インドアニメ「アルジュンの大冒険~氷の蓮の謎~」見ました
11月23日にカートゥーンネットワークで放送された
『アルジュンの大冒険~氷の蓮の謎~(Arjun and the Adventures of the Ice Lotus)』
カートゥーンネットワーク・インドのインド製TVムービーアニメ。
監督:Md Fuad Zain
「アルジュン」とは インドの叙事詩 マハーバーラタに登場する有名な戦士。
それをベースにしてると思うけど、このアニメ版のストーリー自体はおそらくほぼオリジナル。
伝説のアルジュンを現代的なアクションアドベンチャーとした作品だろう。
修行をしていたアルジュンとその仲間が、人面山羊に導かれ異次元にやってくる。
そこは、ヤキの世界。
ヤキはかつてアルジュンたちと同じ流派で修行していた戦士だが、同門のライバルに嫉妬して「氷の蓮」のパワーを強奪し悪落ち。その時の師匠が命をかけて異次元に封印した男だった。
異次元で力をつけたヤキは復活し、世界を滅ぼそうとする。
アルジュンと仲間達はそれを阻止できるか。というお話ですね。
そこそこ面白かったけど・・・あのクライマックスはどうなんだ?
うーんちょっとたるいか・・主人公地味じゃね?緑の人が主人公でよくね?・・・5人揃ったー・・・ふむ、面白くなってきたかな・・・いよいよラストバトルか・・・え?それで終りかよ!!
て、感じだったかなあ。
アルジュン最後まで地味。というか、アルジュンいらなくね?師匠だけでいいよね。
キャラクターは悪くないんですよ。

左から
師匠の息子で優等生のアシュワサーマ(cv 羽多野渉)。
お調子者のビーム(cv 臼木健士朗)
弓使いの地味な主人公アルジュン(cv 江口拓也)
紅一点スヴァルナ(cv 早見沙織)
問題児ダルヨーダン(cv 細谷佳正)
ダルヨーダンがいいですね。


「んだとコラあ」とかいうスレたキャラで、ほとんどのトラブルはこいつのせい。
アルジュンたちが異次元にいったきっかけもこいつのせいだし、なにかと物語を動かすキャラになってます。
そしてスヴァルナ。


女性は修行できないので、陰から修行風景を見て独学で武術をマスターしたという女の子。天才か!
キャラデザはいいかんじ。かわいい。けっこう気が強いけど。
インドアニメということで、興味をもって見たのですが、日本アニメぽいフランスやアメリカの作品よりも「日本ぽい」という印象。
ここんとこ、よくそう思うけど、このスタイルはほんと日本以外の世界各国でも普通に作れるようになったんですね。
特に日本ぽいと思ったのが口パク。
アメリカの日本アニメスタイルのものは、それっぽくてもやたら口が動いてリップシンクするじゃないですか。
このアルジュンは日本並みに口のパターンが少ない口パク。
まあ、リップシンクにこだわるのは主にアメリカで、それ以外の国ではそこまでではないんだけど。


キャラクターデザインだけでなく、モンスターデザインが特に欧米より日本ぽい気がしたし。
これだったらインド版ハットリくんや巨人の星も違和感無く作れるんじゃないでしょうか。
ある意味、インドアニメへの偏見を無くすにはいい作品かも。
インドアニメといえば「歌って踊って」みたいな感じだけど、アルジュンは歌って踊ってなど皆無。
普通にアニメです。
そうは言っても、雰囲気はむしろBEN10に近いかなーって思いましたよ。
特に、氷の蓮の力を手に入れて悪落ちした今回の敵ヤキ(cv 宮下栄治)

なんか、BEN10の未来ケビンとか、ヴァン・クライスぽいんだよねー。
体型のデザインとかもBEN10ぽい気がするし。
このヤキさん。

100年前に導師リシュモク(cv 廣田行生)の元で、ドローナ(cv 中村秀利)とともに修行していたんですが、ドローナに嫉妬して氷の蓮を無断で手に入れ、そのパワーで悪落ち。

リシュモク師匠は命をかけて、ヤキを異次元に封じる。


異次元に追放されたものの、そこを支配して、力を蓄え復活てことなんですが、この異次元てBEN10の「ナルボイド」っぽいんですよ。ええ。
日本ぽいと思った「アルジュンの大冒険」だけど、CNだけあって、お手本とされたのはBEN10なんじゃなかろうか。
そう考えると、ラストのあっけなさも、BEN10ぽい気がしてきた。
(ネタバレ反転)
なにしろ、アルジュンたちは結局何の役にもたたなくて、アルジュンたちの師匠ドローナが解決しちゃうし。
そんなドローナさんでもかなわないヤキだったけど、
かつての師匠リシュモクがかけた呪い「異次元から出てきたら教えをすべて忘れるだろう」が発動して、力を失い、氷の蓮をコントロールできなくなって自滅。
・・・・これ、何もしなくてもよかったんじゃね????
そしてそのまま終りって・・・意外な展開ではあるけど、この盛り上がりの無さはどうかと。

