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フランスのかわいい赤毛の子のアニメ「Lucilette Je-sais-Pas !」

Lucilette01.jpg
フランスTVアニメ「Lucilette Je-sais-Pas !」
主人公は空想好きな変な赤毛の女の子「ルーシレッテ(Lucilette)」のドタバタ日常もの。
英語版のタイトルは「Lucy June - I don't know」
(名前がルーシー・ジューンに変わってる)


そのパイロット版
 


監督:Josselin Ronse
制作はフランスのアニメスタジオ「Toon Factory
制作ツールはFlash。

「パイロット版」というだけあって、TVシリーズ化を予定しているものの、まだ企画段階のようです。

Lucilette02.jpg
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ルーシレッテちゃんもかわいいけど、クラスメイトのこの子が気になるぅ。

表情とか絵柄の感じがすごく今時のフランスのマンガぽいなあ。
フラットな線に、ふにゃふにゃした口もとの表情とか。
アメリカのカートゥーンではあまり見かけない表情付けと言いますか。

ShurikenSchool_lol1.jpgShurikenSchool_lol2.jpg
例えば「手裏剣スクール」
bikkuriMF_lol2.jpgbikkuriMF_lol1.jpg
「びっくりマジックファミリー」とか。
他にも「Wakfu」や「オーバンスターレーサーズ」でもこういう感じの崩れ方をする。
なんというか、非立体的な記号としての独立した口のゆるい表情といいますか。

アメリカの「日本のアニメに影響された」という絵柄とはまた別なスタイル。

ルーシレッテは、それらよりもっと「フランスの少女雑誌などに掲載されているイラストやマンガ」なテイストなので、すごく「フランスぽい」と感じるんですよね。

と、自分は思ったのですが、「クレヨンしんちゃん」ぽい。という感想も聞いて、ああなるほどと。
Lucilette04.jpg
こういう感じとかかしら。

クレしんぽい、というので自分が思い出すのは
juegos de pok y mok
フランスアニメ「POK & MOK」



口の感じだけでなく、へにゃっとした目なんかもフランスでよく使われるギャグ目ですね。

言葉で表現するのは難しいんだけど。80年代の日本のギャグもののデフォルメが独自に継承されているって感じもする。
いつごろから、フランスではこういう感じが流行りだしてたんだろう。
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コメント

通りすが郎:
本当に日本の80年代ギャグアニメがカートゥーン化したようだ。
しかもアメリカが日本の要素を取り入れたカートゥーンよりフランスの方が違和感ない感じでスムーズ。
ミラクル:そういうのもハンド・デ・シネですか
ディック・グレイソン誕生日おめでとー!

ここで日本漫画に物申します。
娯楽に拝金主義っていってはイカンよなー。日本の漫画でも打ち切りの多かったりしたので…
原作(漫画)のテンプレート化への指摘は数年前にアニメディアでみました。
りぼん の種村(カラー表紙しか描かない漫画家)がモノクロ表紙かいたり、1P6コマという少女漫画規定が白紙になるなり日本の漫画が萬画になれる余地はまだあると考えてます。

「Jaydick」 http://m.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=34230966
Jibril:
可愛いけどフランス語じゃ何を言ってるのかさっぱり……

ちなみに今日はジョン・デ・ランシーの誕生日のようです。IMDbでLucilette調べようとして知りました。
だけどLuciletteの項目はなし……まだ企画段階といえIMDbはフランスのカートゥーンのデータが足りないような
びっくりマジック・ファミリーもありませんでしたし
ヨーロッパの作品じゃ仕方ないのかもしれませんけど
真空管:
双葉社やぶんか社が出していた
90年代頭の主婦向け漫画誌を個人的に思い出しました
クレしんとかぽよぽよザウルスとかノンタンとか…
でもなんだかこのトレイラーを見てると元気が出てきますね
案外こういうのに飢えてたのかも

ディック誕生日おめでとう!
スカポン太:
>クレしんとかぽよぽよザウルスとかノンタンとか
ってのはよくわかります。
ここの会社は「チーズスイートホーム」のフランス語版も手がけているし、実際に路線がそういう方向なのかも。
http://toonfactory.fr/serie_fiche.php?id=2012-10-18_15-03-31

そして、そういう嗜好やそれらの購買層というのが日本とよく似た形で存在していると考えてもいいかもしれません。
アメリカの場合「異質なもの」としてカルチャーギャップとともに入ったけど、ヨーロッパはマンガやアニメのテイストはもっと自然なものだったのかな。なんて思ったりも。

>IMDb
IMDbはまあ、やはりアメリカ中心ですからね。映画ならともかく、なかなか難しいかな。
それでも以前よりヨーロッパ方面の情報もわかるようにはなってきてて、ネットの発達はありがたいですねえ。

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