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Constant Payne

20世紀の終り。タートルズの末期がハード化し、The Real Adventures of Jonny Quest(1996年)」が作られた時代。
アメリカのアニメが大きく変化した時代でもあるんですが、アメリカに日本のマンガやアニメがどんどん入ってきた時代ともいえる。
同時に日本のアニメのような「アニメスタイル」作品を作ろうという動きがでてきて、企画されたのがこちら。


「Constant Payne」(2001) ニコロデオン作品
クリエイターは「Micah Wright」
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主人公はAmanda Payne。
女の子が主人公のアクションものという当時としては斬新なもの。
しかもメカと女の子!
ただし、設定はスチームパンクのようですね。アメリカ人スチームパンク大好きなんだなあ。
(ビッグオーがアメリカでヒットしたのもわかる気がする)
普段はハイスクールに通う普通の女の子。事件がおこるとかけつけて悪の組織と戦うスーパー女子高生。
もちろん、ファッションはヘソだしだよ!
「ちょっとアニメぽい」ではなく、本格的な「アニメスタイル」のアメリカ製作品が登場するはずだったものだが、結局パイロット版のみで本シリーズは作られる事はなかった。


ちなみに、カートゥーンネットワークでは2001年には「トータリースパイズ」が開始。
(フランス作品だけど、どうもアメリカ向けとして先にアメリカで放送してみたい?)
アニメスタイルとしては残念ながらそっちに先をこされちゃったようで。
そして2002年にはディズニーチャンネルで「キム・ポッシブル」が開始。

ここまでANIMEな絵柄というとニコロデオンの場合はアバターの登場まで待たねばならないのであった。
スーパー女子高生では無いけどね。


企画が通らなかった理由は、同年2001年9月11日の「アメリカ同時多発テロ事件」の影響と言われてたりもしますが、ニコロデオン上層部に認められなかったつう気がします。
カートゥーンネットワークならまだしも、この当時のニコロデオンはまだまだ「子供向け専用チャンネル」というのが強くて、アクション系やティーンエイジャー向けは異質。
ニコロデオン自体が放送できるような状態ではなかったんじゃなかろうか。

ただ、ニコロデオンは製作現場では野心的な企画が多く出始めていた頃で、かわりに2001年から始まったのが「インベーダージム」
子供向けの皮を被ったハイティーン向けのカルト作品。

このあたりのニコロデオンの作品群は上層部と衝突する事が多く、インベーダージムも上とケンカして打ち切り。

「Constant Payne」のクリエイターMicah Wrightは、アングリービーバーズのスタッフでもあったんだけど、アングリービーバーズも上層部とケンカして打ち切りになったのも有名な話だ。
やっぱり、そのへんだったんじゃないかなあ・・・・

Micah Wrightはすぐにニコロデオンを去って、ワーナーで「オジー&ドリックス」に参加した後、ゲーム業界に移って、今はReverge Labsで「Skullgirls」を作っているそうな。

そんなニコロデオンも徐々に時代とファン層の変化に気がつき始めて、2004年に「ダニーファントム」、そして2005年に「アバター 伝説の少年アン」が開始。
どちらも大ヒットしたために、今ではアクションアニメにやたら力を入れるようになってますね。
それまでANIMEは放送してこなかったけど、今では「ドラゴンボール Z 改」はニコロデオンで放送。
また、パワーレンジャー や新ニンジャタートルズ、そしてWinxなど大増強中。
マーベルをディズニーに奪われる前は、「アイアンマン ザ・アドベンチャーズ」や「Wolverine and the X-Men」もやっていた。
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コメント

通りすが郎:
バイオレンスがないCOWBOY BEBOPという感じで面白かった。
「Constant Payne」の企画が通らなかった事が残念ですねぇ。
スカポン太
COWBOY BEBOPの影響はあったかな・・って気はしますけどね。
ちょうどアメリカでCOWBOY BEBOPの放送が始まったのが、この2001年でしたが、それ以前から話題になって知られていましたし。
通りすが郎:
>COWBOY BEBOPの影響はあったかな・・って気はしますけどね。
OPは若干COWBOY BEBOPを意識しているんじゃないかナァと思いました。
父親はちょっと目に傷後があるのがジェット・ブラックっぽいし、娘が臍だしなのはフェイ・ヴァレンタインっぽい。
違うかもしれないので自信ないのですが。
イザベラ大好きw:
>ニコロデオン
私の中では、どうしても「ニコロデオン=ドーラorスポンジボブ」という固定観念があったりします^^
まぁいつまでも現状維持ってのもアレなんで、この活動の流れはいいかもしれませんね。

…でも主人公の名前がアマンダって…
キャンディス「アマンダ!またママ(=キャンディス)の許可なしに危ないコトして!ママのママ(=リンダ)に言いつけてやるんだからぁーー!」
という怒鳴り声が聞こえてきそうですね(何^^
スカポン太
スポンジ ドーラは ニコロデオンの看板ですしねー

海外のニコロデオンでもそのイメージが強いのですが、今ではこういったアクションものが増えているんですよ。ただ、これの時代はまだそこまではなくて、やはりちょっと早かったということかな。
帰まん:
同時に日本のアニメのような「アニメスタイル」作品を作ろうという動きがでてきて

何故かADAM WARRENのダーティーペアを思い出しましたw
マーヴルXとかでもちょっとイロモノアメコミ扱いで触れられてた覚えがあります・・・
当時とくらべるとアニメスタイルも市民権を得たもんですなあ・・・
スカポン太
まさにそのアダム・ウォーレンなどが出てきた時代ですからね。
アニメよりはコミックの方が先にMANGAが浸透していたと思います。

あの時代は特異なスタイルだったけど、さすがにもう普通になりましたなあ

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