カーズの飛行機版「Planes」新トレーラーと最近のディズニーピクサー

　
DisneyToon Studioは、リトルマーメイド2など、ディズニーの2ものを多く手がけてきたスタジオ。
ちょうど「ティンカー・ベルと月の石」などが、もともとDVDスルーだったものが、日本などでは劇場公開されたパターンに近いですね。
今回はめずらしく、北米でも小規模ながら劇場公開となったようで。




ジョン・ラセターは、ディズニーの2ものやビデオスルー作品を批判し制作停止させる。
さらにプリンセスものやおとぎ話ベースの作品制作も停止。

その後どうなったかと言うと
ピクサーがプリンセスもの「メリダとおそろしの森」を制作。
そして、ピクサーのメリダが「ディズニープリンセス」に。

ディズニーは「シュガーラッシュ」を制作。なぜかピクサーの「トイストーリー」とからめて宣伝される。

一方ピクサーは映画で続編ものを連発。さらに、TVスペシャルのトイストーリーを秋に公開予定。
そしてついに、ピクサー作品のスピンオフがビデオスルーで。しかし制作はディズニーのスタジオ。

もう、わけがわからないよ！！！

結果として面白ければなんでもいいんですが、ディズニーとピクサーをわけてる意味はあるのかしら。

まあ、なんといいますか。
「DisneyToon Studio」の制作ってティンカーベルのシリーズに代表されるように、商品の方に密接な関係があるのですよね。
マイリトルポニーやトランスフォーマーなどに近い。
そして同様にアニメのスタッフがどう思ってるかは別として、ティンカーベルなどは、「ティンカーベルのフェアリー玩具」を売る為の販促企画から出てきたもの。

そして「プレーンズ」。これも玩具企画からのものかと。

ピクサーは映画の評判はよくても、玩具やグッズがあまり売れないというのが定番。
そのうちの例外が、トイストーリーとカーズ。カーズ玩具は北米ではよく売れました。
ただ、カーズ2以後大暴落（映画トランスフォーマー３以降トランスフォーマー玩具が大暴落したのに近い）
そこで出てきたのが、この「プレーンズ」って話。

マーベルヒーローやスターウォーズをディズニーのアニメスタジオが作ることに対して特にあれこれ思う事は無いんだから、ピクサー作品をディズニーが作ったって別におかしくは無い。
・・・はずなんだけど、どうしても釈然としないひっかかりを感じちゃうんだよなあ。