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TF2010の精神病院から日米アニメの変化をちょっとだけ考えてみたがグダグダになったでござる

>日本アニメで精神病院といえばかの「チャージマン研!」の「恐怖!精神病院」ですかね
他には「トランスフォーマー2010」の「クモの巣惑星」が浮かんだけどよく考えたらトランスフォーマーってストーリーは海外主導だよなぁ…


先の記事のコメントでも多くよせられていたのが、トランスフォーマー2010 #17「クモの巣惑星」ですね。

「頭がイカれたとしか思えない人をいつまでもリーダーにしておけねえ」
キチ○イだと思われたガルバトロン様が精神病院惑星「トーキュロン」に送り込まれて治療をうける話。
TF2010_17_01.jpgTF2010_17_02.jpg
「ガルバトロンくん。気を楽にして心にうかんだこと言ってごらん」
「離せえ。このワシを虹色にしろぉぉぉ」

「・・・やっぱりイカれているんだ・・・ガルバトロン様ぁ!」

TF2010_17_03.jpg
開脚セクシーポーズの後、虫姦されるガルバトロン様。

トランスフォーマーはしょうがないとして、気になるのは「チャージマン研!」の方ですね。
 
つまり、昔は日本でも精神病院ネタは普通にあったと。(チャー研がそもそもおかしいというのは別として)
天才バカボンとかでもあった気がするなあ。マンガ版だけかもしれないけど。
そして、俗に昔は「キチガイ病院」とも言われたものです。
それがいつしか「キチガイ」という言葉が禁じられ、精神病院ネタもタブーとされ、日本ではネタになることはまれとなった。

カウンセリングの日常性から北米アニメの方が、今でも頻度が高いとはいえ、昔は日本のアニメとカートゥーンもかなり近かったことを実感します。
それぞれの国ごとの社会の違いによる独特の規制などから、それぞれ独自の発展をしていって、気がつけば大きな違いとなり、90年代頃に数多くの日本のアニメが北米で紹介された際に、「同じアニメーションなのにまったく違うもの」という驚きがあり、以後「Cartoon」と「ANIME」は別物とされた。

kabatotto02.jpgkabatotto01.jpg
今日本CNでも放送されているハクション大魔王なんか、まさにカートゥーンですが、同じタツノコの「カバトット」などはもっとカートゥーン。
時間も5分程度と短く、ナンセンスなギャグもの。


Yatterman01.jpgYatterman02.jpg
そして「ヤッターマン」
以前、「アニメ内ミュージカルの考察」で考えた、カートゥーンはSHOWで、アニメはドラマ的ってことなんですが、このヤッターマンは「SHOW」ですね。

だから、ドロンボーたちは劇中で歌い、挿入歌も多く、「全国の女子高生の皆様」とボヤッキーは観客を意識したメタ発言を自然にする。
タイムボカンシリーズからして、作品は変わっても、3悪は同じという、スターシステム。
「コメディアンが役を演じている」に非常に近い。

昔は日本のアニメもSHOW的なものも多く、ミュージカルとまではいかなくても、「急に歌うよ」が奇異ではなかったと思われる。
こういうSHOW的なことができるのは、TVアニメオリジナルならでは。
マンガ原作では非常に難しいし、SHOWにはなりにくい。(原作から逸脱してほぼオリジナル状態のアニメならまだ可能)

というわけで、日本のアニメがSHOW的でなくなったのは、マンガ原作アニメが主流になったことが大きい。
・・・と考えたが、それだけではないかもしれない。

日本のTVからSHOWが消えて行く。

タイムボカンシリーズ が終るのが最終作「イタダキマン」の1983年。
そして
ドリフターズの「8時だョ!全員集合」が終了したのが1985年。
萩本欽一の「欽ドン」「欽どこ」「週刊欽曜日」などが一斉に終るのも1985年あたりだ。

これは偶然ではない。

80年代でマンガやアニメだけでなく、TV番組が変わったのだ。
もちろん、変化は徐々におきたものだが、80年代の変化はとにかく大きい。
すべてのものを古くさせてしまったくらい。

こういう変化は日本だけでなく、アメリカも同様。
「バットマン:ダークナイト・リターンズ」1986年
「ウォッチメン」1986年

この流れはあの陽気なタートルズすらハードで暗いものに変えてしまったほど。
タートルズ シーズン8

ただ、アメリカでは揺り戻しもおきて、古いSHOW的なTVアニメが復活する。
1989年「ザ・シンプソンズ」
1991年「レンとスティンピー」
1993年「アニマニアックス」


・・・・まずい。思いつくままに書いてたら、だんだん何が言いたいのかわからなくなってきた。

大慌てでまとめてみると、80年代にアニメもカートゥーンもマンガもコミックも大きく変化し、その違いも大きくなったが、その変化をマンガやアニメだけ見るだけではわからない。
しかし、それらが含まれる社会や文化まで広げると何か見えてきそう。
・・・ということでいいかなあ?


