしてるんだろ。残ってる人もいれば移った人もいるのかなあ。
その他の質問は興味ある方はぜひどうぞ。
ここでは、その質問にちょっとおもしろいフレーズがでてきたので、その話を
Q: Is your last name pronounced F-ah-st or F-ow-st?
F-ow-st. Like, "how now brown fowst."
Lauren Faustさんのラストネーム「Faust」の読み方の質問で「ファースト」か「ファウスト」かというもので、答えは「ファウスト」なんですが、そこで出てきたフレーズ
「how now brown fowst」
これの元ネタは
「how now brown cow」
カートゥーンや洋ドラなんかでもよく出てくるフレーズで、意味は特にありません。
これはいわば発声練習やスペリング学習などによく使われるフレーズで、日本でいえば「あめんぼあかいな」みたいなものですかね?
むしろ「バスガス爆発」かしらん?
「o」は前後の子音との組み合わせで「オ」や「ア」に変化する。
特にwが後に来るような場合だと、オではなくアに近い発音になる。
「how now brown cow」はそれを並べたもので、「ホウ ノウ ブロウン コウ」ではなく「ハウ ナウ ブラウン カウ」。
PowerPuff がポワーパフじゃなくてパワーパフみたいな。
ただ、例えばブロッサムのリボン「bow」など、先にbなどがくると「ボウ」になる。
フランス語やドイツ語などヨーロッパ圏の言語はアルファベットの読みと発音が同じで、各言語でルールは違っていても、いわばカタカナを読んでいるようなものなんですが、英語の場合は単語によって読み方が変わる「例外」が異常に多い。
だからアメリカでは「スペリングテスト」だの「スペリング大会」などがある。
発音とスペルが一致しない例外が多いゆえだと思ってます。漢字の書き取りテストみたいなものかと。
ええと、あまり細かく解説すると多分ボロが出るのでここらでやめときます。専門的なことは英語の先生に聞いてください。
ともかく、この「how now brown cow」はそういう発声練習や例外の用例として使われる有名なフレーズなので、アメリカ人ならみんな知ってるフレーズ。って話なのですよ。同じ韻を続けるとこから早口言葉としても。
それで「Faust」の読み方をこのフレーズに合わせて
「how now brown fowst」「ハウ ナウ ブラウン ファウスト」と説明したというわけです。
で、ここからが本番。
「how now brown cow」が出た場合どうやって日本語に訳すか。
これは意味としては「無意味」なので意訳してもしょうがなく、同じ音が続くというのが重要なフレーズ。
いわばダジャレみたいなものですな。
このフレーズが登場するのが、「おくびょうなカーレッジくん」

おくびょうなカーレッジくん #13b 「さあ!どうしまショー(The Great Fusilli)」
マジシャンがやってきて、ミュリエルを舞台にたたせてセリフを読ませるシーン。
ここでのミュリエルの舞台でのセリフが
「how now brown cow」
よく耳にするフレーズだけど、ハムレットの名台詞でもない意味の無いしょうもないセリフ。
これで拍手喝采というとこが笑いどころ。
これを日本語版ではどう訳したか。
「ハラ ホレ ヒレ ハレ」
すばらしいー
やっぱカーレッジくんの翻訳はセンスあるわあ。
直訳しちゃうと意味がないどころか、ぶち壊しになるところを、原語のニュアンスをうまく生かして日本語で再現している。ナンセンスさもうまく出ている。
いやあ、前に「これオリジナルだと何て言ってるんだ?」と調べたことがあって、最初どうしてこんな訳になったのかよくわからなくて、しばらくしてから「ハッ」と分かった時に感動したので、このフレーズにはちょっと思い入れが(笑)
なので、今回のローレンさんの発言のこの箇所につい反応してしまったという話です。
個人的な話でどうもすいません。
そして、「こういう質問」が出たのもちょっと気になってまして。
ネイティブでも「Faust」の読みに迷うことがあるのかな?と。
ドイツ系の名前っぽいし、アメリカでは珍しいのだろうか。
というか、これをファウストって読むのはアメリカ読み?ドイツ語読み?
そこで思い出したのが第二次大戦でドイツ軍が使用した携帯対戦車流弾砲「パンツァーファースト」

Panzerfaust
自分は「パンツァーファースト」と覚えていたんですが、どうもパンツァーはドイツ語読みでファーストは英語読みで、今はドイツ語読み統一で「パンツァーファウスト」になっていた。(・・・ということでよろしい?)
「ヤクトタイガー」じゃなくて「ヤクトティーガー」と言えって話ですよね。えへ。
つまり、
「faust」をファースト(F-ah-st)と読むのは英語読みで
「faust」をファウスト(F-ow-st)と読むのはドイツ語読み
ゆえに、ネイティブでもどっちの読み方をしたらいいのか迷っていた、ということかと。
ローレンさんのご先祖様はドイツ系で、今でもドイツ語読みのまま通してると。
アメリカは人種が混在してるから、名前の読み方は思いのほか難しそうです。
ところで「faust」は英語では「フィスト(fist)」にあたる言葉。
つまり、ローレン拳。
強そうだな!おい!!
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コメント
- VicIsono:
- >直訳しちゃうと意味がないどころか、ぶち壊しになる
「びっくりフジツボ」の事かーーッ!!
- スカポン太:
- それはちょっと違うww
あれ、使いどころ間違えてる気が