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日本人アメコミ作家「タケダサナ」インタビュー

『マーベル ウォー・オブ・ヒーローズ』魅力のヒミツとは? マーベルが誇る日本人アーティスト、タケダサナ氏に突撃インタビュー
なかなか面白い記事です。

「脚本にコマ割りや構図も文字で記述されているので、その指示に沿って制作しています。」
やっぱりコマ割りの指示まで脚本に書かれているんだ。
まあ、コミック脚本の書き方はつきつめれば「人による」ということになるようですが、それでもこういう細かく指示が入る脚本というのはアメコミ製作ではよく聞くので、これがスタンダードかもしれませんね。

改めて、アメコミというかマーベルのコミック制作システムというのはライター中心なんだなと思いました。
実際コミック作品で「誰の作品」となると、まず名前があがるのがライターですしねえ。
ふむ。今のマーベルの編集長がライターではなくアーチストあがりってのは、やっぱ異例なのかなあ。

カートゥーンではライター専門職もいるけど、アニメーターが物語も考える事が多いです。
だから設定や展開がめちゃくちゃになっても、シーンや見た目、その場その場の面白さが重視されたりも。
(ゆえに、長編化するとややダレることがかつては問題だった。最近はかなり改善されてると思う)
ただ、ワーナーアニメーションスタジオはアメコミのようにライターの力が強いと言われていますね。

そういや知らなかったけど、モバゲーでDeNA&ディズニーによるマーベルヒーローソーシャルゲーム『マーベル ウォー・オブ・ヒーローズ』なんて始まってたんですね。
ディズニーのマーベルゲームってことか。ふむふむ。

そういえば、
渋谷ロフトで「MARVEL ハイデザイン・コレクション」展開催中ですね(11月12日まで)
アベンジャーズやスパイダーマンの等身大人形も展示

>携帯電話DIGNOSがイメージキャラクターにスーパーマンを使用していますよ by 通りすが郎
http://www.kyocera.co.jp/prdct/telecom/consumer/kyl21/superman/index.html
KseraSuperman.jpg
あー。やっぱり赤パンツスーパーマンかあ。
タイミング的に新しい映画のスーパーマンとのコラボみたいなものかと思ったけど、全然関係ないんですね。
赤パンツ無しスーパーマンが浸透する日はくるのだろうか。
ちゃんと(s12)のDCのクレジット入ってるけど、DCコミックはどういうつもりなんだろうか?
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コメント

ビニールマン:
タケダサナさんHP
http://www.sanatakeda.com/

…漫画家というより、イラストレーターな感じですね>タケダサナ(武田佐奈?)さん
そういう人にありがちな、「一枚画は素晴らしいが、動きを表現できず『漫画』としてはイマイチ」な人だからだったりして>脚本にコマ割りや構図も文字で記述されている
通りすが郎:
>DCコミックはどういうつもりなんだろうか?
たった今モーターシティのコメントで、スーパーマンのパチンコが出ていることを知ったのですが。
パチンコのことも含めて、一応DCコミックもマーベルのように日本の市場を開拓しようと思っているのでは?
もしもそうだとしたら一体どういう層をターゲットにしているのかわからないコラボだけど。

そういえば「アベンジャーズ」のDVD発売日が12月19日に決定しましたね。
http://www.amazon.co.jp/dp/B009WJWYYU/ref=cm_sw_r_tw_dp_za8Lqb0Q6198A

本家より先に「ハ〇ンジャーズ」DVDが12月5日に発売されるそうですが(苦笑)。
ttp://www.amazon.co.jp/dp/B009WJWYYU/ref=cm_sw_r_tw_dp_za8Lqb0Q6198A

1月9日には「カ〇ークナイトライジング」発売(苦笑)。
ttp://www.amazon.co.jp/dp/B009KYY7X8/ref=cm_sw_r_tw_dp_4f8Lqb1BCSP8H
真空管:
タケダサナ作品は「DRAIN」と「MsMARVEL」ぐらいしか手元にありませんが
コミックとして上々の出来栄えですよ
(「DRAIN」はイメージコミック発行)
この人の描くアメコミヒロインは皆魅力的ですが
個人的には偽ミズ・マーヴェル(ムーンストーン)を推します
コミティアで配布された同人誌で
グリヒルさんと一緒にヒーローをテーマにしたアンソロジーにも参加されていました
MONDO:
アメコミの制作システムには、スタン・リーが発明した「Marvel Method」というのがありまして、
「簡単なあらすじだけをアーティストに渡して自由に描かせ、後からライターが台詞を書き入れる」
というやり方です。
この場合、アーティストはストーリーテラーとしての役割も負います。
(ファンタスティック・フォーのジャック・カービーなどが好例)

現在は、おっしゃる通り、細かい指定を入れる方法が主流(たまにシナリオが巻末に収録されてたりする)
ですが、今でも極たまに「Marvel Method」で制作されることもあるようです。
また、予想以上のアートを描き上げて、ライターに逆に刺激を与えるアーティストも多いみたいですよ。
おみそしる:
こんな言い方は悪いんですが、Marvelはスタン爺さんが
完全引退するまでは体制は変わらないでしょうね。

ライター主導なのはストーリーに一貫性が出るので素晴らしいことですが、
90年代以降はシリーズが増えすぎて、ライターが仕事過剰気味で作品設定
とかキャラの背景がいい加減になりがちなのが問題ですね。
スカポン太
>通りすが郎さん
いやあ。マーベルだったらせめて映画に近いコスチュームデザインにするだろうけど、DCはなんで映画やコミックのデザインにしないのかなと。
DCはキャラクター管理がいいかげんなのかなと。
まあ、提出したけど、スーパーマンらしくないと却下されたのかもしれませんが。

>Marvel Method
ほほう。
このスタイルはスタン・リーらしい気がしますね。

スタン爺さんはもうマーベルにはいないはずだけど、存在として居続けてるのが動きにくいとこもありそうですねえ。

制作スタイルも時代によっていろいろ変わってきているようで、いつもながら補足などありがとうございます。ためになります。

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