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アトミックベティーに関する2、3のあれこれ

冥王星バーガーをひとつ
最近これ見かけないからうろ覚え
つか、ベティって描いてみると、すごいつり目なのね。

ジェットソンを見てたら、これにアトミックベティがクロスオーバーしても違和感ないのかな~とか思った。動作はキビキビしてるものの、お話としてはやっぱりこの時代のような「ゆるさ」があるベティ。
パワパフからカートゥーンに入ったから、つい勘違いしちゃうけど、「年少ものターゲット作品」としては正統なんだよな。(司令官はパイプじゃなくて、シャボンパイプだし)
パワパフは年少女児向けに商品展開されてるけど、作品は「子供向けターゲット」としてそもそも作られいない。カートゥーンカートゥーンズ全般そうだといえる。デクスターズ・ラボなんてどう考えても「子供向け」じゃないだろ。
今でこそあのスタイルが普及しちゃったから錯覚しがちだけど、当時は既成概念をうち破る異端だったのだ。

ま、それはともかくベティの話。

ベティでおもしろいなと思うのは
takokuchi.jpg

よく、こーいう口するとことか。
ここまでタコ口にすることないのに・・・(笑)
海外アニメの口の演技は豊富ですね。これに慣れちゃうと、日本アニメ見た時違和感を感じるようになっちゃうんだよね。フランキーとかもアゴをがっくんがっくんさせて喋るし。練馬大根ブラザーズも面白いんだけど、ミュージカルシーンですら単純な口パクしかないのが最初ちょっと我慢できなかったりしたもんだ。

話はそれちゃったけど、アトミックベティで「海外物」というのを強く感じるのは他にもあって、例えばこの地球
betty001.jpg
日本じゃちょっと見慣れない地球。
ベティの世界では地球はこう見えている。
日本など影も形もない。
ベティはカナダ制作なので、カナダが中心にくる地球なのだ。自分にはすごく新鮮に見えた。

そしてベティでちょっとドキっとしたのはこのシーン。
betty002.jpg
ベティのお部屋。
科学が得意で、マンガが大好きなベティ。(あ、卓球のラケットが)
特に天文学やSFが好きなんだろうということが、わかりすぎるほどわかるお部屋。
カラーリングこそパステル調だが、女の子の部屋というステレオタイプで見てきたこれまでの他の作品と比べると、異質だ。アイドルスターのポスターなど無い。

ドキッとしたのはここ
betty003.jpg
スパーキー!!

自分はオーリーズアドベンチャーを思い出しました。
アトミックベティとは夢見がちな女の子ベティの空想。スパーキーやX5はイマジナリフレンド。マキシマスはイタズラ猫パーシーの投影。
ママにどこ行ってたの?と聞かれれば「ワームホールに吸い込まれて大変だったの」と答え、美術の時間に宇宙船やスパーキーたちを描く。

やがて大人になって作家になったベティが、子供の頃思い描いていた夢の冒険世界の物語を本にする。タイトルは「アトミックベティ」

うーむ、ジーンときちゃった。
ま、本編ではそんな話には絶対ならないだろうけどね(笑)

そうであるかは別として、スタイルは近くとも、ギャグやコメディを根とするカートゥーンカートゥーンズと違って、アトミックベティはジュブナイルSFとして見るべきものなんだろう。とか最近思ってます。

あ、ベティちゃんコスプレセット



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[animation]アトミック・ベティと赤毛のアンの共通点を(無理やり)探してみる
 スカポン太さんとこのエントリ([http://ppgcom.blog12.fc2.com/blog-entry-487.html:title])を読んで脊髄反射的に思いついた。 主人公はカナダ人の少女。 赤毛、緑の瞳(アンは正確には灰緑色)。 この世ならざるもの(宇宙での冒険/空想の世界)に日々親しんでいる。

コメント

zeroset:
>ベティって描いてみると、すごいつり目なのね
あれに近い顔というと・・・マモーとか思い出したりして。うわっ!

