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北米のタイバニ


9月29日にプレミア公開された映画タイガー&バニーの様子のレポ動画。

あれから実は、海外でのタイバニの評判というのは気になってましてね。
ぶっちゃけ、北米でのタイバニの評判より、マッドハウスマーベルアニメの方がよく耳にしてた。
もちろん、それは自分がアニメ系よりアメコミ系の情報サイトの方をよく見てたからだと思いますけど。
つまり、ああいう作品ではあっても、結局「anime」の枠から出ることはできず、そこからあふれ出すほどまでには行ってないってことなのかなあ。そうなると、そっち方面はあまりチェックしてないから、よく分からないんだよなあ。ってことを思ってたりしてたわけですよ。(前置き終り)

そこで、この北米で公開されたという劇場版。どんな感じだったんだろうと・・・
って、これ「NEW PEOPLE」じゃねえか!!!
なるほど。これだけでもう把握できたかもしれない。
タイバニ映画が海外でも上映!って言うわりには、北米の映画公開リストにはまったく無くて不思議に思ってたんですよね。
「NEW PEOPLE」とは、アメリカ・サンフランシスコにある、主に日本のポップカルチャーのグッズ・アパレル販売、イベント開催、そして劇場施設などがあるサブカル系複合店舗。
映画館として見れば、いわゆるインディーズ単館系映画館。
ポケモンやジブリ作品と違って、ロードショーとして配給されているものではないので、そりゃあ一般の映画情報にはひっかからないわけだ。

もっとわかりやすくいえば、「NEW PEOPLE」とはマンガ翻訳出版などをしているVizの直営映画館。
タイバニもVizの配給だし、自社作品を自社で上映って話か。

この映画館での上映を「北米で上映」と言うのであれば、タイバニが特別なわけでなく、日本のアニメ映画が北米で上映されるのは珍しいことではない。というか、そういうタイプの専門映画館なので今までも数多く上映してきた。(アニメに限らず実写のGANTZやデスノートなども)

ちょうど今、上映してるのは「神秘の法」(幸福の科学)。あははは。
10月20日には「劇場版 魔法少女まどかマギカ」もやりますね。

映画館としてはミニシアターのたぐいで、規模はかなり小さく、座席数は143席。
上映時の写真をみるとけっこう空席もちらほら見えるので、おそらく全米100人くらいのファンがつめかけてタイバニ劇場版を観たと思われます。

ただ、タイバニは正式上映もこの映画館だけみたいぽいけど、まどマギはやはり単館系だけど全米数カ所で上映されるはず。まどマギのチケットはすでに完売ですね。
(個人的観測では、まどマギの方が目にすることは多いかなあ。ハルヒのようにanimeの枠からけっこう漏れてくることがあったからだと思いますが。人気どうこうは分からないのですが、ネットではネタにしやすいものは流通しやすいということかしら。)


先の動画の上映会でコスプレの人がいるのは、アメリカ人はコスプレをして映画を見に来るというのは普通、というわけではなく、この上映に合わせて会場では出場者に豪華景品の出るタイバニコスプレコンステストを開催しているからですね。>TIGER & BUNNY Cosplay Contest!


ん〜。なんというか、イメージとしては、日本で「ケルズの秘密」が単館で上映された!みたいな感じに近いのかなあ。思ってたより、ごく一部でのみだったと言うか。

それよりはもう少し広がりはあるかなあ。
なにしろ劇場版はともかく、タイバニTV版本編は、公式ネット配信で見ようと思えば無料で見れる環境にあるわけですし。
Vizはタイバニにけっこう力を入れているようだし、今では少なくなった吹き替え版も作られているようなので、あっちのANIMEファンの間に限れば、それなりには人気はあるように思えます。
Vizのタイバニサイト

ただなあ・・・ファンがコアなアニメファンのみだったというのは、思ってたよりファン層は狭いな。
公式無料ネット配信がさかんになってきたとはいえ、TV放送されないと難しいのかも。
Vizとしては、この勢いで吹き替え版をTV放送までもっていきたいところだとは思うのですが、それの受け皿となる放送局はなかなか無いんでしょうなあ。
タイバニは激しいアクションはあっても流血はなかったり、多人種設定だったり、ある程度考えられて作られてはいるんですけどねえ。

あれだけ日本オマージュもりこんだ、アニメ「ティーンタイタンズ」が日本では一部でしか知られていないのと、似たようなものかもしれません。
実写映画まで作られ、コミックスはベストセラーの超人気作「アバター 伝説の少年アン」の知名度が日本でまるでないのと同じように。
「Megas XLR」が公開すらされなかったと同じように。

・・・・ちょっと違うか。

日本での「海外アニメ映画」の上映状況が悪い!と嘆く私ですが、「日本アニメ映画」の海外での上映状況にくらべれば、はるかにマシなのかなと、ちょっと思えてきた。

そうでもないか。

「トータリースパイズ劇場版」や「WINX Club劇場版」だって現地でどんなに人気あろうとも、日本で上映されることは無いのだから、これは「TV番組の劇場版」というもののもつ、流通の問題かも。
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コメント

VicIsono:
アニメ・マンガotakuにはアメリカン・ヒーローコミックを蛇蝎のごとく嫌ってるヤツが多いですし。

タイバニは形式的にはアメコミオマージュだけど、
アメコミの「父殺しによる少年の自立を描いた社会神話」に対して
「孤独な少年が父性のもとに回収される癒しの物語」
という、スピリッツ的にはある意味真逆なものですし。

ぶっちゃけ「男という名の物語」を好む人間にしたら
バニーというキャラは「カマくせぇ!」という評価にしかならんでしょ。

キャラのバックグラウンドがあれほどバットマンと酷似してるのに
日本的価値観で料理するとあんな真逆のキャラになっちゃうのか
…という知的興味はわいても、アメコミ好きとしては
タイバニ後半の物語には全くカタルシスを感じられないです。

OTAKUに対しても、ヒーローコミックファンに対しても、ウケる要素ってないっすよ…
スカポン太
むむ。久々に厳しいVicIsonoさんが。
タイバニ後半がイマイチなのは自分もなんですが、それなりに好きな作品なので、動向はちょっと気になっててね。

制作側としてはアニメファンだけでなく広いファン層を狙っていたと思うし、それは海外でもそういった狙いがあったように思えるんですが、あくまでanimeとしかとらえられていない結果が残念かなあと。
イベント動画見ても、女性ファンの方が多そうですよねえ。
あっちのヒーローコミックファンからスルーされまくってるのが・・・なんかね。
 :
設定はとても良かったんですけどね。
結局の所彼らが何の為に戦ってるのかイマイチ分かりませんでした。
「こういう設定なら、こういうキャラが出てくるならこんな話が来るだろう!」っていう期待が全部砕かれた感じで
途中からつまらないと言うより勿体ないとしか思わなくなりました。
<記名なし>:
気持ち悪い腐女子アニメ

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