【Skullgirls】Peacock Story

『かつては孤児、そして奴隷としてパトリシアという名を持っていたが、彼女を捕えた奴隷商人たちによってその体を残酷に切り刻まれてしまう。エイヴィアン博士のスカルガール対策研究室によって救出され、信じがたいパワーの生体力学武器を持った形で生まれ変わることになった。この「アーガスシステム」は彼女の体を補強し、他に例を見ない武器の使用を可能にした。
しかし彼らは彼女の心に関しては何も手をつけることができなかった。傷ついた心、そしてアニメに対する執着心を持た彼女は、その新しい武器を恐ろしい「仲間」へと仕立てあげ、それを使って町を血で染めることにまったく躊躇しない。恐ろしい人物であることに間違いはないが、王国をスカルガールの手から守るには最適の人材と言えるだろう。』
スカルガール公式サイト日本語版キャラクター説明より
スカルガールズの主人公といえば・・・フィリアではなくピーコックだと思っている。
フィリアは結局謎がとけずに終ったので、もっと大きな枠での主人公かもしれないが、ラスボスにして現在のスカルガール「マリー」と最も関係が深く、マリーとの決着が一番ふさわしいのがピーコックだからだ。
最初はキャラ紹介や技から、カートゥーン的なイカレキャラかと思っていたんだけど、全然違ってハードボイルドな男前Girlでした。
おもしろかったので、ちょっとピーコックのストーリーを簡単に紹介(ネタバレ)。
※あくまで概略です。省略や自己流意訳なので雰囲気の参考程度ってことで

アンチ・スカルガールズ・ラボ(Anti-Skullgirls Labs)の一つ「ラボ8(Lab 8)」
エイヴィアン博士「そう。これがラボ8の最高傑作『プロジェクト:ピーコック』だ。」
補足:
(ASL(Anti-Skullgirls Labs)は公式日本語版で「スカルガール対策研究室」と訳されているが、アンチ・スカルガールズ・ラボの方が個人的にカッコいいので、こっちを使っています。)
このアンチ・スカルガールズ・ラボはキャノピー王国の支援の元に「ガイガー博士(Dr. Geiger)」によって設立された研究所。
先のスカルガール大戦争による罪悪感からキャノピー王国は研究停止を命じたが、密かに再開された。
ピーコックを作り出した研究所が「Lab8」ということから、8つ以上あると思われるが、ラボゼロとラボ8以外は登場ず、他の研究所が今でも活動しているのかは不明。
ラボゼロはかつてヴァレンタインが所属していた機関で、ここでの実験体が「ペインホイール」
■ラボ8のメンバー

ASG Lab8の研究所長。
研究所員やピーコックらからも慕われている、みんなのお父さん。

「ルデュック(Leduc)」(金髪青年)
「ハイブ(Hive)」(紫髪の女性)
ビッグバンドは、ラボ8のステージの背景にしか登場しないので、どういう人物かは不明。
サイボーグ体っぽいので彼らも実験体かもしれない。

中央の腸のような体の仮面の少女。
ラボ8のステージの背景で登場。
(初期スケッチでは「コークスクリュー」の名だった)
手段を選ばないラボゼロと違って、ピーコックのように死にかけていた孤児ばかりを実験体としていた感じがする。
ラボ8はまるで孤児院のようだ。

「ラボゼロも同じようなものを作っていたよ。
Dr. Auian「I'll explain. "Project : Peacock" is equipped with not one. but two synthetic parasites.」
Dr. Auian「Lab Zero has created one other like her. but more... extreme methods were required to complete the synchronization.」
Hive「Two synthetic parasites? Regulating the soul contamination must be difficult.」
Dr. Auian「Indeed. but with the proper theonite balance. I think we could graft even more onto future subjects.」
※ここの会話
2つの合成寄生体を使った実験体はピーコックのことなのかペインホイールのことなのかよくわかりませんでした。
そんなことをすると魂汚染されるんでは?と言ってたのでペインのことかなあ。
ゼオナイトによってバランスを保っている。という。
この「ゼオナイト(theonite)」はこの世界での特別な鉱石か何かでしょうか?
ピーコックは「アーガスシステム(Argus System)」により強化され、強力な7光線(7-rays)によってスカルガールを破壊できる。
「ただ・・・アヴェリーユニット(Avery Unit)は、少しばかり理解できん。彼女は私が想像もしていなかったことを可能にしている」
ピーコック「へい、じいさん。ちょっと黙ってくんないかな。こっちは忙しいんだ」
「私が見つけてきた不具にされた孤児はスカルガールを倒すだろう。こんな悲劇は最後にしたい」

ピーコックの見る悪夢
(おそらく、ピーコックを解体した奴隷業者)
・・・・・

「クワーッッ!! 起きろピーコック!
ゼオナイト共振発見器(The Theonite Resonance Detector )がダウンタウンで巨大な反応を感知したクワ」
「間違いねえ! ボス、スカルガールが動きだしやがりました」
「くそったれ。コーヒーをくれ・・砂糖は15だ」

野郎ども、準備はいいか!
街を赤く染める時間だ!!
そして、スカルガールズらしきものたちを狩る、ピーコックと愉快な仲間達の戦いが始まる。
ピーコックの目的「スカルガールの抹殺」
補足:
■ピーコックと愉快な仲間達。
大きな爆弾が「Lenny」
小さな爆弾が「George」
カナトコは「Andy」
おもりは「Tommy」
鳥さんは「Avery」
彼らはピーコックを「ボス」と呼ぶが、アヴェリーだけは「ピーコック」と呼ぶ。
また、アンディとトミーは喋るが、爆弾たちは喋らない。
この中でちょっと重要そうなのが「Avery」

