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マーベル市民とDC市民

>サンライズが『TIGER&BUNNY』でアメリカの新聞漫画をパロディしましたという画像があるのですが、僕は最初のガーフィールドとブーンドックス、最後のピーナッツしかわかりませんでした・・・
アメリカ映画でよく見る新聞のクロスワードまでパロっていて芸が細かい。 by 通りすが郎

『TIGER & BUNNY』フォロワー1万6千人突破記念で公開された9話のドラゴンキッドちゃん可愛い!-萌えオタニュース速報
ど・・・どうもー。これまた古い記事ですね。放送してたころのやつかあ。なつかしい。
ここじゃなくて別のとこで見かけた覚えがあります。

上から「ガーフィールド」、「ブロンディ」、「For better or for worse」、「ディルバート」、「ブーンドックス」、「キャシー」、「カルビンとホッブス」、「ピーナッツ」、「Family clrcus(家族サーカス)」ですね。
この中でカルビンとホッブスはもっと知られてもいい作品だと思うなあ。
空想好きの少年とイマジナリフレンドの物語はアメリカではあらゆる分野に影響を与えた偉大な作品なんですが、ピーナッツ以上に商業主義を嫌っていたから、人気とうらはらにアニメ化もされてないんですよねえ。

そう。
そういえばこの前の「「TIGER & BUNNY The Beginning」と「アベンジャーズ」日米ヒーロー映画を比較」で、特につっこまなかったけど、すごく気になった箇所が一つあって、それは

「タイバニ世界もアベンジャーズ世界も、市民はヒーローが大好き。」

いやあ。マーベル世界の市民て、ヒーロー大嫌いなイメージがあったもので。
あの時はひゃっほーと浮かれてるけど、後からグチグチ文句言いだすのがマーベル市民。


ハルクの敵はアメリカだし、親愛なる隣人スパイダーマンもマスコミからはパッシングうけて市民もやはり似たような反応。ましてやX-MENなど社会の敵。
マーベル市民は「世界の危機がどうこうって、だいたいあいつら(ヒーロー)のせいだし、またなんかこそこそやってて迷惑だからどっか行ってくんないかな」なんて思ってるのが大半。
嫌いというより、ヒーローに厳しいというか、殺伐としてるのがマーベル世界とその市民。

というイメージが強いんですよ。
まあ、だいたいX-MENのせいなんですけど。
アベンジャーズもそんなに市民に好かれてるとも思えないんだよなあ。

一方、バットマンやスーパーマンのDC世界の市民は、ヒーロー大好きなイメージ。
ゴッサムの市民もバットマン大好き。ヴィランですらバットマン大好き。
アーカムの連中とか、バッツの悪態をつきつつも
「俺バットマンに捕まったんだぜ・・・ぐへへへ」
「あれ、お前もしかしてフラッシュに捕まったの?だせえ」
「な、なんだとう!フラッシュさんは最高だよ!」
みたいな感じが、すっげーありそうじゃないですか。
バッツ好きすぎて、バットマンに殴られたくて犯罪に手を染めるもの多数。
だからバッツがあれだけ活躍しても、ゴッサムは犯罪がつきないとすら思える。

スーパーマンが「市民の敵(パブリックエネミー)」扱いされる事件もあったものの、それはDC市民の皆がヒーロー大好き、それゆえにショッキングな物語として成り立ちえたと思えます。(マーベルだと日常)

まあ、私の勝手なイメージによる偏見なんですけどね。

マーベルヒーローは「社会との対立」多いような気がするし、内ゲバ不倫裏切暴走大量殺戮もろもろでヒーローを、もひとつ信用できないとこもあるしなあ。
昨日まで一般市民平気で殺しまくってた奴が、今日からヒーローとかいわれましても。

DCもDCで殺伐してるとこあるとは思うんですが、どちらかといえば、社会との対立というより、個人個人で内なる悩みを抱えてちょっと病んでいくみたいな。

あくまで、私の勝手なイメージによる偏見ですよ。

ただ、どっちのユニバースに住みたいかといえば、やっぱりDCの方がいいかな・・・
タイバニはX-MENぽいけど、市民はDCの市民の方に近いように思えます。

イメージ論でしかできない私なので、これ以上どうもこうも言えませんけど、いつか、そういう視点での比較研究とか読んでみたいですね。
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コメント

VicIsono:
>『TIGER&BUNNY』でアメリカの新聞漫画をパロディ
これは在カナダの日系女性が描いたファンアートだったような…

>市民はヒーローが大好き
マーヴェルvsDCクロスオーバーのJLA/AVENGERSで
フラッシュがマーベルユニバースのミュータント差別に驚いたり
逆にワンダピエトロ姉弟がDCユニバースでのヒーロー達の
もてはやされっぷりに驚いたりという端的な比較場面がありましたね。

