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ドイツで「マーヤ」「ビッケ」「ハイジ」リメイク

ドイツの「studio100」で「みつばちマーヤ」「小さなバイキング ビッケ」「アルプスの少女ハイジ」がリメイクアニメ化されていたようで。


みつばちマーヤ:Maya the Bee (Maya l'Abeille)


アルプスの少女ハイジ:HEIDI

vickie_de.jpg
小さなバイキング ビッケ:Vicky the Viking (Vic le Viking)
ビッケの動画はこちらで見れます

http://www.studio100animation.net/projects/
プロダクションの情報をみると、マーヤが2010年、ビッケが2011年、そしてハイジが2012年に公開されたようですね。
ただ、ギークな方達がせっせと情報あげてくれるものと違って、この手のものは、情報が出にくくて、どういう状況なのかよくわかりません。


また、studio100を「ドイツ」と書いたけど、これらはドイツを中心に活動しているもののstudio100の母体そのものはベルギー。
また、このアニメーションを製作しているstudio100アニメーションスタジオはフランスの会社です。
(ヨーロッパでアニメを製産できる環境はフランスが一番だからか、もしくはフランスにアニメスタジオを作るとフランス政府から援助金や優遇処置が出るからか、よくわかりませんが)

studio100はグループ企業としていくつかサイトがあり、そのうちの総合サイト「studio100media」
http://www.studio100media.com/
主に児童ものコンテンツを多く扱っていて、Libraryから確認できます。

日本制作のアニメも多く
赤毛のアン、ペリーヌ物語、ピコリーノの冒険、不思議の国のアリス、シートン動物記 りすのバナー、アルプスの少女ハイジ、アンデルセン物語、母をたずねて三千里、みつばちマーヤ、あらいぐまラスカル、シンドバットの冒険、小さなバイキングビッケ
などが見受けられます。

そういえば、このstudio100では無いですが、フランスで太陽の子エステバンの続編も作られるし、最近はこういう海外でのリメイク・続編が多いですね。

ロボットものがどうこういう話もあるけど、それより日本で圧倒的に激減したのが、こういう世界名作劇場系の作品群。
そこで思ったのが、海外で高い需要がありつつも、日本でまったく作られなくなってしまったがゆえに、海外自らが作るという動きが出てきたのではないかということ。
こういう海外の動きを見ると、今、日本で何が足りなくなっているのかが見えてくるような。そうでもないような。

か、どうかはわかりませんが。
これらはどれも原作がそもそも外国のものだしね。
そういえば、カリメロのリメイクってのはどうなったのかな?
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コメント

もきち:
今の子供が塾やゲームでアニメを見る暇がないってのが実際のところでしょうけど、
バトルものや販促もの以外での子供用アニメが異様に少ないのが寂しいというか不安というかですね。
でも、これらのリメイクは楽しみです。
野村 一樹:スカポン太、お話があります。
スカポン太、アメリカのFox Box、4Kids TV、The CW4Kidsはすでに終了しており、また、アメリカのToonzaiは今年8月18日に終了しましたよ。 また、今年9月30日にイギリスの「4Kids Entertainment International, Ltd.」における設立は終了しました。お疲れ様でした。
massando:
ハイジはフランスのCatsukaがツイッターで否定的につぶやいていましたね。自分もそう思うと返信しておきましたがw
こういうジャンルが日本でなくなったのは確かであり残念に思いますが、海外がリメイクをするのはアメリカの映画界のように企画の貧窮ゆえという気もします。

通りすが郎:
リメイク「アルプスの少女ハイジ」はあの有名な空中ブランコはないものの、
宮崎駿監督の演出を踏襲している部分がありますね。歌とか子ヤギの雪ちゃんとか。
世界の駿が作り上げたハイジ像から脱却するのは難しいか。駿恐るべし。
リメイクは駿絵を立体化したような感じがあるのが変でかわいい。
スカポン太
>もきちさん
ああ。言われてみれば、今は販促もの多いですね。
昔からそうであったとも思えるけど。
嘆くの簡単だけど、やっぱり社会変化も大きいかもしれないすねえ。
需要に反映されての供給だし。

>野村 一樹さん
どうも。すでに4Kidsは完全に終ってしまったのですね。
Toonzaiも継続するのかと思ってたらやっぱり終ったのか。

>massandoさん
ええ。見ました・・・って、返信したんですかw
まあ特にCatsukaは作画厨なとこがあるので、これは遠く及ばないと思ったとこでしょうなあ。

>通りすが郎さん
かなり日本製の作品を意識して作られたものだと思います。
何年もあの作品を放送し続けているようなので、定着してるというか、もう変える事は無理なくらいになってるんでしょうなあ。
逆にアメリカはその影響下に無いのが面白いとこですけどね。
アメリカのハイジは金髪です。

ゼロセット:
 名劇はもともと海外輸出ありきで作られたシリーズなので、これだけ需要があるのなら日本製のも復活してほしいところなんですが、現在の環境ではいろいろ難しいんでしょうね。
(最近読んだ赤木かん子の本で、児童書に世代を超えた名作があるなんてのはただの幻想だみたいなことが書いてあり、寂しく思いましたが、まあ、実際そうなんだろうな、とも)
 もっとも、作られてもアンの続編とか、あまり積極的に見たいものでもなかったんですが。
 リメイクのハイジはともかく、マーヤはちょっと見てみたいと思いました。水面ツンツン歩きを再現してるのが嬉しいです。CGでもあまり違和感のないデザインだし。もっとカートゥーンっぽくなっても似合うかも。

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