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海外と日本アニメの制作費

メメ太ァ日記経由で、日米アニメ制作費一覧

「製作費」という場合、広告料だとか諸々の予算含めた費用、
「制作費」という場合、実際のアニメ制作にかかる費用、
「予算」という場合、あくまで割り当てられた予算の額(1500万の予算だが実際には3000万かかっていて、赤字分はDVD収入でまかなうという場合もある)
と、いう風に使い分けているみたいですかね。

だからケースバイケースでピッタリな比較ではないのだろうけど、日米比較した場合そんなのは誤差にすぎないといえるくらいのひらきっぷりですね。

エヴァの625万円は安すぎだろ。これホントかしら?

 1965年 スーパージェッター      230万円
 1966年 Marvel Superheroes    648万円

 1994年 ダーティペアflash       1660万円
 1994年 スパイダーマン.         4120万円

 1998年 カウボーイ・ビバップ    2000万円
 1999年 Futurama            1億円
 2000年 ワンピース.          1000万円
 2001年 Invader Zim.           1億4400万円
 2004年 Dragon Booster.       5450万円
 2004年 シンプソンズ.          1億6千万円

 1998年 ミュウツーの逆襲.      3億円
 1999年 となりの山田くん.      23.6億円
 1999年 アイアン・ジャイアント    54億円
 1999年 ターザン.             169億円

インベーダージムがそんなにかかっているとは思わなかった。

トータリースパイズが一話あたり4000万円だったっけ?多いなあと思ったけど、こうしてみると海外アニメとしては低予算の部類なんだろうか?いや「普通」かなあ?
ジムがシンプソンズ並というのが異常な気がする。
やつら妥協しないで作ってそうだものなあ・・・ 打ち切りの裏側には制作費の問題もあったのかも。
最近のFlash制作作品がいくらくらいなのかが気になります。
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コメント

土地神:
ZIMかけすぎ…打ち切られるわけですね。ということはティーンロボットも…?
ゆずのきB佳:
誰か麻生くんに教えてやって下さい。
真空管:
日本の場合、動画担当のアニメーターに支払われる報酬が労働基準法違反並みに安いという話を読んだ事があります。日本側の制作費が安い理由がそこにあるのだとしたら、米国側の制作費の方が妥当なのかも知れません。
戸帆:
トイ・ストーリーが他と比べると安いのが少し意外です。
ターザンがすごい。
スカポン太:
ティーンロボットとかいくらかけてたのかなあ・・・
なんとなくサムライジャックは高そうな気が。

動画の値段が安いからというよりは、予算が少ないから動画の値段が安くなってしまうという流れですかね。
とはいっても、最近の海外アニメも動画は安い国に下請けに出していたりするのが主流なので、そもそもの「作品を作る」というところでの認識の違いがあるかもしれません。


ターザンの制作費とびぬけてますよね。
あのなんとかかんとかっていう背景動画がすごくかかったんではないでしょうか。
あと、海外のアニメ制作費は、「製作費」宣伝代こみの値段で計上されてるんじゃないかなと。
黒イルカ:海外の動画
カートゥーンの場合「原画」や「動画」が人の名前で表示されているのを見たことがないです。
アニメーション制作はすべて海外のスタジオ(台湾とかオーストラリアとかの下請け)に任せてしまっているんじゃないかと考えられます。
アニメーションディレクターというところには毎回アメリカ人のスタッフが明記されているので、そのディレクターが動き関係を統括しているのでしょうね。その人は、現地に赴いているのだろうか…?それともあがってきたものをチェックするのだろうか…?
一人で一原をやってるとも考えにくいし…(あの枚数だし)
どんなシステムになっているのか非常に気になります。
日本とは全く違うシステムなことは伺えます。
スカポン太:
>アニメーション制作はすべて海外のスタジオ
ですね。
だから単純に動画のコストだけ比較しても、根本的にズレている気がします。
スケジュールの問題もあるのかも。
当然時間かけるほうが、その間の人件費が上がるわけで。
アニメーターレベルじゃなくて、ディレクターレベルでも相互交換とかあったらいろいろわかる気がするんですけどねえ。
真空管:
>予算が少ないから動画の値段が安くなってしまう
>動画は安い国に下請け
故手塚先生が日本初のテレビアニメを制作した際、業界の独占を狙って(他のプロダクションの参入を防ぐ為に)テレビ局から一本当りに提供される資金を極端に安い値段に設定してしまい、その弊害が現在まで続いており、結果現場で最も地位の低い動画マンにしわよせが来てしまう。
という話を聞いており、又、労働環境改善の為「映演労連フリーユニオン」なる組織が結成された事を知った直後だったので、あの様な発言をしてしまいました。
米国アニメも動画を下請け任せにしているのなら(この認識が私には有りませんでした)、確かに動画に対する報酬で制作費の差を論ずるのは的外れですね。すいません。
ちなみに日本芸能実演家団体協議会なる組織の調査によると、日本のアニメーターの平均収入(テレビアニメの場合)は
原画担当:月収187,000円(月250時間労働・50カット)
動画担当:月収94,000円(月250時間労働・500枚)
だそうです。
スカポン太:うわ凄い現実
安い安いとは言うけど、やっぱり数字にすると重いですねぇ。
原画になっても、普通の会社のぺーぺー賃金・・

原画以上スタッフの賃金差が大きいのでしょうかね?
それか、スケジュールにも余裕があるため、動画に関してのリテークが多いのかも。(動画費は同じでも、クオリティ上げるために時間をかければやはり相対的に費用はあがりますから)

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