あと、こうやって書いてみて思ったことなんだけど、日本(マンガ/アニメ)とアメリカ(コミック/カートゥーン)の比較とかたまにあるじゃないですか。
あれって、年代をある程度合わせないと意味無いんじゃないかなあと。
40年代のアメコミと、2000年代のマンガを比較するのはナンセンスというかね。
日本にしてもアメリカにしても時代が違えば別物というくらい違ったりするので、結局なんの比較にもなってないという。
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コメント

りおこ:
こんばんは
ここまで話が広がり驚いています
やはりチャー研がでたかとは思いましたが

そして80年代に一体何かあったのか私も気になります。

そういえば2000年代の日本のアニメでもSHOW的な回が含まれる作品があったことを思い出しました(ロックマンエグゼアクセスのミストマン回とかテニプリのパロディ回など)


では
土地神:
日本の場合、それまで作者や演者の才能やセンスまかせで自由気ままに作られてきたいろんなものが、視聴率や売上といった経済的なフィルターにかけられてフォーマット化され始めたのが80年代なのかもしれませんね。

あと80年代といえばフジテレビが時代の原動力として中心的な役割を果たしていたと思います。「ひょうきん族」が「パロディコント」「笑い声をつけ足す」「芸人同士の内輪ネタ」といった、その後のバラエティ番組につながるフォーマットを生み出したり、ジャンプマンガを次々にアニメ化して原作付きアニメを主流にしたり(これがどんどん加速して確かオリジナルTVアニメは89年頃にいったん、一本もなくなったような)。「イタダキマン」でフジテレビとタツノコプロとの蜜月が終わったのも何かの象徴のような気がします。
はりはり亭:
歳だけ食ってるおっさんの感じで言うと、1980年代、特に半ばごろから、今の日本に直接つながる社会のかたちが出てきたような気がします。50年代や60年代の映画なんかみると、私も多少引っかかってるにもかかわらず、「これはどこの国の話なんだろう」と思うことが良くあります。そういえばクレージーキャッツもドリフも映画で歌って踊っていました。
アニメで言うと「風の谷のナウシカ」「うる星やつらBD」「劇場版マクロス」がまとめて1984年。この年に「くりいむレモン」も始まってます。「Zガンダム」が翌85年。第二次オイルショックが79~80年。バブル景気が1986年から。確かにこのあたりで何かが決定的に変わったのでしょう。とはいえこれ以上はちゃんとした考察ができる人に任せるしかないなあ。
精神病院関係で私の年代が思い出すのは「狂鬼人間」問題ですが、どうも調べてみたら(といってもwikipediaを見ただけですが)この作品が問題視されるのもなんかぐだぐだな、理由がはっきりしない感じで、日本における「規制」というものを考えさせられます。
まあ、年よりの感覚からいっても、スカポン太さんの考えは間違ってないかと思われます。
帰まん:
そういや宇宙大作戦(スタートレックTVドラマ第一作)で、『宇宙の精神病院』ってタイトルの回があるんですけど、スーパードラマTVの再放送で二年くらい前にみたとき、タイトルがまったく別物にかわってた覚えがあります。
どうも『精神病院』って単語もアウトみたいですな…
チャンネルにもよるんですが、時代劇専門チャンネルは昔の作品でバンバン放送禁止用語が出てくるけど、『オリジナルを尊重し、放送当時のまま放送いたします』的なテロップを最初に出してるからセーフなんでしょうか…
どうも昔の作品を再放送することに関する、規制とか倫理規定とかがよくわかんないんですよね…
カートゥーンネットワークってどうでしたっけ?
くろみつ:
ゴジラ映画の映像特典で「昔は秘境の部族の群舞のようなエンターテイメントや色気が不可欠だった」とか
そういう話をしていた事を思い出しました。

女児向けアニメが歌と踊りが中心になりつつあるし、日本でもジワジワと回帰が来るかも……?
ドタバタコメディのマイメロ・ジュエルペット系と、アイドル系アニメとが融合すれば、あるいは!
スカポン太
どのコメもすごく参考になります。
つい筆がのって話が広がっちゃったけど、軽く語るには荷が重かったです。

>土地神さん
経済的な変化の視点はおもしろいと思います。
むしろ商業作品てそれに影響されることが大きいですしねえ。
今の深夜帯アニメなどは「DVDで回収」という経済スタイルがないと成り立たないものだったりしますし。
ジャンプマンガのアニメ化ですが、たしかドクタースランプの頃はむしろ「アニメを見て満足してマンガが売れなくなる」と出版社が思っていたとこがあって、アニメ化はあまり積極的ではなかったと思います。
それが、実際にはアニメが受けるとマンガも売れる、ということに気がついて、確かそこから積極的にアニメ化推進していったような。
ドラゴンボールが確かやはり80年代中期だったような・・・

>はりはり亭さん
見事にその時期にまるかぶりですねえ。
やはりここで様々な事が大きく変わったというのは、間違いではないと思っていいですよね。
そういえばバブルが始まるのもちょうどこの時期だったかな。
80年代中期って振り返ると激動すぎる・・・

>帰まんさん
あ、精神病院も今はアウトなのか。
カートゥーンネットワークでも虫プロの古い作品を放送する時には「放送当時のまま〜」うんうんて出る時があります。
うーん。話はそれるけど、今時代劇が作りにくいのは、そういう放送禁止用語的な部分もあるかもしれないですなあ。

>くろみつさん
本編には無くとも、EDで歌と踊りという、別の形でのエンターテイメント性復活ととれたりしますね。
回帰は古典の復活でもあるけど、同じ形ではないというあたり。

アニメに関しては、今は他のTV番組などの影響より、ネット動画からの影響がもっとありそうな気がします。

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