ベティの部屋のスパーキーは気が付きませんでした。
空想のお話と言う解釈、いいですね。
ゆずのきB佳:>夢の冒険世界の物語
目からウロコです。そんな事思いついちゃうなんてスゴイ。
ジュブナイルSFの亜種って感じかな~?
コスプレセット、かわいい~!着ている女の子もカワイイ。
LOU
>空想のお話
自分もそう思った事がありましたけども、
でも、パーシーが宇宙に行ってしまう話とか、
逆に宇宙から地球に色々持ち帰ってオチになるって
話があったりするので、空想という解釈は取れないんですよ、これが。
もっともそれ込みで空想にしてしまうってんなら別でしょうが。

>ベティのお部屋
アイドルのポスターが無い代わりに、ロケットのポスターがあったりしますし(笑)。
でも銀河警備隊の彼女にとっては、科学やSFに興味を持つのは、
ある意味で必然であり当然なんですよね。

>コスプレセット
そのベルトのマークを忠実に再現するのってどーなんだ(笑)。
いぬ:
スーパーロボットモンキーもクチパクは日本アニメのアレですぜ?(笑
と意地悪なこと言ってみたりする。
yui:
コスプレセットはUSバンダイ製ですかね。どこのメーカーなんだろ。
きっとハロウィーンにはスターファイヤーのコス着た子なんかと一緒にお菓子をもらってるんだなあと思ってみたり。

ベティのタコ口を見て不意に不二子漫画の顔の表現を思い出しました。
土地神:
きっと「べ、べつにあなたのために作ったわけじゃないからね!たまたま学校の宿題で作ったのよ!」と言いながらスパーキーの誕生日にプレゼントするんですよ。
さかえ:
カートゥーンってものは、もともと映画の幕間にちょっと流すショートフィルムだったと聞きました。だから見たそばから内容を忘れるくらい軽くないと、肝心の映画本編まで引きずっちゃいますからね。
余談ですがパワパフ・ムービーの前にちょっと流したデクスターズ・ラボは、由緒正しきカートゥーンのフォーマットに則ったお遊びだと思ってるのですが・・・
内容はちょっと忘れがたいくらいアレでしたが>水ぼうそう~

歌手で俳優で映画フリークの荒木一郎さんがかつておっしゃってたことの引用ですが、日本とアメリカのアニメの一番の違いは「芝居」があるかないか、だと。日本のアニメにはとにかく芝居がない、とおっしゃる。もちろん名作といわれるものには例外がありますが、おいら的には仕草とか表情の付け方に同様のことを感じますね。
例え説明的なセリフでも、言う側の表情づけとか、聞く側のリアクション芝居に組み込まれてしまうと気にならなくなる。この辺は海外アニメーションはうまいんですよね。

>「べ、べつにあなたのために作ったわけじゃないからね!」

そんなツンデレな。
LeeX:目から鱗
うおー、そんな解釈があったとは…まさしく目から鱗です。
スパーキーの人形があるのはきっとアレだ。銀河警備隊員であることを
知られないためのカバーとして置いてあるんですよ。
もし何らかの事情でスパーキーが他人に見られたりしても、
「あれは私の人形」で押し通せばなんとかなりますし。

もしかしたら普段から不思議キャラを演じているのもその為だったりして。
「我々は常に本当の情報しか漏らさない」とエリア51の人も言ってますし(^^;
OX:
>空想のお話
あ~、私も、ソレ感じてましたね。
考えてみたら、イマージナリィフレンズも、その延長線上にいる存在なんでしょうね。
そこいら辺言い出したら、KNDも、近所の悪ガキ連中の空想世界みたいになっちゃうんでしょうけど。
黒イルカ:タコ口
カートゥーンキャラだとwの発音の時必ずタコ口なりますよねー。
どんなに二枚目キャラが真面目にしゃべってても、
口尖ってる。(笑)

日本のアニメと海外のアニメを比べると、日本のが線が多くて「リアル」と一見思えますが、
アニメで動く場合は海外アニメのほうが断然リアルです。
口や目の動きが顕著です。

