Double Hunting
Double Hunting

中国の「廣州美術學院」アニメ学科の学生作品。
制作チームは「GEAR」(黄成希、徐旭瑜、谢计超、林志峰、高嘉慧 ほか)
Double Hunting トレーラー」
本編はこちら(土豆网)
(土豆网の動画貼付けうまくいかないんだけど、なんでだろ)
3DCGによる8分の短編で、人間のハンターと野生のハンター狼さんのドタバタバトルもの
中国のアニメ学校での卒業制作が今いろいろ公開され、どれもなかなかクオリティが高かったりするんですが、見た中で自分のお気に入りだったのはこの作品。
セリフ無しのドタバタなのでシンプルに楽しめたというのもあるんだけど、

なにより狼さんがカッコよくて。



あと、表現やデザインがカートゥーンぽかったてのもあるかな。
リスのドングリマシンガンとかね!

そして、表現として面白いと思ったのはこのへん。
見てわかるように、3DCGだけど、流線が描き込まれていたり、インパクトの瞬間に衝撃記号なんかが出てくる。
短編だから動きを重視した作品になっているのかもしれませんが、中国ではこういう追いかけっこ型のアニメが多いんですよね。
トムとジェリーもかなり人気が高いそうですし。
また、今中国国内で最も人気があると言われている中国アニメ「喜羊羊與灰太狼」なども、狼と羊のコメディ。
熊と猟師の「熊出沒」もけっこう人気。
(自分の見た印象だと、トムとジェリーというよりは、オギー&コックローチのような対決型ドタバタの方が主流かも)
この作品も追いかけっこよりは対決アクションコメディに近く、インタビューでは、影響をうけたものとして(少林サッカーの)周星馳作品や、カンフーパンダなどをあげていました。
中国の国内アニメの特徴といえば、日本のアニメとアメリカのアニメ両方から影響をうけているところかもしれません。
動物擬人化ものの作品も凄く多いし、好まれているようですし。(作品数でいえばアメリカすら超えてる)
ギャグものなどはカートゥーン的なデザインも多く、四本指で描かれたりも。
ただ、アメリカのマシンガン的ハイペースよりはややまったりで、日本のテンポに近い感じ。(あくまで自分の印象ですが)
ちょうどヨーロッパがカートゥーンとアニメの中間のようになっているように、中国もまた中間的ですねえ。
カートゥーンも地上波でたくさん放映していることもあるんでしょうけど。
ただ、ヨーロッパよりはアジア的な部分が強いかな。(あたりまえだ)

中国の「廣州美術學院」アニメ学科の学生作品。
制作チームは「GEAR」(黄成希、徐旭瑜、谢计超、林志峰、高嘉慧 ほか)
Double Hunting トレーラー」
本編はこちら(土豆网)
(土豆网の動画貼付けうまくいかないんだけど、なんでだろ)
3DCGによる8分の短編で、人間のハンターと野生のハンター狼さんのドタバタバトルもの
中国のアニメ学校での卒業制作が今いろいろ公開され、どれもなかなかクオリティが高かったりするんですが、見た中で自分のお気に入りだったのはこの作品。
セリフ無しのドタバタなのでシンプルに楽しめたというのもあるんだけど、

なにより狼さんがカッコよくて。



あと、表現やデザインがカートゥーンぽかったてのもあるかな。
リスのドングリマシンガンとかね!

そして、表現として面白いと思ったのはこのへん。
見てわかるように、3DCGだけど、流線が描き込まれていたり、インパクトの瞬間に衝撃記号なんかが出てくる。
短編だから動きを重視した作品になっているのかもしれませんが、中国ではこういう追いかけっこ型のアニメが多いんですよね。
トムとジェリーもかなり人気が高いそうですし。
また、今中国国内で最も人気があると言われている中国アニメ「喜羊羊與灰太狼」なども、狼と羊のコメディ。
熊と猟師の「熊出沒」もけっこう人気。
(自分の見た印象だと、トムとジェリーというよりは、オギー&コックローチのような対決型ドタバタの方が主流かも)
この作品も追いかけっこよりは対決アクションコメディに近く、インタビューでは、影響をうけたものとして(少林サッカーの)周星馳作品や、カンフーパンダなどをあげていました。
中国の国内アニメの特徴といえば、日本のアニメとアメリカのアニメ両方から影響をうけているところかもしれません。
動物擬人化ものの作品も凄く多いし、好まれているようですし。(作品数でいえばアメリカすら超えてる)
ギャグものなどはカートゥーン的なデザインも多く、四本指で描かれたりも。
ただ、アメリカのマシンガン的ハイペースよりはややまったりで、日本のテンポに近い感じ。(あくまで自分の印象ですが)
ちょうどヨーロッパがカートゥーンとアニメの中間のようになっているように、中国もまた中間的ですねえ。
カートゥーンも地上波でたくさん放映していることもあるんでしょうけど。
ただ、ヨーロッパよりはアジア的な部分が強いかな。(あたりまえだ)
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コメント
- ビニールマン:
- 微妙なすべり具合が、またいい!>狼大兄
…しかし、海外の要素を取り入れる(つーかパクる)のは上手いが、そこから先へは行けない、新たなオリジナルは作れないのが中国です
この先、どうなるやら
- スカポン太:
- 狼兄貴はなかなかステキです。
まあ、すでにオリジナリティある作品もいろいろ出て来てるんですけどね、中国アニメ。
むしろ、それが中国国外にほとんど知られていないってのが課題じゃないかと。
今のとこ国内需要で十分まかなえてるようだから、しばらくはかつての日本のようにガラパゴス的に熟成していくんではないでしょうか。
日本ではカートゥーンですらなかなか放送されないので、日本に来る事はかなり難しそうですが、それ以外の国ではいくつか海外放送される予定のものがいくつかあるようですし、そのあたりから徐々に少しずつ存在感を増して行くんではないかと思ってます。
- 黒好き:
- 日本ってアニメが世界一なんて連日報道されているせいか、他の国のアニメに妙に上から目線な感じがします(パワパフのデザインが落書きと言ってる連中もいました、センスなさすぎ)。
アメコミも勧善懲悪で全身タイツのイメージが根強いですし(日本のウルトラマンや仮面ライダーや戦隊だってタイツなのに)。
思ったのですが日本のアニメが世界一なんて風潮はいつから始まったのでしょうか?
- スカポン太:
- >日本のアニメが世界一なんて風潮はいつから
これはちょっと面白い問いですねえ。
ん〜 やっぱり90年代末くらいかからかなあ。
海外から日本のアニメの評価が高まって来て、その情報もまた日本に伝わってきたこともあるし、同時にその頃には不況に入って来て他の産業が景気悪い中でアニメが元気よかったてのもあるかも。
海外から「日本のアニメすごい」て話を聞く一方で、日本では海外ものに対してはほとんど知らないという状況によって、一方的に偏見が強くなっていった・・・とかいう説を考えてみました。
ほとんどのケースは日本のアニメしか知らないってとこから出て来たものじゃないかと。
このへんの論議は両方見ている海外の方が的確な指摘があったりして面白いとこです。