タイバニ世界のヒーロー活動はマーベリックが
「被差別者であるNEXTが自警活動をするさまを
エンタメとしてメディアに乗せる事でマイノリティに対する理解を促進する」
のを目論んで仕組んだものなので
前提として『超能力者差別問題』が存在する世界設定なんですが…
そもそもレギュラーメンバーもバニー以外はUSAでは被差別系人種だし

手前味噌ですが、以前自分とこのブログでまとめた「タイバニ人種問題」
http://itomaru.livejournal.com/78489.html
おみそしる:
スカポン太さんがイメージされた、
『DC:市民は ヒーロー大好き、Marvel:市民は ヒーローが嫌い』
これは公式設定ですね。

VicIsonoさんも紹介なさってますが、
2003年に短期クロスオーバーとして出版された『JLA/Avengers』という
DCとMarvelの合作本があります。内容はMarvel Univ. で起こった事件を、
JLAとAvengersが協力して解決するというものでした。

JLA と Avengers が両方の世界を行き来するのですが、
JLA が Marvel Univ. に出向いて戦闘をしたとき、市街地を破壊してしまい市民から迫害されます。
この時、スーパーマンが『Marvel. の市民の心は荒んでいる』と感想を述べます。

一方、DC Univ. に出かけた Avengers は JLAのメンバーと勘違いされて市民から大歓迎を受けます。
この時、キャップが『DC の市民はヒーローを頼すぎて、市民としての義務を果たしていない』と激怒します。
この二人の感想も DC と Marvel の世界観を良く表していますね。

この関係は、1980年代の『X-men vs The New Teen Titans』というミニクロスオーバーの際に、
既に構築されていて DC と Marvel の差別化が古い時代からなされていたことが分かります。
もしかしたら、雑誌の色を出して購買層の棲み分け図っていたのかもしれませんね。

実は、ヒーローの成立ちも、DC と Marvel ではかなり違います。
DC の最初のヒーローであるスーパーマンは、創刊時から正義の味方で市民から絶大な人気を集めていました。
一方、Marvel の最初のヒーローのヒューマントーチは、市民から迫害され、常に命の危機にありました。
これだけでも、両紙が全く異なる雑誌ということが分かります。

日本のマスコミやアニメ関係者が、
こういったアメコミの歴史を知らないで発言してしまうのはしょうがないと思います。
例えば、機動戦士ガンダム映画版1作目のみを、全くガンダムを知らない海外の人に放映したら、
ジオン軍は悪者で連邦軍は正しいと勘違いしてしまうと思います。

日米でヒーローに関する価値観が全く違うので、
この手の話は良くあることとして流していくほかありませんね。
通りすが郎:
うわぁ、こんなにアメリカの新聞漫画ってあるのか。知らなかった。
これはマニアックすぎ。
スカポン太さん、解説ありがとうございます。
真空管:おみそしるさんの投稿すごく勉強になりました
>「あれ、お前もしかしてフラッシュに捕まったの?だせえ」
「な、なんだとう!フラッシュさんは最高だよ!」
ローグスですねわかります

DCの場合、ヒーローがそれぞれホームグラウンドを持っていて
そこに住む市民を含めた「街」がキャラクターの一部になっているのもMarvelとの差ですね
「おらが村のヒーロー」って感じで、地元の名士とかスポーツチームに近い感覚だから
迫害して追い出すよりマスコットとして愛でる市民像がフィットする気がします。
MarvelでもスパイダーマンなんかはNYのローカルヒーローって感じで
コミックでは散々ですが、実写映画だと市民に支えられる姿がサマになりますしね。

でもやっぱり住むならバットマンのいるゴッサムだなぁ
オラもゴッサムさ行って蝙蝠男と遊んでくるだよ!
スカポン太
>VicIsonoさん
うん。ファンアートだと思ってたんですが、どこで見かけたのかもうさっぱり覚えてなくて。
「タイバニ人種問題」も読みました。
ここまで深くは考えてなかったけど、けっこう人種や名前からして考えて配置してるとこは感じてました。
ただ・・・そういえばNEXT差別問題とかすっかり忘れてました(笑)
特に後半あたりからはほとんど問題にされなくなってきたので、記憶の彼方・・・
まあ、X-MENと違ってそのあたりがテーマになる話も特になかったような。


>JLA/Avengers
ありがとうございます!
公式でも、それぞれの市民のイメージはまさにそういう感じなんですね。

DCの「おらが村のヒーロー」的な感じもなんかわかるなあ。

自分もこういう記事に対しては特にせめる気はありません。
映画で描かれる市民は、コミックスとは違って、それを見ている「視聴者」を表現してる気もするので。
シネマティックユニバースではそこまで殺伐としていないというか。


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