エイヴィアン博士が「アヴェリーユニット」と呼ぶピーコックと同じ姿の謎生物。
名前の由来はおそらくカートゥーンの巨匠「テックス・アヴェリー」から。
スカルガールの気配を感知できる。
「アーガスシステム」とはピーコックについている「目」のギミックだと思うが、それと同じものを装備しているようにみえる。
「アヴェリーユニット」は、本来はピーコックと研究所の兵器とリンクさせるためのもののようだが、博士が不思議がってるいるとこを見ると、兵器(?)をカートゥーンのような擬人化クリーチャーに変貌させたのは、ピーコックとアヴェリーユニットによる予想もしなかった能力だったのかもしれない。



ピーコックの必殺技「アーガス アゴニー(Argus Agony)」
帽子の中から鳥頭が出現するが、その頭部にはアヴェリーが乗っている。

ストーリー的には特にからむことはないようだが、ピーコックの仲間達の中では特別な存在ではないかと。
「さっさとスカルガール倒して、「星の少女アニー(Glorious Annie : Symphony of star Stuff)」を見に帰ろうぜ」
フィリアやフォーチューンなどを狩っていたピーコックにラボから連絡が入る
「ラボが襲われた!?」

ラボ8は壊滅していた。
「誰がやった?!」
「ラボゼロ・・・ヴァレンタイン。彼女は我々を裏切ってスカルガール側に・・・」
「やつらは、ニューメリディアンに・・・
「パトリシア・・
お前なら皆を守れる。
お前ならスカルガールを倒せる・・・」がくり
Tommy「死んだよ・・ボス」
「野郎ども、用意はいいか!
オレを怒らせたことがヤツらの最後の間違いだ」
(※ピーコックの一人称は「オレ」のイメージ)

ニューメリディアンにいたのはスカルガール。
「マリー・・ あんたがスカルガール?!」

ところがもう一人のピーコックが現れ、
「すまない。私の幼子よ。
マリーとの再会はもう少しまってください。彼女は大聖堂で重要な仕事があるのです。」
「別のピーコック?。 むしろドードーみたいに見えるな。あいにくそいつぁ絶滅したぜ!」
ニセピーコックの正体はもちろん「ダブル」。
撃破した後、大聖堂についたピーコックだが、そこに待ち受けていたのはヴァレンタインであった。

「ハローーー ナース!」
「ラボ8の最終兵器か。まさかダブルを破るとは思わなかったが、心配するな、すぐにつま先にタグをつけてやる(殺してやる)」
「なぜこんなことを!
どちらの研究所もスカルガール抹殺のために活動してたんじゃなかったのかい」
「ガキ相手に理由など語らん。我々はエイヴィアン博士の実験を止める。そしてそれはもう終る
「認めよう。お前はおもしろい敵だった。
だが、ゴミ以外なにものでもない。
エイヴィアン博士の弱さに影響されている
「ダブル! エイヴィアン博士の最後の実験を終らせるぞ!」
「博士の仇、てめえは地獄に送ってやるよ!」
ヴァレンタインを打破した後に、カタコンベで待ち受けていたのはスカルガール・マリー

「パトリシア・・・
あなたは、来るべきではなった。
私の心配はしないでいいわ。・・・私の探求はほとんど終わったから。」
「ああ。心配なんかしちゃいないさ
いくつかの地獄がお前を不死の殺人機械に変えた、
そしてオレはお前を止めるために作られた」
「見て・・パトリシア・・・」
そしてマリーが見せたものとは。ピーコックとマリーの関係は。マリーはなぜスカルガールになったのか。
ラストバトルは次回。>【Skullgirls】Peacock Story 2
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コメント
- メガ:初めて書き込みさせて頂きます。
- 血の雨を降らせてやるぜ!的なとこと最後のスカッとした終わり方で英語分からないけど大体分かった気持ちになってたら、
まさか解説してくれてる人がいるなんて、、!とても嬉しいです!
英語分からないのもありますが、台詞が自動送りなので文末までも読めないです(笑)
絵と共に説明がついているから、ゲームを持っていないけどスカルガールズの事が気になる、、て人でも楽しめるのが素晴らしい!
アーガスシステムについての部分が詳細に書かれていて、そうだったのかーて感じでした。
ストーリー見てから気になっているんですが、ピーコックって眼球もない状態なんでしょうか。
続きも楽しみです(^q^)☆
- スカポン太:
- 公式日本語版が出た時に、あれ、全然違う・・・
って、こともありえますが。
これ、書体もちょっと読みにくいですしねえ。
ピーコックの目はただのマンガ表現だと思いますが、言われてみれば眼球無しにも見えてきました。なるほど。
- メガ:
- 勝ちポーズが目から煙出す。に見えるのと、ストーリーでの目を潰されたっぽい表現から、アーガスシステムの目みたいなので視認してるようなイメージになりました。
そう思ってイラストを注意して見ると、テレビを見る時も腕を広げていたり、話している時なんかも相手の方に目が向いていたりして、更にそんな錯覚がw
- スカポン太:
- おもしろい。
それ可能性あるかも。
まだピーコックの改造前の絵って見た事ないから、わからないけど、もしそれが出てきたらわかるかも。
実際にアーガスシステムの「目」は「目」として機能しているようなので、ピーコックの視覚はむしろそっちがメインかも。
- スカポン太:
- あーーーー。よく確認してみたら、ほんとだ。目から煙はいてる!!
こりゃ、ピーコック眼球無しは確定かも。
アーガスの目で見てるんだやきっと。