ちなみにドローナ師匠の必殺技は目からビーム。
ドラゴンボール並に普通に空も飛べる。つおい。
体の白いやつは、サロンパス貼ってるようにしか見えなかったけど。
単発長編としてはそこそこだったけど、シリーズ化した方が面白くなりそうな作品かな。
優等生アシュワサーマ様と問題児ダルヨーダンのかけあいとか、ちょっと良かったので。
ところで、「アルジュン」はインドの伝説のヒーローなので、他でもいろいろと作品化されています。
ちょうど2012年5月にインドで公開された劇場用アニメも「アルジュン」
こちらはCNではなく、ディズニープロデュース作品。
「Arjun」
こっちは、「アルジュンの大冒険」と違って、それなりに伝説に基づいた話みたい。

左から
師匠の息子で優等生のアシュワサーマ(cv 羽多野渉)。
お調子者のビーム(cv 臼木健士朗)
弓使いの地味な主人公アルジュン(cv 江口拓也)
紅一点スヴァルナ(cv 早見沙織)
問題児ダルヨーダン(cv 細谷佳正)
ダルヨーダンがいいですね。


「んだとコラあ」とかいうスレたキャラで、ほとんどのトラブルはこいつのせい。
アルジュンたちが異次元にいったきっかけもこいつのせいだし、なにかと物語を動かすキャラになってます。
そしてスヴァルナ。


女性は修行できないので、陰から修行風景を見て独学で武術をマスターしたという女の子。天才か!
キャラデザはいいかんじ。かわいい。けっこう気が強いけど。
インドアニメということで、興味をもって見たのですが、日本アニメぽいフランスやアメリカの作品よりも「日本ぽい」という印象。
ここんとこ、よくそう思うけど、このスタイルはほんと日本以外の世界各国でも普通に作れるようになったんですね。
特に日本ぽいと思ったのが口パク。
アメリカの日本アニメスタイルのものは、それっぽくてもやたら口が動いてリップシンクするじゃないですか。
このアルジュンは日本並みに口のパターンが少ない口パク。
まあ、リップシンクにこだわるのは主にアメリカで、それ以外の国ではそこまでではないんだけど。


キャラクターデザインだけでなく、モンスターデザインが特に欧米より日本ぽい気がしたし。
これだったらインド版ハットリくんや巨人の星も違和感無く作れるんじゃないでしょうか。
ある意味、インドアニメへの偏見を無くすにはいい作品かも。
インドアニメといえば「歌って踊って」みたいな感じだけど、アルジュンは歌って踊ってなど皆無。
普通にアニメです。
そうは言っても、雰囲気はむしろBEN10に近いかなーって思いましたよ。
特に、氷の蓮の力を手に入れて悪落ちした今回の敵ヤキ(cv 宮下栄治)

なんか、BEN10の未来ケビンとか、ヴァン・クライスぽいんだよねー。
体型のデザインとかもBEN10ぽい気がするし。
このヤキさん。

100年前に導師リシュモク(cv 廣田行生)の元で、ドローナ(cv 中村秀利)とともに修行していたんですが、ドローナに嫉妬して氷の蓮を無断で手に入れ、そのパワーで悪落ち。

リシュモク師匠は命をかけて、ヤキを異次元に封じる。


異次元に追放されたものの、そこを支配して、力を蓄え復活てことなんですが、この異次元てBEN10の「ナルボイド」っぽいんですよ。ええ。
日本ぽいと思った「アルジュンの大冒険」だけど、CNだけあって、お手本とされたのはBEN10なんじゃなかろうか。
そう考えると、ラストのあっけなさも、BEN10ぽい気がしてきた。
(ネタバレ反転)
なにしろ、アルジュンたちは結局何の役にもたたなくて、アルジュンたちの師匠ドローナが解決しちゃうし。
そんなドローナさんでもかなわないヤキだったけど、
かつての師匠リシュモクがかけた呪い「異次元から出てきたら教えをすべて忘れるだろう」が発動して、力を失い、氷の蓮をコントロールできなくなって自滅。
・・・・これ、何もしなくてもよかったんじゃね????
そしてそのまま終りって・・・意外な展開ではあるけど、この盛り上がりの無さはどうかと。

ちなみにドローナ師匠の必殺技は目からビーム。
ドラゴンボール並に普通に空も飛べる。つおい。
体の白いやつは、サロンパス貼ってるようにしか見えなかったけど。
単発長編としてはそこそこだったけど、シリーズ化した方が面白くなりそうな作品かな。
優等生アシュワサーマ様と問題児ダルヨーダンのかけあいとか、ちょっと良かったので。
ところで、「アルジュン」はインドの伝説のヒーローなので、他でもいろいろと作品化されています。
ちょうど2012年5月にインドで公開された劇場用アニメも「アルジュン」
こちらはCNではなく、ディズニープロデュース作品。
「Arjun」
こっちは、「アルジュンの大冒険」と違って、それなりに伝説に基づいた話みたい。
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コメント
- ミラクル:無題
- インドの「巨人の星」が世界まる見えでしてました..3Dでしたし、野球がクリケットですが。
インドスーパーマンもアレだったよーな..