日本のアニメのキャラには「まぶた」がない!と気付きました。
目パチ(瞬き)の開き目ととじ目の間に入れる「中目」に
まぶたがないんです!
私はこれに、納得がいかないです。(^^;)
スカポン太:
こんなにコメントあるとは・・・
しかもどのコメントもいろいろと興味深くて、お返事するの大変そう(というかそれらについてイロイロしゃべくりたい)なので、ちょっと間をおかせてくださいね。
とりあえず、

>zerosetさん
マモー・・・うわあ、脳内シナプスがものすごい強烈に結びついてしまったじゃないですか!ひいい

>コスプレセット
前にパワパフのコスプレセットとかあったけど、はははは(脱力)
てな感じでしたが、これはわりかしいいですよね。

>土地神さん
なんだ、そのツンデレ展開は(笑)
LeeXさん的展開もいいですな。これがそのうち伏線としていきるエピソードとかあったらいいな。

>いぬさん
そーなんですよ、だから最初はそれが気になって、なかなか視聴が進まなかったのです。ま、そのうち慣れるんですけどね。練馬大根も今は慣れました。

>LOUさん
倒述であると見ればそのへんは問題ないと思います。
持ち帰ったものも、他の人からみれば単なるガラクタにしか見えてたりするが、ベティの目からはそれは銀河の彼方からの大切な戦利品。
パーシーも、ちょっと行方不明になったという出来事を、ベティにはいっしょに宇宙にいっていたから、という理由付けしてできた物語。
例えば実際に体験したわけでもないのに、なぜか記憶として残ってるということはないですか?そういう曖昧さというかね。
後から思い起こして物語として仕上げたと解釈したのも、実際にそのままで物語が進行しているのではなくて、それも含めて物語、というところからです。
ただ、あくまでこれは見方の方法論であって、「これはこういう作品なんだ!」ともってゆくと、きっとズレてくると思います。

>銀河警備隊の彼女にとっては、科学やSFに興味を持つのは、
むしろ自分は科学やSFに興味があるから銀河警備隊
という流れとして見ています。
むらさきムスメ:・・・なぜ?
なんだかんだ全然ちがう話ですが「スカポン太」と初めてパソコンで変換すると「巣かポン他」となった・・・なぜ?
LOU
今気付いたんだけど、スカポン太さんも「練馬大根」見てたんですか。へー。
スカポン太:
>むらさきムスメさん
まあ普通そんな名前の人いませんから・・・って、話関係なさすぎ!!

>LOUさん
ええまあ、一応。
スカポン太:
>さかえさん、黒イルカさん
なかなか興味深いお話どうも~
やっぱりあれですかね。日本の場合「マンガを動かす」とこから発展してきたからでしょうかね。
カメラワークにも若干の違いがあるようにも思えるけど、うまく説明できない。
カートゥーンはたとえ単純な造形であっても、顔の表情をつくる動きとかすごい魅力的なんですよね。
だからカートゥーンの良さって、なかなか動いてるとこ見てもらわないと伝わらないんだよなあ。もったいなーい

そのあたりもいずれまとめて書いてみたいとこでです。
ただ、日本にも良い作品がいっぱいあるので、一概に「日本アニメ」とくくれないとこがこれの難しいとこで。
御ゐ輔丼:
今更こっそりどうでもいいコメントですが…ベティーの口とんがらせるやつは、実はよくやりますよ(笑)

カートゥーンのCM!?が新しくなったせいか、以前の物が見れなくなったのは寂しいですねぇ…。
電子レンジに冥王星バーガー注文してる映像も、ご無沙汰してますし。
さかえ:
コスプレセット、かわいいけどスカポン太さんにはサイズ小さいよ(着せる気かッ!)
スカポン太:
いつわしが着ると言った~~~~~~~~!!!!

新しいCMもいいけど、前のが見れなくなったのはちょっぴり寂しい気もします。

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