スティッチと砂の惑星

「スティッチと砂の惑星」見ました。
ざっくりとあらすじを述べると・・・
連邦議長から惑星戦争が勃発中との連絡が入る。そこでスティッチの力を借りたいと申し出が。
しかしそれに参加すると何年も地球を離れることとなり、それはユウナとの長い別れでもあった。
そこで1日の猶予をもらって、ユウナとともに思い出作りをするのであった。
ユウナと別れて宇宙船で旅立つスティッチ。プリークリーも同行。
スティッチとプリークリーは連邦議長に指示された星に到着する。
それは特別な鉱物資源「カトゥーナ鉱石」がとれる砂漠の惑星『カトゥーナ』
しかしそれはハムスターヴィール博士の罠であった。
連邦議長からの通信も博士の偽通信で、すでにエンジェルたちをはじめとする試作品もとらわれていた。
カトゥーナ星のプリークリーの古い友人ワッタイナも博士に脅されていたため、スティッチ達も捕まり大ピンチ!
ズバリ感想を言えば、前半は良かったけど、砂の惑星に行ってからの後半がイマイチ・・・
前半はまさに日本版「リロイ&スティッチ」とでもような雰囲気で、ユウナとの絡みとかなかなかいいんですよ。
そんなユウナとの別れは、ベタだけど、やはりけっこういい感じ。
後半がなあ・・・
オリジナルヴィランではなくハムスターヴィール博士やガントゥ&ルーベンというのはとてもよかったんですが、いかんせんちょっとグダグダで盛り上がりにも欠けた。
なにしろ、スティッチと同行するのが“プリークリーだけ”ってのが。
スペシャルって、やっぱりいろいろ出て来てほしいものじゃないですか。
流れとしては「スティッチ!~ずっと最高のトモダチ~」の延長上にあると思うんだけど、そこからのキャラも全然出て来ないし。ズル子さんくらいか。
そして、ユウナたちもハムスターヴィールの陰謀に気がついてジャンバたちと共にかけつけるかと思いきや、そんなこともなく、スティッチ一人で解決しちゃったよ・・・あれ?てな感じですよ。
せっかく試作品達も大量に登場したのにそれはないわー。
「リロイ&スティッチ」のような盛り上がりを期待していただけに拍子抜けすぎた。
で、やっぱりこれは「鳥取国際まんが博」用でしたね。

クレジットにしっかり「協力:鳥取県文化観光局まんが王国官房」が。
そんなわけで、ユウナとの思い出作りのために「やりたいことやろう」という中で、「旅行いきたい」ということになって、地球儀で偶然指差したところが・・・・『鳥取』!!

その強引さ嫌いじゃないぜ。
そこからユウナとスティッチの鳥取観光めぐりに(笑)


もちろん最初は鳥取砂丘。












ユウナってこんないい顔するんだね。
鳥取はよく知らないけど、これ、どこかわかったら面白そうだなあ。
そして、鳥取の名産「梨」も後半でいい役割をはたすんですよねえ。
このあたりもうちょっと長くてもいいと思った。それだとさすがにダレるか。
でも、もう少し見ていたいとは思ってたよ。自分が地方ネタ好きってのもあるんだけどさ。
ここまでしといて、「鳥取国際まんが博」とは関係ありませんな顔して公開されることになったてのは、大人の世界のめんどくささを感じますよ。
結局「鳥取国際まんが博」でのスティッチの扱いってどうなってるんだろ。
前半はなかなかいいんですよ。

スティッチと別れるここも良いシーン。

後半がなー。後半つうか砂の惑星に来てからの中盤からなんですけどー。
すごいやっつけな脚本にみえちゃったんだよなあ。
まさか、前半作ってる途中でややこしいことになって、途中で脚本も作り替えることになったんじゃないかと思えるくらい。
気のせいかもしれないけど、作画も前半の方が圧倒的にいいんですよ。

そうそう、この紫と緑のエイリアンが、箕輪はるかとケンドーコバヤシがアフレコしたキャラですね。
ケンドーコバヤシと箕輪はるかの収録の様子の動画はこちら
>http://www.youtube.com/watch?v=KJ2astyXzTA
どうでもいいか。
正直ほとんど記憶に残らないキャラだったし。(見終わった後に思い出した)
これ、やる意味あったのかなあ。梨園のおじさんの方が印象深かったよ。
まあ、もしかしたらうっかりしたら封印作品になりかねん作品かもしれないと思ったので、見てみました。
封印作品というよりソフト化もされず再放送されない可能性が高い作品ていうか。
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コメント
- くろみつ:
- しっかりお別れイベントがあるという事は、
ユウナ編はもう無いという事なのか… ウウッ
見逃したまま、お別れ話は見ないままでいようかなぁとか思っちゃったり。
長く続いたシリーズなんだし、どうせ終わるのなら
地上波放送の時に最後をもっと綺麗に締めてほしかったなぁ…
- 取手呉兵衛:
- せっかく鳥取をネタにするのなら、鷹の爪団や鳥取戦士サキューンと共演して欲しかったですね。(無茶言うな)
- スカポン太:
- >くろみつさん
まあ、その後問題なく続けられる話ではありますけどね。
でも、長くこのシリーズを見続けていた人には、ユウナとのお別れシーンは、自分よりもっとグっときたかもしれません。
>取手呉兵衛さん
リロ&スティッチではキム・ポッシブルをはじめ、他の作品とクロスオーバーしてたし、日本版スティッチもそういうのがあれば面白かったかも。(わりとマジで言ってみる)
- ベン弁:
- >正直ほとんど記憶に残らないキャラだったし。(見終わった後に思い出した)
>これ、やる意味あったのかなあ。梨園のおじさんの方が印象深かったよ。
私はこういうのは素晴らしいことだと思いますよ、芸能人起用いいじゃないですかほんとにこういうのはほかのアニメにも見習って欲しいですよ、似たようなケースで昔のクレしんの映画かなんかでもあまり物語に絡まないようにゲスト芸能人が本人役で登場って感じなのをやってた気がします。
放送する前はメイン役で登場かと思ったんですけど本当にどうでもいい役で安心したって感じですね、でもあの事務所がフィニファブに手を出しそうなのでそこらへんが不安なんですけどね。
>取手呉兵衛さん
鷹の爪は鳥取ではなく島根ですよ、でも鷹の爪はいろいろコラボしてますからね島根だったらありそうなきがしますね。
まあ後半はアレでしたけどガントゥやルーベンがでてたので安心しました、予告だと姿が見えませんでしたから。
- スカポン太:
- なるほど。
あくまでゲスト登場なだけに、気がつかなかったくらいの出番が良いということですね。
スペシャルはお祭りみたいなものだし、にぎやかしにはちょうどいいか。
うん。確かに。
- マルフデ:
- うーん・・・
未登場の試作品の事についてこのブログに触れていると思ったけど
この様子じゃ、登場しないみたいでザンネンです。
- スカポン太:
- はい。
未登場の試作品とか、そういうのはまったく無かったです。
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