カートゥーンネットワーク・プロダクションズ・ジャパン
米アニメ専門チャンネル「カートゥーンネットワーク」を日本で運営するジャパン・エンターテイメント・ネットワーク(東京・中央、高橋孝喜代表取締役)は、子供向けアニメで日本からの調達を強化する。クリエーターの発掘と、製作技術の吸収を担当する新部門を設立。番組購買と合わせ、独自作品の米国放映を増やす考えだ。カートゥーンネットワークに日本アニメ調達新部門(アニメ!アニメ!)
日本製アニメ、米への供給拡大(日経産業新聞)
ちょっとややこしいけど、アメリカで放送するためのANIME作品を直接製作するための「窓口」を日本CN内に作ったってことですかね。
ちょうどマーベルコミックが日本人アーチストスカウトのための窓口を日本国内に作ったのと似てますね。
ビッグオーのシーズン2のから始まって、もうじき始まるPPGZときて、ついにここまできましたか。
「海外と日本アニメの制作費」を書いてすぐのニュースなんでタイムリーですね。
CNが直接スポンサーになるってことは、この製作費レベルで作られるってことなんでしょうか?マジ??
それかこの値段だったら、権利料払うよか自分とこで製作資金だしたほうがよっぽど安くあがるとでも考えたか。
どのみち、このままの製作費でも代理店挟まない分、制作費はアップするような気がしますよ。プロダクションにとってはいい話のように思えるけど・・・どうなんだろう?
でも、モンキーチームがすでにそんな感じなんだよなあ。
でもよく見ると、アメリカ資金で日本プロダクションに依頼ではなく、アメリカでANIMEを作るための、スタッフのヘッドハンティング部署、とも読めますね。って、いやむしろそれか?
ワーナースタジオかカートゥーンネットワークスタジオにANIME専門製作部署を作って稼動させてゆくための布石。
となると、アメリカのアニメスタジオで働きたいという人向けの窓口であって、結局日本の製作システムは変わらずそのまま・・・かも。
うん、そんな気がしてきた。いや、そうだ。
これは日本アニメ作品ではなく、日本のアニメーターの人材確保のための窓口ですよ。どうだろうか?
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コメント
- 土地神:
- 資金は伊藤忠とワーナーのアニメファンド30億円が中心になると思うので投資という意味合いが強いんだと思いますね。
だからアメリカへの人材窓口と、日本のアニメスタジオへの資金提供の二面作戦なんじゃないでしょうか。
資金は出すけどCNJでは作らないと。だから製作ではなく「調達」だよと。
ちょっと前に権利部門ができましたけどあれが伏線だったんでしょうなぁ。
制作費はどうなんだろう…上がらないような気も。
- スカポン太:
- うん、そうですね。少し冷静になって俯瞰してみると、確かに「調達」ですね。
いままでも似たような業務も兼ねていたんだろうけど、基本業務はあくまでも「代行放送」だったから、ここにきて改めて専門部署を作ったということでしょう。
>あれが伏線
ですね。ライセンスを借りるんじゃなくて、ライセンスを保持する戦略というか。
でもいずれはカートゥーンネットワーク・スタジオ・ジャパンというのも出来るかもよ。ディズニーはそうだったっけ?